今回は洋画初心者の方におすすめしたい
間違いなしの作品をご紹介します。
ふだん洋画を観ない方でも観やすく、
かつ、洋画の楽しさを存分に楽しめる
25作品を厳選しました。
【初心者はまずこれ】おすすめ洋画25選!
1.「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985年)
科学者ドクのタイムマシンで、
1985年から1955年にタイムスリップした
高校生マーティ。
そこで出会った高校生の母親が
なんとマーティに恋をしてしまいます。
変えてしまった過去の出来事を元に戻し、
もとの世界に帰ろうと奮闘する
マーティの活躍が描かれます。
1980年以降、
ハリウッド映画を牽引してきた
ロバート・ゼメキスと
スティーヴン・スピルバーグの
最強タッグによるSFエンターテイメント大作。
タイムスリップのSF要素以外にも、
友情、ロマンス、コメディ、
アクション、スリルなど
映画ならではの要素が
ギュッと詰まった最高傑作です。
古い作品ではありますが、
まずは押さえておきたい一作です。
2.「トップガン」(1986年)
世界最高のパイロットたちを養成する
訓練学校「トップガン」。
希望を胸に入学したマーヴェリック。
相棒のグースやライバルのアイスマンなど、
若きパイロットたちの過酷な訓練や
友情、恋愛などが描かれる
青春映画です。
トム・クルーズの出世作であり、
ハリウッドのヒットメーカー、
ジェリー・ブラッカイマー制作の
80年代を代表する作品。
2022年に続編が公開されると、
1作目から36年ぶりにもかかわらず、
社会現象となるほどの大ヒットを記録。
絶対的な人気を誇る名作です。
3.「フォレスト・ガンプ/一期一会」(1994年)
知能指数は若干低いけれど、
足の速さと美しい心は誰にも負けない
フォレスト・ガンプ。
その長所を生かした数奇な人生が
綴られる心温まる人間ドラマです。
フォレスト・ガンプの半生を
アメリカ現代史と重ねながら描く
素晴らしい脚本と、
トム・ハンクスの巧みな演技。
文句のつけどころがない名作として
愛され続けている作品です。
爽やかな感動と余韻に浸れる良作です。
4.「ユージュアル・サスペクツ」(1995年)
麻薬密輸船が爆破され現金9100万ドルが奪われ、
27人が死亡する事件が発生。
警察は唯一生き残った男キントを尋問し、
謎の大物ギャング「ソゼ」の存在を
知ることになります。
クライムサスペンスの代表的な作品。
先が読めないストーリー展開と
個性派俳優たちの演技に
引き込まれます。
登場人物が多いですが、
それぞれ個性的なので、
見分けがつきやすいです。
予備知識を入れることなく
鑑賞することをおすすめします。
5.「ショーシャンクの空に」(1995年)
無実の罪により、
ショーシャンク刑務所で
20年もの時間を過ごしたアンディ。
彼はついに冤罪を晴らす
重要な証拠を掴むのでした。
どんなに辛い人生の中でも、
希望を見出すことはできる
という普遍的なテーマを描いているので、
人々の心に刺さり続けているのでしょう。
また、ただ爽やかな部分だけではなく
ダークな部分も織り込まれているので、
深みと見応えのある作品になっています。
6.「L.A.コンフィデンシャル」(1997年)
1950年代のロサンゼルス。
元刑事たち6人の男女が惨殺される
事件が発生。
捜査にあたるロス市警の3人の警官が、
警察内部の汚職に直面するのでした。
巧妙に練られた脚本で、
最後まで目が離せない
ハラハラドキドキの展開。
渋すぎる個性派俳優たちと、
キム・ベイシンガーの紅一点の輝き。
そして、クラシカルな50年代のロスの雰囲気。
これぞ映画と思える、
大人のクライムサスペンスです。
7.「タイタニック」(1997年)
豪華客船タイタニック号で出会った
画家志望のジャックと
上級階級の娘ローズは、
身分が違いながらも
燃えるような恋に落ちます。
タイタニック号の悲劇と並行する
二人の燃え上がるロマンスが描かれます。
世界中で社会現象を起こし、
日本でも大ヒットした作品。
映画を観たことがなくても、
セリーヌ・ディオンの主題歌や
レオナルド・ディカプリオが演じたジャックを
知っている方は多いでしょう。
ジェームズ・キャメロン監督が描く
タイタニック号の壮大なスケールに
圧倒されます。
3時間15分と上映時間が長いですが
観ておくべき名作のひとつと言えるでしょう。
8.「アルマゲドン」(1998年)
巨大隕石が地球に接近し、
人類破滅の危機に直面。
この危機を脱する唯一の方法は、
隕石内部核爆弾を仕掛けて爆破すること。
その任務を遂行のために選ばれたのは、
石油採掘のプロたち。
人類を救うために立ち上がった
男たちの過酷なミッションに挑みます。
愛する家族と人類を救うために
命をかける男たちが活躍する感動作。
やや大味ではありますが
ハリウッド映画らしい
一級エンターテイメント大作です。
ストーリーも泣きどころもわかりやすいので、
洋画初心者の方におすすめの作品です。
9.「シックス・センス」(1999年)
10年前に患者から襲撃された過去をもつ
小児精神科医マルコム。
復職した彼は、
少年コールの
カウンセリングを担当するのですが、
彼には「死者が見える」という
秘密を抱えていました。
斬新なストーリーと不思議な映像美で魅せる
M・ナイト・シャマラン監督の出世作。
彼の作品の中でも観やすくわかりやすい作品です。
謎解きミステリー要素と、
死者の描写によるホラー要素もあり、
見応えのある作品に仕上がっています。
10.「ライフ・イズ・ビューティフル」(1999年)
妻と可愛い息子と
幸せな生活を送っていた、
ユダヤ系イタリア人のグイド。
しかし家族3人で、
突然強制収容所へ収監され生活は一変。
怯える息子を守り、
懸命に生き延びようとする
グイドの姿が描かれます。
生々しい収容所の描写はありますが、
救いとなるシーンも多いので、
比較的観やすい戦争映画と言えるでしょう。
イタリアのチャップリンと言われる
ロベルト・ベニーニは、
観ておくべき俳優の一人です。
11.「キャッチミー・イフ・ユー・キャン」(2002年)
両親の離婚をきっかけに家を飛び出し、
生活のために詐欺を始めたフランク。
やがてパイロットに成りすまし、
小切手を偽造する詐欺を
繰り返すようになります。
一方FBIのベテラン捜査官ハンラティは、
巨額小切手偽造詐欺事件の捜査に乗り出します。
スティーヴン・スピルバーグ監督、
レオナルド・ディカプリオと
トム・ハンクスの共演。
ハリウッド映画に欠かせない3人が
集結しているということで、
おさえておきたい作品です。
ディカプリの作品は難解なものが多いですが、
本作はサラリと観れる内容という点も
おすすめ要素です。
12.「スパイダーマン」(2002年)
幼い頃に両親を亡くし、
伯父夫婦に育てられたピーター。
気が弱く冴えない高校生の彼は、
片思いの女の子に気持ちを伝えることも
できずにいました。
しかしある時、
特別なクモに刺された彼は
スーパーパワーを得ることになります。
様々なスパイダーマン映画がありますが、
本作はその1作目。
アメコミ原作の映画の地位を
確立した作品でもあります。
弱者がスーパーパワーを得て悪を倒す
というシンプルながら痛快な展開。
スパイダーマンの魅力を楽しむためには、
まずは本作からトライすることおすすめします。
13.「ラブ・アクチュアリー」(2003年)
秘書と恋に落ちてしまう英国新首相デビッド。
失恋の傷心旅行に出かける作家のジェミーをはじめ
総勢19人の男女による、
ラブストーリーを描いた群集劇作品です。
クリスマスシーンのロンドンを舞台に、
壮大な愛の物語が交差します。
登場人物が多い群集劇ですが、
年齢や身分などが
バラバラなキャラクターなので、
混乱せずに観れるでしょう。
それぞれの恋物語が、
少しずつ繋がっていく
面白さもあります。
クリスマスシーズンに観たい
素敵な恋愛映画です。
14.「ホリデイ」(2006年)
ハリウッドの映画予告編製作会社の社長アマンダと、
ロンドン郊外に住む新聞記者のアイリス。
同じ時期に失恋した二人はネットで出会い、
一定期間、家を丸ごと交換する
「ホーム・エクスチェンジ」をすることに。
全く環境の違った場所で生活を始めた二人は
それぞれの場所で新たな恋に出会います。
キャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレット
という2大人気女優が贈るラブコメディ。
お相手は、
ジュード・ロウとジャック・ブラック。
映画を観終わった後、
この4人の俳優が、
きっと好きなっているでしょう。
お決まりのラブストーリーなのですが、
その定番さが爽やかで心地よく、
何度も観たくなる清々しさがあります。
15.「プラダを着た悪魔」(2006年)
一流ファッション雑誌「ランウェイ」の
悪魔のような編集者ミランダ。
彼女の部下として働くことになった
ジャーナリスト志望のアンドレア。
地獄のようなミランダに耐えながら
自分の道を切り開こうとする
アンドレアの奮闘を描きます。
貫禄のメリル・ストリープと、
フレッシュなアン・ハサウェイが
絶妙なコンビネーションを見せる本作。
テンポ良く進み、
わかりやすいストーリー展開なので、
力を抜いて見れる作品です。
おしゃれなファッションが
楽しめる作品でもあるので、
目の保養にもピッタリ。
16.「トランスフォーマー」(2007年)
自動車や人型ロボットに変形できる
金属生命体「トランスフォーマー」
善と悪に分かれて戦いを繰り広げていた彼らが
地球にも襲来。
人類侵略を開始しようとしていました。
主人公サムが買った車も、
金属生命体のひとつであることがわかり、
人類とトランスフォーマーたちの
戦いに巻き込まれていくのでした。
監督をマイケル・ベイ、
製作総指揮をスティーヴン・スピルバーグ。
ハリウッドを代表する二人が手掛ける
一級SFアクションです。
車がロボットに変身するシーンは圧巻。
公開当時は、
今までにない斬新な映像ということで
大きな話題になりました。
本作はその後シリーズ化され、
現在も続いていますので、
まずは記念すべき1作目を
チェックしておきましょう。
17.「アバター」(2009年)
22世紀の地球。
人類は衛星パンドラにある希少な鉱物を得るため、
そこの住むナヴィ族と
人間を混ぜ合わせた「アバター」を作り、
彼らの生活に潜入する計画を立てます。
この任務に抜擢されたジェイクは
作戦を遂行します。
しかしナヴィ族の王女と恋に落ちた彼は、
ナヴィ族を利用しようとする
人間たちの計画に疑問を抱くようになります。
常に時代の先を行くジェームズ・キャメロン監督が
本格的な3D作品として仕上げた作品。
その美しい映像美は一見の価値があります。
アバターとリンクするという発想や、
パンドラの世界やナヴィ族など、
SFファンタジー要素が満載の名作です。
18.「オーシャンズ11」(2011年)
カリスマ窃盗犯ダニー・オーシャン
ラスベガスの巨大金庫から
1億6000万ドルを奪うとい
前代未聞の犯罪計画を立てます。
この計画を遂行するため、
相棒のラスティと共に
スペシャリストたちを集め、
11人の犯罪ドリーム・チームを結成します。
ジョージ・クルーニー、
ブラッド・ピットという2大人気俳優に、
ヒロインはジュリア・ロバーツ。
これだけで、
ハリウッド大作を観たという
満足感に浸れるでしょう。
犯罪チーム結成のワクワク感や、
史上最大の強奪作戦のハラハラ感など
見どころ満載の、
超一流エンターテイメント作品です
スカッとなれる大作が観たい方におすすめ。
19.「最強のふたり」(2012年)
車椅子生活の大富豪フィリップは、
新しい介護者として、
黒人青年のドリスを雇います。
正反対の二人はぶつかり合いながらも、
強い絆で結ばれていくのでした。
立場の違う男性二人の
爽やかな友情を描いたフランス映画。
感動的でありながら、
コメディ要素も満載なので、
フランス映画にハードルの高さを
感じている方にもおすすめです。
日本でもっともヒットした
フランス語の映画でもあります。
20.「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」(2013年)
21歳の誕生日に、
自分たちはタイムトラベルの能力がある
一族であることを知らされたティム。
戸惑いながらも、
タイムトラベルを繰り返しながら、
美しい女性メアリーとの
ロマンスを繰り広げます。
タイムトラベルがテーマのSFと、
ティムとメアリーの恋愛が描かれます。
しかし後半は、
父と子の親子愛にも泣かされる
感動作でもあります。
何気ない日常の素晴らしさに気付かせてくれる
素敵な作品です。
21.「グリーンブック」(2019年)
1962年のアメリカ。
天才ピアニストで黒人のシャーリーと、
彼に雇われた運転手の白人のトニー。
黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に、
人種差別が残るアメリカ南部へ
演奏ツアーの旅に出るのでした。
黒人と白人男性のバディムービーは
数多くありますが、
その中でも群を抜いた名作です。
粗野な白人と知的な黒人が
心を通わせていく様が
とても自然に描かれています。
黒人差別の描写もありますが、
全体的に重い雰囲気がなく、
心地よく鑑賞できる作品です。
22.「ラ・ラ・ランド」(2016年)
いつもオーディションに落ちてばかりの
女優志望のミア。
偶然ジャズバーで出会ったピアニストのセブと
恋に落ちます。
お互いの才能を認め合い、
成功を励まし合うふたり。
しかし、セブのバンドが成功したことで、
ふたりの気持ちはすれ違いはじめます。
愛と夢を追う二人の男女の物語を
音楽とダンスで描く
ミュージカル作品です。
アカデミー賞では史上最多14ノミネート、
監督賞、主演女優賞など6部門を受賞しました。
音楽が素晴らしいだけでなく、
カラフルでおしゃれな色使いや、
粋なカメラワークなど、
デイミアン・チャゼルが監督の
センスが光ります。
ミュージカル映画初心者の方は、
本作からトライすると良いでしょう。
23.「オリエント急行殺人事件」(2017年)
豪華寝台列車オリエント急行で、
アメリカ人富豪のエドワード・ラチェット
が刺殺体で発見される事件が発生。
偶然列車に乗っていた探偵のエルキュール・ポアロは、
鉄道会社依頼され、密室殺人事件の解明に奔走します。
アガサ・クリスティのミステリーを映画化した作品。
これまで何度も描かれてきた傑作ですが、
本作は、ケネス・ブラナー、
ジョニー・デップ、ペネロペ・クルスなど、
超豪華キャストが集結しています。
物語が丁寧に進むので、
難解ミステリーが苦手な方でも、
理解しながら観ることができるでしょう。
24.「ベイビー・ドライバー」(2017年)
iPodで音楽を聴くことで
天才的なドライビング・テクニックを
発揮することができるベイビー。
犯罪組織の逃がし屋として活躍していた彼が、
ウェイトレスのデボラに恋をしたことで、
組織から足を洗うことを決意。
しかし事態は思わぬ方向へ転じてしまうのでした。
カーアクション映画の中でも、
とてもおしゃれな作品なので、
ハードボイルド系が苦手な方にもおすすめ。
iPodに入っているお気に入りのナンバーは、
ソウル、ロック、ジャズなど
かっこ良くおしゃれな曲ばかり。
迫力満点のカーアクションと、
それにピッタリ合った音楽。
主人公の成長やロマンス、
さらに組織のクライムアクションなど、
ごちゃまぜ感がクセになる作品です。
25.「ボヘミアン・ラプソディ(2018年)
人気ロックバンド「クイーン」のボーカル、
フレディ・マーキュリーの半生を描いた作品。
華やかな成功の影にあった
知られざる物語が、
クイーンのナンバーと共に
描かれます。
世界中で社会現象となった本作は、
日本でも2018年公開映画で興行収入1位
となる大ヒット。
フレディ・マーキュリーを
研究し尽くしたというラミ・マレックが、
フレディのパフォーマンスを
完璧に再現し大絶賛されました。
終盤の「ライブ・エイド」シーンは
クイーンを知らない方でも
迫力あるパフォーマンスに圧倒されるはずです。
まとめ
今回は洋画初心者の方におすすめの
間違いなく面白い映画を厳選して
ご紹介してきました。
観やすい作品ばかりですので、
ぜひ参考にしてくださいね