トップガン マーヴェリック監督亡くなった理由は?エンドロール追悼の想いとは

「トップガン マーヴェリック」ラストには

前作「トップガン」を監督した

トニー・スコットへの

追悼の言葉がありました。

続編実現前に死去された

監督の亡くなった理由や

どんな方だったのか調べてみました。

目次

「トップガン マーヴェリック」エンドロール追悼の監督は?

前作「トップガン」のトニー・スコット監督


https://eiga.com/news/20120827/9/

2022年に大ヒットした「トップガン マーヴェリック」。

エンドロールで流れた

トニー・スコット監督に追悼を捧げます

というメッセージが印象的でした。

映画の内容だけでなく、

この追悼の言葉に、

涙を流した映画ファンの方々は多かったでしょう。


https://www.vogue.co.jp/celebrity/news/2017-05/28/tom-cruise/related/1

トニー・スコットは、

前作「トップガン」を生み出した監督です。

2012年にこの世を去りました。

「トップガン マーヴェリック」を制作するにあたり、

・主演のトム・クルーズ
・制作のジェリー・ブラッカイマー

はトニー・スコット監督に最大の敬意を払うことを

重要視していたといいます。

アクション・サスペンス映画の名監督


Amazonより

イギリス出身のトニー・スコット監督は、

1983年にカルト的人気を集めた「ハンガー」で

監督デビューをすると、

1986年「トップガン」でハリウッドデビューし、

人気監督となりました。

「ビバリーヒルズ・コップ2 」1987年)
「デイズ・オブ・サンダー」(1990年)
「トゥルー・ロマンス」(1993年)
「クリムゾン・タイド」(1995年)
「ザ・ファン」(1996年)
「エネミー・オブ・アメリカ」1998年)
「スパイ・ゲーム」(2001年)
「マイ・ボディガード」(2004年)
「アンストッパブル」(2010年)

このような、

アクション・サスペンスの名作を

数多く手がけてきました。


Amazonより

「デイズ・オブ・サンダー」では、

トム・クルーズとジェリーブラッカイマーと

再びタッグを組んでいます。

兄は巨匠リドリー・スコット


https://www.cyzowoman.com/2012/08/post_6584_1.html

トニー・スコット監督の実の兄は

リドリー・スコット監督です。

写真は左がトニー監督、左がリドリー監督です。

「エイリアン」(1979年)
「ブレードランナー」(1982年)
「グラディエーター」(2000年)

リドリー・スコット監督は、

このような映画史に残る

名作を誕生させてきた巨匠です。

兄弟でプロデュースしてきた作品も多く、

・海外ドラマ「NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル」
・海外ドラマ「グッドワイフ」

などの日本で人気のドラマも

兄弟で製作総指揮に名を連ねていました。

「トップガン」監督トニー・スコットが亡くなった理由は?

橋から飛び降り死亡

トニー・スコット監督は

2012年8月19日、

68歳で亡くなりました。

この日の12時35分頃、

ロサンゼルス市内にある

ヴィンセント・トーマス・ブリッジから

飛び降りた人がいる

という複数の通報が寄せられたといいます。

その後、

ロサンゼルス港湾警察の捜査により

午後3時前に遺体が収容されました。

死因は、

・複数の鈍器損傷
・溺れたこと

だったそうです。

サンゼルス郡検視局のジョー・ベイル警部補は、

我々は事実関係を調査中ですが、
自殺であることは間違いなさそうです

とBBCの取材にこたえています。

抗うつ薬と睡眠薬が検出された

ロサンゼルス郡検視局による検視の結果、

・治療レベルの抗うつ剤ミルタザピン(商品名レメロン)
・睡眠導入剤ゾピクロン(商品名ルネスタ)

が検出されたといいます。

特別な病気の症状などはなかったそうです。

「手術不可能な脳腫瘍を患っていた」と噂された

トニー・スコット監督の

訃報が報じられた後、

ABCニュースが

トニー・スコット監督は
手術不可能な脳腫瘍を患っていた

と報道。

世界各国に情報が広がりました。

近しい関係者が、

匿名でABCニュースに寄せた情報だったそうです。

しかしこれは全くの誤報。

トニー・スコット監督の遺族が

脳腫瘍を患っていたことは事実ではない

と否定しました。

遺書が残されていた

ロサンゼルス郡検視局によると、

現場の周辺に停めてあった

トニー・スコット監督の車から

緊急連絡先が書かれたメモ

が見つかったといいます。

さらに監督のオフィスには

家族や友人にあてたメッセージ

が遺されていたそうです。

トニー・スコット監督は「トップガン」続編を計画中だった

続編の企画が本格始動していた


https://topgunmovie.jp/

トニー・スコット監督が

2012年8月19日に亡くなる数か月前の

2012年5月、

パナマウントが

「トップガン2」の企画が

本格的に動き出したことを発表しています。

・監督:トニースコット
・制作:ジェリー・ブラッカイマー

が続投することも報じられました。

亡くなる2日前にトム・クルーズに会っていた


https://topgunmovie.jp/

トニー・スコット監督がなくなる2日前の

2012年8月17日には、

「トップガン2」へ向けた

話し合いが行われていたことも明かされました。

主演のトム・クルーズも

この時トニー・スコット監督と

会っていたそうです。

トム・クルーズの追悼コメント

突然の悲報を受けたトムは

トニーは私の親愛なる友人でした。
ほんとうに寂しい気持ちでいっぱいです。
トニーは創造的で、彼が見せる映画のビジョンは計り知れません。
深い悲しみであり、トニーのご家族にも哀悼の意を表します。

との声明を発表しました。

「トップガン マーヴェリック」の監督は?

ジョセフ・コシンスキー監督が務めた


Wikipediaより

トニー・スコット監督の死により

「トップガン2」の実現が遠のく中、

ジョセフ・コシンスキーが監督を務めることが

報じられました。

ジョセフ・コシンスキー監督は、

トム・クルーズに企画を持ち込み、

それにトムが承諾する形で、

「トップガン マーヴェリック」の

制作が決まったそうです。

2010年に「トロン: レガシー」で

監督デビューしたばかりの若手監督でしたが、

・「トロン」(1982年)の続編であるSF映画「トロン: レガシー」(2010年)を成功させた
・「オブリビオン」(2013)でトム・クルーズとタッグを組んでいた

このような理由から、

「トップガン」続編監督の大役を

任されることになったのではと言われています。

リドリー・スコット監督も賞賛


https://topgunmovie.jp/

そして完成した作品は、

公開前にトニー・スコット監督の兄である

リドリー・スコット監督に見せたといいます。

Empire誌によると、

ジェリーブ・ラッカイマーは、

私が経験した中で最も心温まる出来事のひとつは、
トニーの兄であるリドリーに本作を見せたときのことです。
彼はこの映画を賞賛しました。
トムが映画全体を通してトニーに敬意を表したことに
賛辞を送ったのです。

このように語っていました。

まとめ

今回は、

「トップガンマーヴェリック」の

前作のトニー・スコット監督について

調べてみました。

亡くなった理由や

トム・クルーズたちの想いを考えると、

「トップガン」の前作と続編に対して

また違った気持ちが込み上げてきますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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