「トップガン」アイスマンの現在は?闘病を経たヴァル・キルマー続編出演の奇跡!

「トップガン」でマーヴェリックの

良きライバルだったアイスマン。

続編ではヴァル・キルマーが

がん闘病を経て続編に出演したことが

大きな話題となりました。

今回はアイスマンを演じた

ヴァル・キルマーの現在を追いました。

ネタバレを含みますので「トップガン」「トップガン マーヴェリック」鑑賞後に記事をご覧ください

目次

「トップガン」アイスマン演じたヴァル・キルマーの現在は?

2017年:咽頭がん闘病を経て復活


https://front-row.jp/_ct/17544551

2017年4月に、

・2014年にステージ4の咽頭がんと診断されたこと
・2年間、闘病したこと

を明かしたヴァル・キルマー。

・化学療法や放射線治療
・気管切開手術

などを受け、

咽頭がんから完全に回復したことを

公表しました。

しかしながら、

・気管切開チューブ
・栄養チューブ

を入れることになったといいます。

長い治療の末、

最終的に声を失ってしまい、

現在も自然に話すことができないそうです。

2020年:メディアで元気な様子を見せる

2020年に米国情報番組「Good Morning America」

に出演したヴァルは、

とても体調が良いと話していました。

米ET誌では、

私は絶好調です。
私の声はセメントミキサーに轢かれたようですが、
最高の気分です。

と語っていました。

150歳まで働こうと思います。
地球で1番の年寄りを演じたいんですよ。

という言葉もありました。

2022年:「トップガン マーヴェリック」に出演

2022年に公開された「トップガン マーヴェリック」で

再びアイスマンを演じたヴァル・キルマー。

マーヴェリックとの再会シーンは

非常に胸が熱くなるものでした。

このシーンが実現するまでには、

さまざまなドラマがあったようです。

続投の意思を示したヴァル

2017年5月に、

「トップガン マーヴェリック」の制作が決定。

ヴァルは自身のTwitterに

アイスマンのTシャツを着た姿を投稿。

自身のInstagramでは、

トム、準備はできてるぞ。
まだトップガンの思い出の品を持っているんだ!
まだやる気だぞ! まだいけるぞ!

とコメントを投稿しました。

しかし咽頭がんで闘病中だったことを明かしていたためめ、

メディアやファンたちからは

不安の声が上がっていたといいます。

トムの熱望によりカムバックが実現

闘病を経たヴァルが「トップガン」続編に続投することに対して

不安の声が高まる中、

カムバックが実現したのは、

トム・クルーズの存在が大きかったといいます。

トムは、

キルマーの参加がなければ「トップガン」の続編は作らない

と断言するほどヴァルの続投にこだわったそうです。

そのような経緯もあり、

ヴァル・キルマーの続投決定が報じられました。

トムとの再共演は特別な時間だった

ヴァル・キルマーはトムとの再共演について、

米Entertainment Weekly誌でこのように明かしていました。

あの頃とまったく変わっていなかった。
僕たちは大笑いをしてしまったから何テイクも撮り直したよ。
本当に楽しくて、特別な時間だった。

トム・クルーズも、

とても感情移入したことを語っています。

米トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」に出演した際に

僕は泣いていました。
感情移入してしまってね。
彼はとても素晴らしい俳優で、彼の作品が大好きなんです

と語っていました。

https://twitter.com/rubyrubidium/status/1535647405990850561?s=20

「トップガン」の撮影中から

特別な絆があったというトムとヴァル。

36年の時を経た再共演は

感慨深いものだったようです。

二人の再共演シーンは、

・マーヴェリックとアイスマン
・トム・クルーズとヴァル・キルマー

この男たちの友情がリンクする

とても感動的なシーンでした。

アイスマンの声はAI技術によるものだった

ヴァルが演じるアイスマンも、

病気を患っていて声が出しにくい

という設定になっています。

アイスマンは文字をパソコンにタイピングしながら

マーヴェリックと会話するのですが、

少しだけ話すシーンもありました。

実はこの声はAI技術によるものなんだそうです。

ヴァルの過去の声を録音したものと

AI技術を駆使し、

ヴァルの声を再現したといいます。

演技力は衰えていないと賞賛された

ジョセフ・コシンスキー監督は、

ヴァル・キルマーの再会シーンの演技について

米The Hollywood Reporter誌にこのように語っています。

キルマーの演技は衰えていない。
一言もしゃべらずに、多くの感情を伝えることができる。
「ヒート」(1995年)での彼を見て、そのことに気づいたのを覚えているよ。
たった一つの視線で、多くのことを語れるんだ。

言葉を発することができない難しい演技のなかでも、

全盛期を彷彿とさせるような

貫禄の演技を見せたヴァル・キルマー。

これからも俳優であり続けてほしいですね。

子供たちも俳優、女優として活躍


https://www.harpersbazaar.com/jp/celebrity/celebrity-news/a40344075/val-kilmer-top-gun-maverick-kids-instagram-news-220620-lift1/

ヴァル・キルマーは

元妻で女優のジョアンヌ・ウォーリー

との間に生まれた二人の子供がいます。

・メルセデス・キルマー:31歳(2022年3月現在)
・ジャック・キルマー:27歳(2022年3月現在)

お二人とも出演作はまだ多くありませんが、

俳優として活動されています。

ヴァル・キルマーの闘病生活、

その後の俳優復帰を支えたと言われています。

「トップガン マーヴェリック」にも出演

メルセデスとジャックは、

実は「トップガン マーヴェリック」の

アイスマンのお葬式のシーンに

エキストラとして出演されているそうです。

現場で楽しい時間を過ごした様子が

SNSに投稿されていました。

「トップガン マーヴェリック」アイスマンの現在は?

アイスマンはアメリカ海軍司令官になっていた

前作「トップガン」では、

エリートパイロットの訓練校で

ライバル訓練生だったマーヴェリックとアイスマン。

・熱血漢で破天荒なマーヴェリック
・冷静沈着でプライドの高い優等生アイスマン

という対照的な二人は衝突しながらも、

お互いを認め合う仲でもありました。

「トップガン マーヴェリック」はそれから36年後。

凄腕ながら出世街道から外れたマーヴェリックに対し、

アイスマンはアメリカ海軍の司令官になっていました。

優等生だったアイスマンが

そのままトップに上り詰めたことに

胸が熱くなった方は多かったでしょう。

そしてかつてのライバルマーヴェリックを

トップガンの教官として呼び寄せるのでした。

アイスマンは不治の病を患っていた

トップに上り詰めたアイスマン。

トップガンファンには嬉しい展開でしたが、

同時に悲しい事実を知ることになります。

はっきりと病名などは明かされていませんが、

がんが再発し、

余命わずかな状態であることがわかります。

喉に想い症状を抱えていて、

もう言葉を発することも難しく、

言葉をパソコンにタイピングしながら

会話するほどになっていました。

病気の設定はヴァルの案

アイスマンが病気である設定は、

ヴァル・キルマー本人の提案だったそうです。

ヴァルはアイスマンをリアルに演じるために

自分と同じように病気の設定にしたといいます。

ジョセフ・コシンスキー監督は、

このヴァルの提案に対し、

とても勇敢な方法だと思いました

と語っていました。

マーヴェリックと再会を果たす

アイスマンはかつてのライバルマーヴェリックと

再会を果たします。

アイスマンはパソコンに言葉を打ちながら

マーヴェリックと会話します。

ジョセフ・コシンスキー監督は

この再会シーンについて

観客が感情移入できないのでは

という心配があったそうです。

しかしこの方法で会話したことで、

最後の言葉

「過去は水に流せ」

という言葉がより際立ち、

とても感動的なシーンに仕上がったと

語っていました。

マーヴェリックとアイスマンらしい再会シーンだった


https://www.cinematoday.jp/news/N0101399

前作「トップガン」における

アイスマンとマーヴェリックの関係は

独特なものでした。

相手を蹴落としてトップになりたいと

闘志を燃やしながらも、

マーヴェリックの実力を

誰より認めていたのは

アイスマンだったのではないでしょうか。



https://www.vogue.co.jp/celebrity/news/2017-05/28/tom-cruise/related/1

マーヴェリックも同じように

アイスマンへのリスペクトがありました。

そんな二人の距離感が、

「トップガン」のかっこ良さのひとつでした。

マーヴェリックとグースのように

はしゃいだり語り合う仲ではありませんでしたが、

少ない会話の中に

二人の強い絆が感じられました。

再会シーンでは、

そんな二人の関係が見事に描けていたと思います。

名セリフ「過去は水に流せ」

アイスマンの前では、

ふだんは見せない弱気な部分を見せるマーヴェリック。

そんなマーヴェリックに対し

「過去は水に流せ」

という一言を与えるアイスマン。

シンプルなセリフですが、

マーヴェリックのすべてを知っている

旧友アイスマンが発したことで

感動的な名セリフとなりました。

「トップガン マーヴェリック」で再注目!ヴァル・キルマーの経歴は?

トップガンで人気俳優に

生年月日:1959年12月31日
年齢:63歳(2022年3月現在)
出生地:カリフォルニア州ロサンゼルス

17歳で名門「ジュリアード音楽院演劇科」に入学し、

舞台俳優として活動。

1984年に「トップ・シークレット」で映画デビューし、

1986年「トップガン」でブレイクしました。

「ウィロー」(1988年)
「ドアーズ」(1991年)
「バットマン フォーエヴァー」(1995年)

このような映画に主演し、

人気を集めます。

バットマン フォーエヴァー」では、

主役のバットマン役に大抜擢されています。

1980年代~1990年代を代表する作品に

数多く出演していました。

激太りの後、激やせした姿に

2000年以降は、

主役を務めることは少なくなりましたが、

コンスタントに映画に出演していたヴァル。

物語のスパイスになるような

名脇役として活躍していました。

そして徐々に体型に変化したことに

注目が集まるように。

若きアイスマンのイメージとは

かけ離れた体型ですね。

ところが2015年以降は、

激やせした姿に注目が集まりました。

これにより重病説が浮上。

本人は否定していましたが、

2017年にがん闘病の事実を認めました。

女性遍歴がすごい

ヴァル・キルマーは

「ウィロー」で共演した

ジョアンヌ・ウォーリーと1988年に結婚し、

1996年に離婚しています。

それ以外に

多くの女優や歌手と噂になりました。

・シェール(歌手):噂
・カーリー・サイモン(歌手):交際
・ミシェル・ファイファー(女優)
・エレン・バーキン(女優):短期間交際
・ダリル・ハンナ(女優):交際
・アンジェリーナ・ジョリー:噂
・シンディ・クロフォード(モデル):交際

このような華やかな女性たちとの

ロマンスを楽しんだヴァル・キルマー。

当時の人気ぶりが伺えますね。

まとめ

今回は「トップガン」アイスマンを演じた

ヴァル・キルマーの現在について調べました。

がん闘病を経て

声を失ってしまったヴァルですが、

現在は意欲的に活動されているそうです。

これからのご活躍に期待したいと思います。

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