「トップガン」アイスマンはわざと妨害した?マーヴェリックが悪い?事故を考察!

「トップガン」のグースの事故は

マーヴェリックの人生を大きく変えた出来事でした。

この事故で気になったのは

アイスマンがわざと妨害したのか?

ということです。

今回はこの事故におけるアイスマンの行動について

調べてみました

ネタバレを含みますので「トップガン」鑑賞後に記事をご覧ください

目次

「トップガン」アイスマンはわざと妨害したのか?

アイスマンは役割を果たそうとしただけ


https://www.cinematoday.jp/news/N0101399

グースの悲劇を招いた事故は、

ライバル関係にあった

・マーヴェリック機(マーヴェリックとグース)
・アイスマン機(アイスマンとスライダー)

の編隊飛行での攻撃訓練中に起きました。

前方にいたアイスマン機

後方のマーヴェリック機の進路妨害をしたことが

事故の原因と思った方は多いでしょう。

しかしアイスマン機は

本来の役割を果たそうとしただけで妨害はしていない

という見解が有力です。

前方機優先のルールがあった



https://ippento.com/4723-death-of-topgun-goose-to-be-overcome

マーヴェリック機とアイスマン機は

教官機を仕留めるために

相手より前に出ようとしているように

見えました。

しかし2機での戦闘の場合、

・前方機が優先的に攻撃をする
・後方機が周辺を警戒しながら援護する

というルールがあるそうです。

前方機が攻撃に集中すると後方が無防備になるため、

後方機が他の敵を警戒して援護するということですね。

前方機が諦めて離脱するまでは、

優先順位は前方機のほうが上ということです。

この訓練では、

・アイスマン機:前方
・マーヴェリック機:後方

というポジションでした。

訓練が始める前、

マーヴェリックはアイスマンより

成績を上げようと躍起となっていました。

しかし、この位置取りになった時点で

前方のアイスマン機に従う必要があったのです。

マーヴェリックは指示に従わなかった


https://theriver.jp/top-gun-maverick/

本来マーヴェリックは機は

アイスマン機から距離を取って

援護する必要がありました。

それを念頭に置いて、

劇中のシーンを振り返ってみましょう。

割り込もうとしたマーヴェリック


https://ippento.com/4723-death-of-topgun-goose-to-be-overcome

教官機の後についたアイスマン機。

しかしすぐにロックオンすることができません。

ロックオンとは、目標を捕らえ、攻撃の準備を完了したことを意味します。

後方機のマーヴェリックは

アイス、
撃つかどくかしろ!
邪魔しやがって!

とアイスマンに言います。

20秒くれ

と言うアイスマンに、

俺にやらせろ、もう見えてる

とマーヴェリックは畳みかけます。

グースも

割り込め、マーヴェリック

と急かします。

アイス、右にどけ、俺がやる!

とマーヴェリックが言うと

アイスマンは

離脱する!

と言って緊急離脱します。


https://aida-artmovie.com/topgun1-gooseshiin/

これにより、

マーヴェリック機は、

アイスマン機の後流に巻き込まれてしまい、

制御不能となり墜落。

ジェット後流(こうりゅう)とは、
エンジンの排気ノズルから発する後流のこと。車の排気ガスのようなものです。
ただし高温高圧で酸素濃度が非常に低いため、エンジンが吸引してしまうと十分な酸素を取り込むことが出来なくなり、エンジン停止を招いてしまいます。

墜落機から脱出する際に、

グースはキャノピー(操縦席を覆う天蓋)に激突し

命を落としてしまうのでした。

事故の原因はマーヴェリックだった可能性が高い


https://mitsukaru-movie.com/topgun

このように事故シーンをよく見ると、

本来アイスマンの指示に従うべきマーヴェリックが

その指示を無視して無茶をした

ことが事故の原因と言えるでしょう。

アイスマンが進路妨害したのでなく、

・本来距離を置いておくべきだったマーヴェリック機が距離を詰めていた
・そのためアイスマンは諦めて離脱した時に、後流に巻き込まれてしまった

という解釈が妥当なのではないでしょうか。

アイスマンはわざと後流を出したわけではない

アイスマンはわざとマーヴェリック機に
後流を発生させたの?

と思った方もいたようです。

アイスマンは離脱した時に

わざとマーヴェリック機に

後流を発生させたように見えなくもありません。


https://ippento.com/4723-death-of-topgun-goose-to-be-overcome

しかし、

ターゲットに向けて後流をコントロールすることは

そもそもできないそうです。

ギリギリまでアイスマン機に接近した

マーヴェリック機に非があったと

という解釈が自然でしょう。

査問会に呼ばれたのはマーヴェリックだった


https://theriver.jp/top-gun-maverick/

グースの事故の後、

事故調査委員会による査問会で、

マーヴェリックは、

事故は操縦士の過失によるものではない

と判断され、

責任を問われることはありませんでした。

しかしこの時、

アイスマンは査問会に呼ばれてもいません。

・マーヴェリックは事故について調査が行われた
・アイスマンは事故について調査が行われなかった

ということでしょう。

つまりアイスマンには

何も非がなかったということがわかります。

アイスマンにも責任があったという意見も


https://www.cinematoday.jp/news/N0101399

グースの事故に関して、

アイスマンにも責任があった

という意見もあります。

前方機のアイスマンは、

すぐに教官機を仕留めることができず、

「20秒くれ」

とマーヴェリックに言っています。

せっかく教官機を仕留めらえる

ポジションにつけたアイスマンは

何としても自分がロックオンしたいと

思ったのでしょう。


https://ippento.com/4723-death-of-topgun-goose-to-be-overcome

このアイスマンに対して、

20秒もかける前に、
諦めてマーヴェリック機と交代すべきだったのでは

もっと早めに見切りをつけるべきだった

という意見もあります。

アイスマンも成績トップを維持するために、

マーヴェリックの手柄にしたくないから進路を邪魔した

とも考えられるでしょう。

ルールに従わなかったという意味で

マーヴェリックのほうが責任は大きいですが、

アイスマンにも

少しは責任があったと言えるでしょう。

「トップガン」のような事故は現実には起きにくい

基本的に仲間同士が揉めることはない

グースの悲しい事故は、

・マーヴェリックとアイスマンが成績1位を競い合っていた
・マーヴェリックもアイスマンも教官機を仕留めたかった

ということが1つ目の原因と言えるでしょう。

しかしこのような状況は

実際に起きることはないそうです。

そもそも成績トップを競い合うということはなく、

仲間同士が揉めることもないといいます。

後流に巻き込まれることはない

2つ目の事故原因は、

緊急離脱したアイスマン機の後流に

マーヴェリック機が巻き込まれたことです。

しかしこれも現実にはあり得ないそうです。

編隊飛行の訓練をしていれば、

後流に巻き込まれるという失敗は

まず起きないとされています。

まとめ

今回は「トップガン」のグースの事故シーンで

アイスマンはわざと妨害したのか?

について考えてきました。

アイスマンの行動は妨害ではなく、

マーヴェリックの無理な行動のほうに

非があったと言えるでしょう。

しかしそれ以外にもさまざまな要因が重なり、

悲劇が起きたということがわかりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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