迫力ある飛行シーンが魅力の
「トップガン」ですが、
実は撮影で事故が発生し、
スタントマンが死亡するという
傷ましい事故が起きていました。
今回はこの事故について調べてみました。
「トップガン」撮影時の事故とは？
「トップガン」スタントマン死亡事故が起こっていた
https://ippento.com/4723-death-of-topgun-goose-to-be-overcome
あまり知られていないことですが、
実は「トップガン」撮影時に
スタントマン死亡という
事故が起きていました。
空撮カメラマンのアート・ショルが
上空を飛行していたところ、
機体がきりもみ回転を起こし
太平洋に急落下。
54歳で帰らぬ人となったのです。
妻と二人の子供がいたそうです。
空中スピンシーン撮影での事故
事故の内容は、
以下のように報じられました。
機体が空中でスピンするシーンを撮影
↓
制御不能に陥る
↓
太平洋に墜落
アート・ショルが最後に言った言葉は
「何か問題が起きた」
だったそうです。
その後、
・アメリカ沿岸警備隊が海を捜索するも、機体も遺体も見つからなかった
・墜落による残骸だけが見つかった
ということが明かされました。
事故の原因は不明
この事故の原因については、
最後までわからなかったそうです。
飛行機に取り付けられていたカメラの重さが
曲芸飛行の妨げになったのでは
という意見もあったそうです。
しかしアート・ショルは、
何度もこのスタントを成功させていたため、
明確な原因は不明だったといいます。
死亡したスタントマンは有名なパイロットだった
「トップガン」の事故で亡くなった
スタントマンのアート・ショール。
・航空カメラマン
・スタントパイロット
・曲技飛行パイロット
・飛行教官
このような人物でした。
世界的に有名なパイロットで、
「トップガン」以外にも
映画に出演されたことがあったそうです。
これほどベテランのパイロットであっても、
事故にあってしまうという、
空撮の怖ろしさを感じます。
「トップガン マーヴェリック」の撮影時の事故は？
事故の報告はない
https://topgunmovie.jp/
「トップガン マーヴェリック」では
前作以上の迫力ある飛行シーンが
話題となりました。
しかも、
スタントマンによる撮影だけでなく、
トム・クルーズや若い俳優たちも
一緒に戦闘機に乗り込んで
撮影が行われました。
https://topgunmovie.jp/
しかし、
事故の報道は特にありませんでした。
大きな事故なく、
無事に撮影を終えたようです。
徹底した訓練が行われた
「トップガン マーヴェリック」では
リアルな演技を引き出すために、
俳優が戦闘機に乗り込んで空撮するという
無謀とも言える撮影方法が行われました。
この危険な撮影を成功させるために、
・水中訓練
・飛行機搭乗訓練
・アクロバット飛行訓練
・戦闘機空母離陸訓練
このような訓練が
3ヵ月かけて行ったそうです。
俳優たちは、
本物の戦闘機パイロットと同じような
厳しい内容をこなしたといいます。
撮影前夜は不安で眠れなかった
「トップガン マーヴェリック」の監督
ジョセフ・コシンスキーは、
米国Film誌の中で、
このように話していました。
若い俳優たちを送るなんて
飛行前日の夜には毎回のように
重圧がのしかかってきましたよ。
撮影前夜は不安で夜も眠れなかった。
前作の死亡事故があるため、
最悪の事態も想定される過酷な空撮に
大きなプレッシャーを感じていたそうです。
トム・クルーズのトップガン以外の映画でも死亡事故が起きていた
「バリー・シール／アメリカをはめた男」の悲劇
2015年公開のトム・クルーズ主演作、
「バリー・シール／アメリカをはめた男」。
この作品でも飛行機による死亡事故が起きました。
クルーを乗せた小型機が撮影中に墜落。
・2人が死亡
・1人は半身麻痺の重症
という大事故だったそうです。
悪天候だだったことが
事故の原因のひとつとされていました。
しかし死亡したパイロットの遺族は、
事故について償請求訴訟を起こしました。
遺族は、
この事故が起こる状況を作った責任の一端は、
監督のダグ・リーマンと主演のクルーズにもある。
非常にハイリスクで、アクションに偏った映画。
などと主張したそうです。
亡くなったパイロットの一人は
事故の数週間前、
エグゼクティブ・プロデューサーに
ミッションの危険性について訴えていたそうです。
まとめ
今回は「トップガン」の撮影事故により
スタントマンが死亡したことを
調べてみました。
最悪の事態を想定しながらの過酷な撮影であること、
監督や俳優たちの不安を考えると、
映画の飛行シーンは
感慨深いものを感じます。