おしゃれな映画は目の保養になったり、
ファッションやインテリアのヒントをくれるなど
魅力が多いですよね。
今回はそんなおしゃれ映画おすすめ40作品を
ご紹介したいと思います。
おすすめ洋画でおしゃれ過ぎる作品40選
1.「アニー・ホール」(1977年)
ウディ・アレン監督の代表作であり、
彼のウィットに富んだ作品スタイルが確立された作品。
NYの大都会を舞台に、コメディアンの男性と美女アニーの
複雑な恋愛模様が、ロマンチックにコミカルに描かれます。
ファッション業界に大きな影響を与えた本作。
アニー演じるダイアン・キートンの
メンズのジャケット、ベスト、ネクタイ、パンツスタイルという
マニッシュな着こなしは、
「アニー・ホール・ルック」として大流行。
取り入れたいファッション要素満載のおしゃれ映画です。
2.「トップガン」(1985年)
世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校「トップガン」の
若きパイロットたちの青春を描いた作品。
トム・クルーズの出世作でもあります。
2022年には続編が公開され大ヒットしました。
おしゃれなサウンドと、
トム・クルーズのミニタリーファッションが魅力。
フライトジャケットMA-1とレイバンのサングラスが
最高にかっこいいです。
ケリー・マクギリスのクールな大人ファッションも必見です。
80年代を代表するおしゃれ映画と言えるでしょう。
3.「バグダッド・カフェ」(1989年)
アメリカ西部の砂漠にあるモーテルにたどり着いた
ドイツ人旅行者のジャスミン。
彼女とモーテルに集まる人々との交流を描いた
心温まるヒューマンドラマです。
美しい映像とカメラワーク、印象的な主題歌など、
独特の世界観が楽しめる、おしゃれ映画の定番。
おしゃれな雰囲気に浸りたい方におすすめです。
しかし雰囲気だけの映画ではなく、
メッセージ性のある見応えのある作品でもあります。
4.「ロッタちゃん はじめてのおつかい」(1993年)
児童文学作品を原作としたスウェーデン映画。
ちょっとわがままな5歳の女の子ロッタちゃんと、
ユニークな家族が繰り広げる騒動に、
心温まる素敵な作品です。
ロッタちゃんの生活は丸ごとおしゃれ。
北欧インテリア、ファッション、自転車や風景まで、
おしゃれなものが次から次へと出てきます。
食器や小物など、すぐに取り入れられそうなアイテムが多いので、
観終わった後には、雑貨屋さんに行きたくなるはず。
5.「リアリティ・バイツ」(1994年)
大学を卒業した男女4人の恋愛や友情を描いた青春ドラマ。
当時若手俳優だった、
ウィノナ・ライダー、イーサン・ホーク、ベン・スティラーの
みずみずしい共演を楽しめる作品です。
ウィノナ・ライダーが着用した小花柄のワンピースや、
赤いタンクトップとジーンズのスタイルなどをはじめ、
90年代らしい着こなしを見ることができます。
普段着コーデが多いので、参考になる着こなしが見つかるかも。
6.「パルプ・フィクション」(1994年)
クエンティン・タランティーノ監督、
ジョン・トラボルタ主演の、
異色バイオレンス・アクション。
犯罪小説「パルプ・フィクション」をモチーフに
3つの犯罪ストーリーが交差しながら展開します。
斬新なストーリー展開と、
スタイリッシュな映像が最高におしゃれな
タランティーノの最高傑作。
ユマ・サーマンのかっこいい
メイクやファッションにも注目です。
7.「エンパイア・レコード」(1995年)
田舎町の老舗レコードショップ「エンパイア・レコード」を舞台に、
ある1日の騒動を描く青春コメディ映画。
ブレイク前のリブ・タイラーやレネー・ゼルウィガーなど、
当時の若手俳優が集結しています。
90年代コーデが再燃し、人気を集めている「グランジ・ファッション」。
そんな古き良きグランジ・ファッションが満載の本作。
個性的な店員たちがサラリと着こなす技ありコーデは必見です。
8.「トレインスポッティング」(1996年)
ドラック中毒の若者たちの悲惨な日常を、
クールでスタイリッシュな映像で描く異色の青春ドラマ。
当時無名だったユアン・マクレガーをスターにした作品であり、
イギリス映画ブームの火付け役となった作品でもあります。
細身のパンツとオールスターのハイカットスニーカー、
アディダスのジャージとダメージデニムなど、
90年代のクールなファッションは今こそ参考にしたいものばかり。
不況により絶望的な状況に陥っているイギリスの若者の生活を描きながら、
同時に最高にかっこいい90年代のイギリスのカルチャーを魅せているところが、
本作の面白さでしょう。
9.「バッファロー’66」(1998年)
刑務所から出所したビリーと、
彼の妻のふりをすることを強制されたレイラの
危険で繊細なロマンスを描いた作品。
ミニシアターブームの代表的な作品であり、
現在でも根強い人気を誇る名作です。
主演のヴィンセント・ギャロは、監督、脚本も務めています。
タイトなレザーブルゾン+スラックス+ブーツ。
そしてインナーには可愛いボーダー。
このビリー・スタイルに憧れた方は多いでしょう。
レイラの淡いコーデも雰囲気があって可愛い。
何気ない背景や小物の色使いもセンス抜群です。
10.「アメリ」(2001年)
空想の世界で遊ぶのが大好きなちょっと変わった女の子アメリ。
彼女は他人を幸せへと導くための
小さなイタズラをすることに喜びを見出すのでした。
アメリ現象と言われるほど世界的に大ヒットしたフランス映画です。
ファッションやインテリアなど、
赤で統一されたアメリの世界。
緑と青をバランスよく差し色にするのがアメリ流です。
その他のカフェや街並みなど、
どこを切り取っても絵になります。
また、「おしゃれで可愛い」だけでなく
「奇妙なブラックユーモア」も描いているところが、
ジャン=ピエール・ジュネ監督ならでは。
11.「ブロウ」(2001年)
1970年代の伝説ドラッグ・ディーラー、
ジョージ・ユングの半生を描いた物語
家族や恋人との愛憎や、友人の裏切り、逮捕など、
波乱に満ちた人生を生きた主人公をジョニー・デップが熱演。
忘れ去られがちなジョニー・デップの名作です。
1970年代らしいファッションを颯爽と着こなす
ジョニー・デップが楽しめる作品。
真っ赤なセットアップスーツや、派手な柄のシャツなど、
カッコよさが光るアイテムが満載。
ペネロペ・クルスなど女優陣のファッションもゴージャスで素敵です。
レトロな車やインテリアなど、
隅々まで70年代の雰囲気が楽しめるおしゃれな作品です。
12.「ゴーストワールド」(2001年)
全米の若者から絶大な人気を集めていたコミックの映画化。
高校を卒業後、進路も就職も決まらずぶらぶらと暮らす二人の女の子。
無気力な二人のユニークな日常を描いた青春ドラマです。
主演のゾーラ・バーチとスカーレット・ヨハンソンをはじめ、
個性派俳優たちにクセのある演技がたまらない作品です。
主人公イーニドの独特すぎるファッションが最高。
計算されたダサかっこいいコーディネートは見ているだけで楽しい。
ヒョウ柄に黒いストッキングや、全身赤コーデなど、
何でも着こなしてしまうゾーラ・バーチがすごいです。
今でもおしゃれ映画好きから支持さているバイブル的な作品です。
13.「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」(2001年)
10代で天才児として有名になったテネンバウム家の3人きょうだい。
しかしそれぞれが壁にぶつかりくすぶっていました。
そんなテネンバウム家が再生を描いた作品です。
日本にもファンが多いウェス・アンダーソン監督の初の日本公開映画でもあります。
ウェス・アンダーソン監督ならではの
おしゃれワールドが炸裂している作品。
王道のおしゃれではなく、
独特でシュールなおしゃれです。
衣装、小道具、セット、音楽など、
すみずみまで作りこんであるので、
何度見ても楽しめるでしょう。
14.「靴に恋して」(2002年)
スペイン・マドリッドに住む5人の女性。
恋、家族、仕事に迷いながら懸命に生きる彼女たちのドラマを
「履く靴」をテーマに描くスペインドラマです。
スペインを代表する大女優たちが共演しています。
SATCのキャリーもビックリの素敵な靴の数々。
しかも、グッチ、プラダなど高級ブランド靴が300足あまり登場するという、
靴好きにはたまらない一作。
靴と合わせたコーディネートも勉強になります。
15.「8人の女たち」(2002年)
雪に閉ざされた大邸宅で、主が何者かに殺害されたことが発覚。
犯人は家族やメイドなど8人の女たち。
お互いに探りあう彼女たちには、
それぞれ秘密や悩みがあることが明らかになっていくという密室劇。
フランスの大御所、中堅、若手女優が集結した豪華なフランス映画です。
1950年代のフランスを舞台にした作品ということで、
レトロな50年代ファッションを堪能できます。
違ったカラーの衣装を着た8人の共演は、
とてもカラフルで華やか。
犯人捜しをする中で、
それぞれの女性がどんな人物なのか暴かれていくのですが、
そのキャラクターと服装のギャップを楽しむのも面白いです。
16.「プラダを着た悪魔」(2006年)
一流ファッション雑誌「ランウェイ」の悪魔のような編集者ミランダ。
彼女のもとで働くことになった、
ジャーナリスト志望のアンドレアの奮闘をコミカルに描いた作品。
ミランダ演じるメリル・ストリープとアンドレア演じるアン・ハサウェイ、
2大女優の共演に注目です。
NYのファッション業界の舞台裏を描かれているため、
登場する衣装はゴージャスな一流ブランドばかり。
それを着こなすメリル・ストリープのゴージャスさにも圧倒されます。
衣装を手掛けるのは、
ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」のパトリシア・フィールド。
まるでファッション雑誌を見ているような、
ワクワクが止まらない作品です。
17.「マリー・アントワネット」(2007年)
政略結婚のために14歳でフランスに嫁いだ悲劇の王妃マリー・アントワネット。
激動の人生を健気に生きる彼女の生涯を、
キルステン・ダンストが生き生きと好演。
アカデミー賞では衣装デザイン賞を受賞しています。
豪華絢爛な衣装は、どこか今風なテイストがあり、とてもキュート。
マリー・アントワネットの用のドレスは
なんと60着も用意されたといいます。
さらに、帽子、扇子、首飾り、靴などの小物も
目を奪われるような素敵なものばかり。
ピンクを基調としたケーキやマカロンなど、
おしゃれなスイーツの数々が楽しめるのも本作の魅力です。
18.「マイ・ブルーベリー・ナイツ」(2008年)
失恋した主人公エリザベスが、
新たな恋を見つけるために自分探しの旅に出るロードムービー。
香港の名匠ウォン・カーウァイと歌手ノラ・ジョーンズという
異色な組み合わせも話題となりました。
エリザベスに毎晩ブルーベリーパイを用意してくれるオーナーを
ジュード・ロウが演じています。
ウォン・カーウァイらしいスタイリッシュな映像とカメラワーク、
光の使い方などが印象的。
さらに、ノラ、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマンが着こなす
カラフルなファッションも素敵です。
花柄のワンピースに黒いカーディガンなど、
取り入れやすいファッションが多いので参考になるかも。
19.「幸せになるための27のドレス」(2008年)
他人の結婚式を成功させることが生きがいの主人公ジェーン。
クローゼットにあるのは、花嫁付き添い人として着た27着のドレス。
そんないつも脇役に徹してきた彼女が、
自分が主役の人生を生きようと奮闘するラブコメディです。
「プラダを着た悪魔」の製作スタッフが手掛けるおしゃれ映画。
ブライズメイドのドレスや、ウェディングドレスなど、
とにかくキュートなドレスが次から次へと登場します。
ずらりと並んだ圧巻のドレスシーンは必見です。
20.「セックス・アンド・ザ・シティ」(2008年)
ニューヨークに暮らす4人の自立した女性の友情や恋愛を描いた大ヒットドラマ
「セックス・アンド・ザ・シティ」の映画1作目。
それぞれがハッピーエンドを迎えたドラマのラストの「その後」を描きます。
本作のために厳選された衣装はなんと1000着以上。
ドラマ版の雰囲気をそのままに、
パワーアップしたおしゃれな4人を見ることができます。
「キャリーにしか着こなせない」独創的なスタイルも健在です。