フレディマーキュリーの宗教はゾロアスター教で同性愛に厳しすぎ?両親や生い立ちへの影響は?

フレディマーキュリーの宗教は

ゾロアスター教とされています。

同性愛に厳しい宗教であり、

両親との関係や

生い立ちにも影響したといいます。

今回はフレディマーキュリーと

ゾロアスター教について

調べてみました。

目次

フレディマーキュリーの宗教はゾロアスター教

宗教はフレディの生い立ちにも影響していた


https://ameblo.jp/whenquiet23108/entry-12715074384.html

フレディの両親は

熱心なゾロアスター教徒です。

ゾロアスター教とは、
ヒンドゥー教と並び現存する世界最古の体系的宗教・経典宗教と言われる宗教。
キリスト教、イスラム教、仏教に大きな影響を与えたとされています。
しかしゾロアスター教の信徒は全世界に約5万人(2019年)と、それほど多くなく、
信徒数はさらに減少傾向にあるそうです。

フレディ自身は敬虔なゾロアスター教徒ではなかったようです。

しかしフレディの生い立ちを見ると、

宗教が大きく影響していたことがわかります。

もともとお金持ちの坊ちゃんだった


http://ickenohibi.seesaa.net/article/447196521.html

フレディの父ボミは資産家の家系だったため、

フレディはお金持ちの子として育てられたそうです。

こちらはフレディが赤ちゃんの頃の写真ですが、

お金持ちの子供らしい服装ですね。

植民地時代のインドを統治したイギリスは、

多数民族ではなく少数民族のパールシー(ゾロアスター教徒)に

支配権を与えていました。

フレディの父もイギリスの植民地官僚だったそうです。

幼い頃からゾロアスター教を学ぶ

そしてフレディは、

5歳の頃からザンジバル宣教師学校に在籍。

8歳になるとゾロアスター教の伝統的な入門式を通過しています。

幼い頃から宗教の多大な影響を受けていることが

わかりますね。

全寮制の男子校で10年間過ごした

さらにその後の約10年間は、

両親の故郷であったインドの英国の全寮制男子に在籍。

両親に会えるのは

年に一度夏休みの時だけだったそうです。

この全寮制の学校に入ったことで、

両親との関係が上手くいかなくなった

とも言われています。

同性愛に厳しい宗教だった

ゾロアスター教では

同性愛は悪と見なされています。

ゾロアスター教教典アヴェスターでは、
「同性愛者は永久に救われない」とされている

中世ゾロアスター教の冥界旅行記アルダー・ウィーラーフの書では、
「死後は地獄で蛇が肛門や口から出入りして苛まれる」とされている

このように、

ゾロアスター教において同性愛の罪は

非常に大きいことがわかりますね。

同性愛者のフレディには辛い教えだった

https://cocohp.com/students/free2019/006/freddie.html

フレディは全寮制の男子校時代に

同性愛に目覚めていたと言われています。

目覚めたというとよりも、

もともと同性愛者であり、

周りから認識され始めたのが

学生時代だったという意見もあります。

宗教が関係していなくても

性的マイノリティであることに悩んだでしょう。

その上、

同性愛を悪魔とする宗教が生活の一部であったフレディは

相当思い悩んだのだと思います。

宗教の影響で両親との関係に悩んでいた


http://enmi19.seesaa.net/article/481937013.html

同性愛者であったフレディは

・同性愛を悪と見なすゾロアスター教
・そのゾロアスター教の敬虔な信者である両親

この問題に苦しんだといいます。

宗教の教えにも両親にも背いてしまうことに

とてつもなく大きな罪悪感を

抱いていたのではないでしょうか。


http://enmi19.seesaa.net/article/481937013.html

映画「ボヘミアンラプソディ」の中でも、

両親に認めてほしいという

フレディの切ない想いが

伝わってきました。

両親はフレディを理解しようとしていた

同性愛を悪と見なすゾロアスター教だった両親ですが、

決してフレディを突き放すようなことは

しなかったようです。

同性愛のフレディを理解しようと

努力したといいます。

クイーンのメンバーのブライアン・メイは、

フレディの父ボミはフレディの生き方を全て理解していたとは言えないが、
それでも彼をサポートしていた

母ジャーはクイーンが駆け出しの頃から、
ライブに来て声援を送っていたと

というエピソードを

話していました。

映画「ボヘミアンラプソディ」でも、

両親がフレディに寄り添おうとする姿が

丁寧に描かれていました。

母のようなメアリーに惹かれた?


https://madamefigaro.jp/culture/181220-maryaustin.html

フレディも両親も

お互いに歩み寄ろうとしていたそうですが、

宗教の影響で、

複雑な関係になっていたことは事実のようです。

そんなフレディの心の穴を埋めたのが

生涯の友人メアリーだったと言われていいます。

恋人関係を解消してからも、

友人として特別な存在であり続けたメアリー。

フレディにとって

母親のような存在だったのかもしれません。

フレディマーキュリーが最後に選んだ宗教はゾロアスター教

ゾロアスター教に従って葬儀を行った


https://laddssi.com/archives/27714

大人になったフレディは

両親のように熱心なゾロアスター教徒では

ありませんでした。

フレディはゾロアスター教は

ロックのイメージに合わないと考え、

ゾロアスター教徒であることを

公にしていなかったそうです。

しかしキリスト教に改宗したわけでもありませんでした。

そしてフレディが

最後に選んだ宗教は自分のルーツである

ゾロアスター教だったのです。

フレディの葬儀は

ゾロアスター教の司祭によって

執り行われました。

両親のためにも、

ゾロアスター教の教えに従った葬儀が良いと

考えたのかもしれませんね。

行われたといいます。

鳥葬ではなく火葬を行った

ゾロアスター教では「火は神聖なもの」という教えがあり、

不浄な死体を焼くことは火を穢すことになる

と考えられていました。

そのため火葬ではなく

「鳥葬」が行われてきたそうです。

「鳥葬」とは、
遺体を野山や岩の上などに置いて、葬送を鳥類にゆだねる葬儀の方法。
死者を送り出す神聖な儀式とされています。
しかし現在は衛生的な問題により禁止されている地域が多いそうです。

ロンドンで「鳥葬」を行うのは現実的でなかったこともあり、

フレディは火葬と決めていたといいます。

これは両親の希望でもあったそうです。

ちなみに火葬した遺灰は

生涯の友人であったメアリーが

フレディに頼まれた秘密の場所に埋葬しています。

今でもその場所は誰にも知られていません。

まとめ

今回は、

フレディマーキュリーの宗教である

ゾロアスター教との関係を

調べてみました。

同性愛を悪とする宗教であり、

フレディの生い立ちは両親との関係に

大きな影響を与えたことがわかりました。

最後のこの宗教で葬儀を執り行ったことからも、

ゾロアスター教への想いは

大きかったことが伺えますね。

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