ホラー映画が観たいけれど、
「本格的な映画は怖い」
「洋画ではなく日本映画が観たい」
というお子様は多いですよね。
今回は子供向けの
日本のおすすめホラー映画を
ご紹介したいと思います。
【子ども向け】ホラー映画で日本の作品おすすめ10選!
①学級の怪談(1995年)
夏休み前日、忘れ物を取りに学校に来た
小学2年生の美夏。
謎のサッカーボールに導かれて、
おばけが出ると噂になっている
旧校舎に入ってしまいました。
戻らない妹を探しに旧校舎に入った亜樹たちも
旧校舎に閉じ込められてしまいます。
旧校舎に迷い込んだ
先生と生徒たちの一夜の恐怖体験を描いた作品。
本格的な怪談ホラーではなく、
ファンタジーが盛り込まれているので、
子供でも安心して観れるでしょう。
口裂け女、人体模型など
おなじみのお化けや怪談話が満載なので
ホラー好きの子供が楽しめる作品です。
夏になると観たくなる、
ひと夏の冒険物語。
②ゴーストブック おばけずかん(2022年)
学校で噂になっている
枕元に現れて「願いをかなえたいか?」
とささやく謎のおばけ。
どうしても叶えたい願いがある一樹たちは、
おばけに導かれ古本屋で「おばけずかん」を入手。
しかし古本屋から出ると、
そこはもう以前とは全く違う世界になっていました。
「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督が
人気童話シリーズ「おばけずかん」を実写化した作品。
おばけ図鑑を封印して願いを叶えようとする、
子供たちと先生の冒険が描かれます。
非常にクオリティの高い映像で、
本当におばけの世界があるかもしれない
と思ってしまうような世界観です。
日本版「ハリーポッター」のような
雰囲気もあり、
ファンタジー作品としても見ごたえがあります。
③怪談レストラン(2010年)
不気味な廃墟「怪談レストラン」で、
人々が突然姿を消す事件が続発。
冒険小説家になるのが夢の小学6年生の大空アコは、
この謎を解くために、
仲間と一緒に廃墟に向かいます。
大人気児童文学シリーズを映画化した作品。
実写とCGアニメを融合させた
新感覚のホラー映画です。
落合正幸監督は、
「催眠」「感染」などのホラー作品を得意とする監督なので、
子供向けでありながら、
見応えのある作品に仕上がっています。
CGアニメはポップで可愛いですが、
実写の死神、おきくちゃんなど、
ゾッとするキャラクターも活躍します。
④ゲゲゲの鬼太郎(2005年)
ゲゲゲの森で暮らす鬼太郎。
彼のもとに、
少年・健太から妖怪退治の依頼が届きます。
一方妖怪世界では、
恐るべき魔力を秘めて封印された石が
消えてしまうという大事件が起きていました。
世代を越えて愛され続けてきた
水木しげるの国民的妖怪漫画を、
最新CGや着ぐるみを駆使して作られた作品。
人気俳優やタレントが集結し、
おなじみの妖怪たちを演じています。
ろくろ首や砂かけ婆など、
演者がわかっていても
子供には怖すぎるキャラもいます。
⑤妖怪大戦争(2005年)
両親の離婚で母の故郷・鳥取の田舎町に引っ越してきた
都会育ちでひ弱なタダシ。
田舎暮らしになじめず、
いじめの標的になっていた彼が、
神社のお祭りで「麒麟送子」に選ばれます。
一方日本各地で、
不可解な子供の失踪事件が続いていました。
主人公タダシが妖怪たちと出会ったことで、
魔人・加藤保憲率いる悪霊軍団との
戦いに巻き込まれていくという妖怪アドベンチャーです。
非常にたくさんの妖怪が登場し、
それぞれ完成度が高いので、
妖怪好きの子供にはたまらない作品。
タダシを演じる子役時代の
神木隆之介君が健気に頑張る姿は
子供の心にも響くでしょう。
⑥どろろ(2007年)
武将・醍醐景光は、
天下統一の力を得るために、
生まれてくる息子の身体の48カ所を
魔物に捧げます。
これにより
醜い体で生まれた百鬼丸。
成長した彼は、
魔物を倒せば、
自分の体の部位が取り戻せることを知り、
魔物退治の旅に出るのでした。
手塚治虫の漫画「どろろ」を実写化した映画。
原作の世界観を、
当時の最新技術と音楽で
一級のエンターテイメント作品に
仕上げています。
グロい魔物が登場しますが、
ダークな雰囲気は抑え目なので、
それほど怖くないでしょう。
ただし138分と長めの上映時間なので、
小さなお子様の場合は、
集中して全編観るのは難しいかもしれません。
⑦劇場版!地獄先生ぬ〜べ〜(1996年)
ぬ~べ~の生徒の一人である
おとなしくて気の弱い飯島久美子。
指名手配の殺人犯を見つけた彼女は警察に通報。
殺人犯は逃げる途中で天狗塚に激突し負傷し、
逮捕されます。
しかしそれ以降、
久美子は黒マントの謎の男に狙われてしまいます。
「鬼の手」を持つ鵺野鳴介は、
「ぬ〜べ〜」として親しまれる
日本で唯一の霊能力教師。
彼が悪霊と壮絶な戦いを繰り広げる人気アニメの
初の劇場作品です。
原作アニメよりホラー要素は抑え目なので、
怖い映画が苦手な子供でも観やすいでしょう。
しかし黒マントの男は普通に怖いです。
気の弱い生徒の成長物語でもあるので、
学園ものとしても面白い作品と言えます。
⑧犬鳴村 恐怖回避バージョン(2020年)
臨床心理士の森口奏の周りで、
次々と不可解な出来事が発生し、
心霊スポット「犬鳴トンネル」が
関係していることがわかります。
奏は真相を確かめるために、
「犬鳴村」に足を踏み入れるのでした。
大ヒットしたホラー映画「犬鳴村」。
本作はその「犬鳴村」の恐怖回避バージョンです。
怖いシーンへ向けたカウントダウン、
可愛いアニメ犬の出現、
効果音やCGなどの効果により、
恐怖映像をコメディタッチで描いています。
ホラーが苦手な方でも楽しめるように
作られたバージョンなので、
子供でも比較的観やすいでしょう。
しかしもともとの恐怖映像はそのまま使われています。
子供向けのホラー映画よりは
本格的な怖さがありますのでご注意ください。
⑨漂流教室(1987年)
神戸のインターナショナルスクールが、
突然タイムスリップにより
学校ごと未来へ飛ばされてしまいます。
そこは荒廃した砂漠の世界。
生徒たちは、
化け物や奇妙な現象を目の当たりにしながら、
生き残るために一致団結していきます。
原作は楳図かずおのSF漫画。
原作は非常にホラー性が強い内容なのですが、
映画はホラーよりSF要素が強いので、
子供向けの内容と言えます。
公開当時は、
原作とかけ離れすぎていると
批判されましたが、
原作を知らない世代は
抵抗なく観れるでしょう。
⑩クレヨンしんちゃん伝説を呼ぶ!踊れアミーゴ(2005年)
陽気にサンバを踊る謎の集団「そっくり人間」は、
世界を支配しようと策謀をめぐらしていました。
カスカベに現れた彼らは、
次々と本物の市民たちとすり替わります。
誰が味方か敵か分からない状況の中、
しんのすけは友だち共に
家族を守るため立ち上がります。
クレヨンしんちゃん映画ですが、
前半の50分はホラー映画だと話題になった作品。
親しい人たちがクローン人間に入れ替わるのですが、
体がぐにゃぐにゃと曲がったり、
顔が不気味に変形する姿など
ショッキングな描写があり、
油断して観ていると後悔します。
ただし、
後半はいつもクレヨンしんちゃんモードになるので、
子供にはちょうど良いホラー映画体験ができると言えます。
まとめ
今回は、
子ども向けホラー映画の中から
日本映画に絞ってご紹介してきました。
子供にちょうど良い
ホラー要素が盛り込まれている映画ばかりですので、
チェックしてみてくださいね。