全米最大映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」観客スコア95%の支持!(2021/7/9時点)
INTRODUCTION
 2015年、かつてヘミングウェイやフィッツジェラルドも寄稿した一流雑誌「Esquire」に掲載され、栄えある全米雑誌賞を受賞したエッセーを映画化。余命宣告を受けた妻と彼女の夫が、親友の献身的な助けを得て、愛と友情という言葉ではとても語りきれない絆を結び、限られた時間をかけがえのない日々に変えていく──
 本作の原作者でもあるマット役には『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でオスカーを獲得したケイシー・アフレック。彼の妻ニコル役に『フィフティ・シェイズ』シリーズで一躍注目を浴び、その後も『サスペリア』等幅広い作品で活躍するダコタ・ジョンソン、そして2人の親友デイン役には、多くのコメディ作品に出演し幅広い演技に定評のあるジェイソン・シーゲル。名実ともにキャリアを積み上げてきた実力派3人が実話に基づいた役を見事に演じきった。監督はドキュメンタリー映画で高く評価され、英国アカデミー賞ノミネート経験のあるガブリエラ・カウパースウェイト。そのほか『マンチェスター・バイ・ザ・シー』、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』など多くのアカデミー賞®作品を生み出しているプロデューサー陣、さらに『オデッセイ』をはじめ常に賞レースに名を連ねる巨匠リドリー・スコットもエグゼクティブ・プロデューサーとして加わり、誰の心にも寄り添う珠玉の作品が誕生した。全米最大の映画レビューサイトRotten Tomatoesの観客スコアでは95%(2021年8月12日時点)の支持を集めている。
 どんな運命を与えられたとしても、私たちにはそれを美しいストーリーに変える力があると伝えてくれる、切なくも温かく心に迫る、人生に秘められた真実の物語。
STORY
 仕事に打ち込むジャーナリストのマットと妻で舞台女優のニコルは、2人の幼い娘を育てながら毎日を懸命に生きていた。だが、ニコルが末期がんの宣告を受けた日から、一家の生活は一変してしまう。妻の介護と子育てによる負担にマットが押しつぶされそうになるなか、かつて人生に絶望した時に2人から心を救われた親友デインがやって来る。2年にも及ぶ闘病生活。3人の想いと苦悩が交錯していくなか、彼らが見つけた希望とは──
CAST
Casey Affleck
ケイシー・アフレックマット・ティーグ
Dakota Johnson
ダコタ・ジョンソンニコル・ティーグ
Jason Segel
ジェイソン・シーゲルデイン・フォシュー
Cherry Jones
チェリー・ジョーンズフェイス・プルイット
Jake Owen
ジェイク・オーウェンアーロン
Gwendoline Christie
グウェンドリン・クリスティーテレサ
Casey Affleck
ケイシー・アフレックマット・ティーグ
1975年、アメリカ、マサチューセッツ州生まれ。1995年にガス・ヴァン・サント監督の『誘う女』で映画のキャリアをスタートさせる。その後、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』(97)と、共同脚本・主演を務めた『GERRY ジェリー』(02)でガス・ヴァン・サントと再び組む。2007年に『ジェシー・ジェームズの暗殺』でブラッド・ピットと共演し、アカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。2016年には、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で、アカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞など数々の主演男優賞を受賞し、実力派俳優として名を馳せる。2017年にSea Change Mediaという製作会社を設立。『容疑者、ホアキン・フェニックス』(10)、『ライト・オブ・マイ・ライフ』(19)では監督も務めている。
その他の出演作は、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』(14)、『トリプル9 裏切りのコード』(16)、『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』(17)、『さらば愛しきアウトロー』(18)など。
Dakota Johnson
ダコタ・ジョンソンニコル・ティーグ
1989年、アメリカ、テキサス州生まれ。ベストセラー小説の映画化『フィフティ・シェイズ』シリーズ(15/17/18)のアナスタシア・スティール役で広く知られ、2016年英国アカデミー賞ライジング・スター賞にノミネートされる。『サスペリア』(18)で主演を張り、『胸騒ぎのシチリア』(15)に出演するなど、複数回にわたりルカ・グァダニーノ監督と組んでいる。
その他の出演作は、デヴィッド・フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』(10)、『ビーストリー』(11)、『憧れのウェディング・ベル』(12・未)、『アナーキー』(14)、『ニード・フォー・スピード』(14)、『僕達のヴァージン白書』(14・未)、『ブラック・スキャンダル』(15)、『ワタシが私を見つけるまで』(16・未)、『ホテル・エルロワイヤル』(18)、『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』(19)、『ワウンズ:呪われたメッセージ』(19)、『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢』(20)など。
イタリアのハイブランドGucciのモデルも務める。
Jason Segel
ジェイソン・シーゲルデイン・フォシュー
1980年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。『人生はローリングストーン』(15)で、インディペンデント・スピリット賞にノミネートされる。
その他の出演作は、『デッドマン・オン・キャンパス』(98・未)、『SLC(ソルト・レイク・シティ) PUNK!!!』(98)、TVシリーズ「ママと恋に落ちるまで」(05~14)、『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』(07)、脚本も務めた『寝取られ男のラブ♂バカンス』(08)、『40男のバージンロード』(09・未)、『ガリバー旅行記』(10)、声の出演の『怪盗グルーの月泥棒3D』(10)、製作総指揮・脚本も務めた『ザ・マペッツ』(11)、『バッド・ティーチャー』(11)、『ハッピーニート おちこぼれ兄弟の小さな奇跡』(11・未)、製作総指揮・脚本も務めた『憧れのウェディング・ベル』(12・未)、『40歳からの家族ケーカク』(12・未)、『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』(13・未)、製作総指揮・脚本も担当した『SEXテープ』(14)など。
Cherry Jones
チェリー・ジョーンズフェイス・プルイット
1956年、アメリカ、テネシー州生まれ。TVシリーズ「24 -TWENTY FOUR-」(09~10)での米大統領役でエミー賞を受賞し、「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(18~19)、「キング・オブ・メディア」(19)でも同賞に輝く。
その他の出演作は、『モンタナの風に抱かれて』(98)、『エリン・ブロコビッチ』(00)、『サイン』(02)、『オーシャンズ12』(04)、『アメリア 永遠の翼』(09)、『それでも、愛してる』(11)、『ニューイヤーズ・イブ』(11)、『アイ・ソー・ザ・ライト』(15)、『聖杯たちの騎士』(15)、『アメリカン・レポーター』(16・未)、『ある少年の告白』(18)、『ワイン・カントリー』(19)、『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(19)、『マザーレス・ブルックリン』(19)、TVシリーズ「ジェイコブを守るため」(20)など。
Jake Owen
ジェイク・オーウェンアーロン
シングル8曲、複数のアルバムで1位を獲得、複数のプラチナムレコードを叩き出し、今も世界中のリスナーから熱い支持を得ている人気シンガーソングライター。Big Loud Records所属。最新アルバム「GREETINGS FROM…JAKE」は7枚目の1位ヒットを記録し、154,000枚以上のセールスを誇る。同アルバムはカントリーミュージック協会賞ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー賞にノミネート。アルバムは「カントリー叙事詩」(ビルボード誌)、「オーウェンのアーティストとしての新たな力量が垣間見える」(Sounds Like Nashville)など批評家から好評を得る。前作「American Love」もビルボード・カントリー・アルバム・チャートで1位を獲得、オール・ジャンル・チャートであるビルボード200では4位を獲得する。本作が俳優デビューとなる。
Gwendoline Christie
グウェンドリン・クリスティーテレサ
1978年、イギリス、ウェスト・サセックス州生まれ。世界的に大ヒットしたTVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(12~19) のブライエニー役で一躍脚光を浴び、エミー賞と放送映画批評家協会賞にノミネートされるなど、現在英国女優の中で最も注目されている。
その他の出演作は、テリー・ギリアム監督の『Dr.パルナサスの鏡』(09)と『ゼロの未来』(13)、『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』(15)、シリーズ初の女性ヴィラン、キャプテン・ファズマに扮した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)と『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(17)、TVシリーズ「トップ・オブ・ザ・レイク ~チャイナガール~」(17)、『マーウェン』(18)、『ダーケスト・マインド』(18・未)など。
STAFF
ガブリエラ・カウパースウェイト監督
ブラジル系アメリカ人映画監督。サンダンス映画祭でプレミア上映されたドキュメンタリー映画『BLACKFISH』(13・未)で、英国アカデミー賞ノミネートを始め、数多くの賞にノミネート、受賞している。「殺人シャチ」と呼ばれたシャチのショッキングな飼育状況や驚異の生態、水族館の裏側などに迫り、新しい才能として一躍注目される。2017年、『Megan Leavey』で長編劇映画監督デビューを果たす。イラク戦争で爆弾処理のために活躍した海兵隊伍長と爆発物探知犬の活躍と、引退後の一人と一匹の絆を描いた実話を基にした物語。主人公をケイト・マーラが演じた。
ブラッド・イングルスビー脚本
ヴィラノヴァ大学を卒業後、アメリカン・フィルム・インスティチュートの脚本家コースで修士号を取得。主な作品は、クリスチャン・ベイル、ケイシー・アフレック共演の『ファーナス/訣別の朝』(13)、リーアム・ニーソン、ニック・ノルティ共演、ジャウマ・コレット=セラ監督の『ラン・オールナイト』(15)、『シングルマザー ブリジットを探して』(18)、製作総指揮も務めたベン・アフレック主演の『ザ・ウェイバック』(20)など。
ジョー・アンダーソン撮影監督
アメリカ、ユタ州生まれ。16歳の時に初めて撮った短編映画が、サンダンス映画祭で上映される。ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツで学士号を取得。主な作品は、リチャード・ギア主演の『ベネファクター/封印』(15・未)、デヴィッド・ロウリー監督、ロバート・レッドフォード、ケイシー・アフレック共演の『さらば愛しきアウトロー』(18)など。TVシリーズ「トップボーイ」(19)では、英国アカデミー賞クラフト・アワードにノミネートされた。
コリン・パットン編集
デヴィッド・ゴードン・グリーン監督作品で知られ、『セルフィッシュ・サマー』(13・未)、ニコラス・ケイジ主演の『グランド・ジョー』(13)、アル・パチーノ主演の『アル・パチーノ ブロークン 過去に囚われた男』(14・未)、サンドラ・ブロック主演の『選挙の勝ち方教えます』(15・未)などを手がける。その他の作品は、『ライフ・アフター・ベス』(14)、ファーストシーズンを手がけたTVシリーズ「グッド・プレイス」(16)、『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』(17)、2エピソードを担当したTVシリーズ「ディキンスン 〜若き女性詩人の憂鬱〜」(19)など。
カーラ・ブラワー美術
デヴィッド・リンチ監督の伝説のTVシリーズ「ツイン・ピークス」の25年後を描いた新作「ツイン・ピークス The Return」(17)で、エミー賞にノミネートされる。その他の作品は、コーエン兄弟監督の『ヘイル、シーザー!』(16)、ケヴィン・コスナー出演のTVシリーズ「Yellowstone」(18・原題)など。
アラーナ・モーシェッド衣装デザイナー
1983年、イギリス、バークシャー生まれ。主な作品は、ニコラス・ホルト、クリステン・スチュワート共演の『ロスト・エモーション』(15)、ティモシー・シャラメ主演の『シークレット・チルドレン 禁じられた力』(15)、『アフター』(19・未)など。
ロブ・シモンセン音楽
1978年、アメリカ、ミズーリ州生まれ。マーク・ウェブ監督作品で知られ、『(500)日のサマー』(09)、『gifted/ギフテッド』(17)、『さよなら、僕のマンハッタン』(17)などを手がける。その他の作品は、『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』(14)、『フォックスキャッチャー』(14)、『アデライン、100年目の恋』(15)、『ストーンウォール』(15)、『二ツ星の料理人』(15)、『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』(16)、『あしたは最高のはじまり』(16)、『マイ・ビューティフル・デイズ』(16)、『ジーサンズ はじめての強盗』(17)、『THE UPSIDE/最強のふたり』(17)、『タリーと私の秘密の時間』(18)、『フロントランナー』(18)、『Love, サイモン 17歳の告白』(18)、『囚われた国家』(19)、『ザ・ウェイバック』(20)など。
リドリー・スコットエグゼクティブ・プロデューサー
1937年、イギリス、サウスシールズ生まれ。1977年、『デュエリスト/決闘者』で映画監督デビューし、カンヌ国際映画祭新人監督賞を受賞。その後、『エイリアン』(79)が全世界で大ヒット。1982年、SF映画の金字塔『ブレードランナー』を監督し、日本を舞台にした『ブラック・レイン』(89)やアカデミー賞®作品賞を受賞した『グラディエーター』(00)で絶賛される。また、『テルマ&ルイーズ』(91)と『グラディエーター』、『ブラックホーク・ダウン』(01)でアカデミー賞®監督賞にノミネートされる。その他の作品は、『ハンニバル』(01)、『アメリカン・ギャングスター』(07)、『ワールド・オブ・ライズ』(08)、『オデッセイ』(15)、『エイリアン:コヴェナント』(17)、『ゲティ家の身代金』(17)、新作『The Last Duel』(21・原題) などではプロデューサーも務めている。 さらに、『ブレードランナー 2049』(17)ではエグゼクティブ・プロデューサー、2022年公開予定の『ナイル殺人事件』でもプロデューサーを務めている。
マイケル・プルスプロデューサー
イギリス、ロンドン生まれ。2005年にスティーヴン・スピルバーグ監督のドリームワークスでキャリアをスタートさせる。2007年にフォーカス・フィーチャーズのクリエイティブ・エグゼクティブに就任、ガス・ヴァン・サント監督のアカデミー賞®受賞作品『ミルク』(08)、『コララインとボタンの魔女』(09)、『ラスト・ターゲット』(10)を手がける。2010年にインディアン・ペイントブラシ社の制作部門のバイス・プレジデントに就任。2013年にスコット・フリー・プロダクションズに入社、『ロスト・エモーション』(15)、『ホンモノの気持ち』(18)、『シングルマザー ブリジットを探して』(18)、『アースクエイク バード』(19)などで製作を務めた。
ケヴィン・J・ウォルシュプロデューサー
1975年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。ソニー・ミュージックエンタテインメントの会長兼CEOのトミー・モトーラのアシスタントとしてキャリアをスタートさせ、後にプロダクション・コーディネーターに昇格。その後、スコット・ルーディン・プロダクションズでルーディンの製作補佐を務める。現在は、リドリー・スコットのスコット・フリー・プロダクションズ社長。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(16)がアカデミー賞®作品賞にノミネートされる。その他の作品は、『プールサイド・デイズ』(13)、『サラブレッド』(17)、『ゲティ家の身代金』(17)、『シングルマザー ブリジットを探して』(18)、『アースクエイク バード』(19)、『The Last Duel』(21・原題)、『ナイル殺人事件』(22年予定)など。
テディ・シュワルツマンプロデューサー
1979年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。ブラック・ベアー・ピクチャーズの会長兼CEO。同社の企画、製作、財務、戦略のすべてを統括している。ベネディクト・カンバーバッチ主演の『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(14)でアカデミー賞®作品賞にノミネートされる。その他の作品は、ロバート・レッドフォード主演の『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』(13)、『ゴールド/金塊の行方』(16)、『サバービコン 仮面を被った街』(17)、『マッドバウンド 哀しき友情』(17)、『ベン・イズ・バック』(18)など。
COMMENT
マットとニコル、そして2人を支えたデイン。登場人物全員が愛に溢れていてその想いに涙します。残された時間をどう過ごすのか。
2020年、僕は母ちゃんとお別れしました。母ちゃんが残してくれたメッセージは母ちゃんらしさに溢れていて僕に元気をくれます。
それは、お別れまでの時間を悔いなく過ごせたからだと思っています。生きる事、死ぬ事を考えさせられる作品です。
田村淳
ロンドンブーツ1号2号
浮かびあがる過去の一瞬一瞬が、
今を生きようともがく者たちの足元を照らし出す。
喪うことが終わりではないのだと、
素直に信じさせてくれる物語。
村山由佳
作家
余命とは、命の灯の残された時間ではない。人生の夢を抱く無限の時間だ。
人間、病もするし苦悩もする。勇気を持ってネバーギブアップ。美しい物語に感動し、私も大いに夢をもらった。
森村誠一
作家
自分もそういう映画を作っておきながら、
人が亡くなる映画は苦手かもしれないと
最初は思っていた。
今は、心から観れてよかったと思っている。
この映画には、肉体を持つ人間の苦しみと美しさ、
それらを全力で受け止める魂の可能性が、
あちこちに光り輝いていた。
砂田麻美
映画監督/『エンディングノート』
人生は 誰かとの出会いだ
だから 人生は誰かとの別れでもある
悲しくて優しい事実だ
久米宏
フリーアナウンサー
胸にとどまったのは、どうしようもない温かさでした。
全てが綺麗なだけじゃないからこそ、全てが美しかった。
家族って、友達って私にとってなんだろう。
目を閉じたら、大切な人たちの顔が浮かびました。
森田望智
女優
泣いた、泣いた。
この親友すご過ぎ。
友達、コロナ禍の今だからこそ、大事なんだと思った。
この映画にぼくの心は洗われた!
鎌田實
医師・作家
幸せな家族の生活の中に突然不幸なことが訪れてしまうのは誰しもあり得ることで、その時にどうやって向き合うのかは、それぞれの環境によってちがうと思いますが、この映画の中では、親友が深くかかわり支えていました。こんなに友達の事を思い愛することをできる人間が実際自分のまわりにいるのか、と考えさせられました。
リアルな人間の優しさ、強さ、弱さ、そして愚かさが美しい映像と音楽で見事に描かれていました。
ペナルティ ワッキー
お笑い芸人
がんサバイバーの私は切実に思う。
がんになっても還ってこられる…
でも、切実に思う。
こんな風に看取ってほしい…
これは私と家族の理想の姿。
笠井信輔
フリーアナウンサー
「また会いたい」というひと言にテーマを集約しつつ、我々観客それぞれの「生きる理由」を発見する旅でもある。
核心はシンプル。受け取り方は多様。良い映画のお手本だ。
森直人
映画評論家
時には傷つき、傷つけてしまうかもしれない。
それでも最期の瞬間は、手を繋いでいたい。
それが本当の友、本物の愛。
おおたわ史絵
総合内科専門医・法務省矯正局医師
人生の危機に陥った時には、自分にとって本当に大切な人が誰なのかがわかる。きっとそれが人生最大の喜びであり、生きていく力になるんだと思う。この映画で確信した。
金子稚子
終活ジャーナリスト
いたる所に愛があって
すべてのカットに優しさが詰まっていた。
言葉はもちろん、絵にも音楽にも行動にも
些細な出会いにも、愛の印があるんだよ、
と映画が語りかけてくる。
人生の素晴らしさを教えてくれてありがとう。
伊藤さとり
映画パーソナリティ
友だちになるって基準も理由もない。この人は友だち、と感じた心に友だちは在るし、大事な誰かと歩む人生は最高に素敵だ。そんな当たり前に気づかせてくれる映画。
森田聖美
フィガロジャポン編集部
過去の感謝も今の気持ちも
彼を自然と動かす。
こんな友達が欲しい、
こんな友達でいたい。
心の底からそう思いました。
涙腺崩壊!
LiLiCo
映画コメンテーター
人生の酸いも甘いも凝縮されているのに、
観た後には美しさだけが残っています。
切ないけれど何度も観たくなるくらい、
人生において大切なことが詰まっている映画だと思いました。
瀧本美織
女優
絶望の淵に立った時、誰かが支えてくれること
それだけで絶望も越えられると感じた
映画を見終わっても余韻が頭から離れない
自分の人生を見つめたくなる深いストーリー
これはキレイゴトではない
でもかけがえのない日常はそれだけで美しいと思った
切なすぎて何度も涙が溢れた
でも身近な大切な人にありがとうと伝えたくなった
きむらかずよ
イラストレーター
理屈ではなく、人間的な感情や心の機微を見つめることで、
人と人とのつながり、絆を描く深みのある作品。
本物の愛も友情には、ある種のミステリーが宿る。
立田敦子
映画ジャーナリスト
※順不同