ボヘミアンラプソディのリードがクビになった理由はポールの裏切りだった!

「ボヘミアンラプソディ」で衝撃的シーンだった

リードがクビになる場面。

しかしこの理由がわかりにくかった方も

多いようです。

今回はリードがクビになった理由を

深掘りしてみたいと思います。

ネタバレを含みますので、本編ご鑑賞後に記事をご覧ください。

目次

「ボヘミアンラプソディ」リードがクビになった理由は?

リードがソロ活動を勧めたから


https://blockbuster01.com/news-bohemian-rhapsody-lied-to-you

リードがクビを言い渡されたのは、

名曲「ウィ・ウィル・ロック・ユー」

で盛り上がったライブの後、

リムジンで帰るシーンです。

フレディ・マーキュリー
ジョン・リード(クイーンのマネージャー)
ポール・プレンター(フレディのマネージャー)

車内にいるのはこの3人。

リードはフレディに

・CBSレコードからソロのオファーがきている
・ソロになったらかなりの額を稼ぐことができる

このようにフレディに

ソロ活動を勧めるような話をします。

これを聞いたフレディは

バンドを解散させろと?

と怒りの表情に。

車から降りろ!
クビだ!

と激高し、

リードを無理やり車から降ろすのでした。

フレディにとってバンドは家族だった


https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/20210603-00241222

フレディにとってバンドのメンバーは

家族のような存在でした。

ソロ活動をするということは、

家族を裏切るのと同じ。

リードがソロ活動を勧めたことは

お金のために家族を裏切れ

と言っているのと同じこと。

そのためフレディはリードをクビにしたのです。

メアリーの件で苛立っていたから


https://style-season.love/yorimichicinema-bohemianrhapsody/

このリムジンでのシーンの前、

フレディは最愛の人だと思っていたメアリーから

新しい恋人を紹介されます。

フレディとの関係に踏ん切りをつけて

前に進もうとしているメアリーの姿を見て、

フレディは深く傷ついていました。

そんな精神状態の時に

リードからソロ活動の話を持ちかけられたので、

色々な怒りが、

リードに集中した形になったのかもしれません。

「ボヘミアンラプソディー」リードを陥れたのはポール

裏切り者はリードではなくポール


https://ameblo.jp/minako2014/entry-12452083777.html

クビになったリードはフレディに

裏切者は他にいる
後悔するぞ

と言いながら車から叩き出されました。

このセリフの通り、

裏切者(=金儲けのためにソロ活動をさせようとする者)は、

リードではなくポールでした。

リムジンのシーンの前、

ライブが成功して興奮気味のリードに対し、

ポールはこんなことを言います。

クイーンは最強のバンドだが、バンドとしていつまで続くか
実はCBSレコードからソロの件で連絡がきてる
そのオファー額はとんでもない金額

ソロ活動なんて考えていなかったリードは

戸惑いの表情を浮かべます。

そしてリードは

あなたから言うべきです

と畳みかけるのでした。

フレディの金や名声目当てだった

ポールはリードの知人ということで、

フレディの付き人なった人物。

やがてフレディに孤独に付け込み

恋人となります。

しかし実際には

フレディの金や権力にしか興味のない

クズ人間だったのです。

ソロ活動に積極的だった


https://nme-jp.com/news/105862/

とんでもない額が舞い込むことから

フレディのソロ活動に積極的な姿勢を見せたポール。

・フレディにソロで大金を稼がせて自分の取り分も多くしたかった
・クイーンのメンバーから孤立させて自分がフレディを独占したかった

おそらくこのような狙いがあったのでしょう。

しかし、

フレディにソロ活動を打診したら怒りを買うかもしれない

と考えたポールは

リードがソロ活動を勧めるように

仕向けたのです。

本当に嫌な男ですね。

ポールをはめた最低な男

ソロ活動を勧め、

フレディの怒りを買ったリード。

この時リードはポールにも

一緒にフレディを説得するように

助けを求めます。

しかしポールは

一体何の話でしょう?

と知らん顔。

リードはポールにはめられたことを

その瞬間に悟るのでした。

フレディとポールの両者を裏切る

本当に最低な男ですね。

そしてリードをクビにした後、

フレディから

お前は知っていたのか

と聞かれたポールは

俺はやめとけって言ったのに
欲深いやつだ

と言うのでした。

最終的にポールもクビになる

リードが去った後、

フレディはさらにポールとの関係を

強めることになります。

これにより、

バンドメンバーとの距離は広がり、

フレディは自暴自棄な生活を送るように

なってしまうのでした。


https://style-season.love/yorimichicinema-bohemianrhapsody/

しかしそれを見かねたメアリーは

フレディに忠告。

フレディは、

史上最大のチャリティーライブ「バンド・エイド」の参加を

クイーンとしてオファーされていたことを

ポールが隠していた事実を知ります。

ポールはバンドメンバーからフレディを孤立させるために

黙っていたのでしょう。

フレディに問い詰められたポールは

出ても意味ない
言ったけど忘れたんだよ

などとはぐらかします。

ついにポールの正体を知ったフレディは

もう出ていけ
俺の人生から出ていけ

とポールをクビにするのでした。

クビ後にフレディの私生活を暴露


https://ameblo.jp/minako2014/entry-12452083777.html

クビと言われたポールは

写真もいろいろ撮った
本性を知っている

とフレディを脅すようなセリフを言います。

しかしフレディは

写真でも秘密でも好きに暴露すればいい
ただし、二度と顔を見せるな

と言い放ちます。

そしてポールはその言葉通り、

・フレディには数えきれないほどの愛人がいた
・毎晩ドラッグ漬けのパーティーで愛人を探していた
・孤独を恐れるパキスタンの少年のようだった

このようなフレディの本性を

テレビで暴露するのでした。

フレディはこのテレビを見て、

本当の家族はバンドだけだと再確認。

メンバーと和解し、

見事「バンド・エイド」で復活を遂げるのでした。

リードとポールのクビは実話?

リードは円満に辞めていた

本作は事実をもとに描かれた映画ですが、

リードとポールのエピソードは実話なのでしょうか。

リードがクイーンのマネージャーを辞めたのは事実ですが、

フレディが激怒してクビにしたわけではなかったそうです。

他の仕事が忙しかった等の理由で、

突然辞めることになり、

クイーンのメンバーもそれに応じたといいます。

リードはクイーンのマネージャーを辞めた後も

メンバーと良好な関係を続けていたそうです。

劇中のショッキングなシーンは

実際には全くなかったそうです。

ポールは映画同様クビになった

本作の一番の悪役だったポール。

実際のポールも同じような人物だったそうです。

クイーンを独占しようとするポールは

メンバーから煙たがられる存在だったといいます。

そしてフレディにクビにされた後、

劇中で描かれたように、

イギリスの主要タブロイド紙「The Sun」に

・フレディの私生
・フレディのエイズの診断書

などを32,000ポンド(約526万円)で

売ったそうです。


https://www.vogue.co.jp/celebrity/deep-talk/2018-11-12

しかし映画と違うのは解雇された時期。

映画では「ライブ・エイド」(1985年)

の前に解雇されていますが、

実際には「ライブ・エイド」の後も

1986年に解雇されています。

リードとポールは恋人だった

https://twitter.com/taka050224/status/1104714134208229381?s=20

映画では、

ポールはリードの友人ということで、

クイーンの仕事を手伝うようになる

という設定でした。

しかし実際には

ポールとリードは恋人同士だったそうです。

つまりフレディがリードを首にしたエピソードは

・今彼フレディ
・元彼ポール

の両方を陥れる行為だったことになります。

本当に救いようがない男ですね。

まとめ

今回は

「ボヘミアンラプソディ」で

リードがクビになった理由や

ポールの裏切りについて説明してきました。

このあたりの内容がハッキリわかると、

本作の人間ドラマがより深く理解できますね。

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