アルマゲドン突っ込みどころまとめ!科学的間違いは168個!NASAの試験問題に利用?

ブルース・ウィリス主演の

大ヒット作「アルマゲドン」ですが、

実は突っ込みどころが多い作品としても有名です。

ネット上で囁かれている

おかしな点や矛盾点など

突っ込みどころをまとめてみました。

ネタバレを含みますので本作鑑賞後に記事をご覧ください

\ ブルース・ウィルスに関する記事はこちら /

目次

「アルマゲドン」突っ込みどころまとめ

1つ目:小惑星に気付くのが遅い

本作は、

テキサス州ほどの大きさの小惑星が

地球に接近していることが判明するところから

始まります。

これに対して

巨大隕石の接近にギリギリまで気付かないのはおかしい

という意見があります。

テキサス州の大きさは、696,241 ㎢。

全米第2位の広さです。

そんな大きな隕石をNASAが見逃していたのは

不思議ですね。

資金不足が原因?

これについては、

劇中でも突っ込みが入っていました。

隕石接近の知らせを受けた大統領は、

どうして今まで気が付かなかったのか?

とNASA総指揮官のダン・トルーマンを問い詰めます。

これに対してダンは

予算の都合上、
探査範囲は全宇宙の3%しかカバーできていない

と反論しています。

それにしても、

テキサス州サイズの隕石に気付かないのは

ちょっと不自然ですね。

2つ目:素人が宇宙へ行く

接近中の小惑星から地球を守るために

考えられた作戦は、

小惑星に穴を掘り核爆弾を埋め込んで爆破する

というもの。

そのミッションに任命されたのが、

なんと石油堀りのプロたち。

これには

素人の石油掘削員たちが
短期間の訓練で宇宙に行くのはおかしい

という突っ込みの声が多数見られました。

もちろん、

ハリーたち石油掘削員だけでなく

宇宙飛行士もシャトルに乗っていましたが、

それでも無理がある設定と言えるでしょう。

宇宙飛行士を訓練したほうが良かった?

宇宙素人の石油掘削員が宇宙の訓練をする

よりも、

宇宙飛行士が掘削の訓練をする

のほうが良かったのでは?

という意見もありました。

宇宙飛行士はきっとこれまで

さまざまな厳しい訓練をしてきたのでしょう。

彼らなら、

掘削訓練も上手くこなせたのかもしれません。

3つ目:テストせずにスペースシャトルを打ち上げる


https://www.waltdisneystudios.jp/studio/others/0193

小惑星を核爆弾で爆発させる作戦が決まると、

アメリカ空軍とNASAが極秘裏に共同開発した

スペースシャトル2機を発射させることにします。

これには、

極秘裏に建造していて、
しかもテストも行っていないスペースシャトルを
打ち上げるのはおかしい

という意見がありました。

それほど非常事態だという

緊迫感も感じられますが、

普通に考えると、

不自然なことではあるでしょう。

4つ目:スペースシャトル内に重力がある

これは本作の定番の突っ込みネタ。

宇宙空間にいるはずの
スペースシャトル内が
無重力状態ではないのはおかしい

実はこれには劇中で説明がありました。

宇宙ステーションとドッキングする際、

作業を円滑に行うために
遠心力で重力を発生させる

と説明されていました。

しかし、

この遠心力で重力を発生されること自体、

現実的なことではないでしょう。

これはSF映画的な設定と言えますね。

5つ目:ロシア人が宇宙船を叩いて直す

こちらも定番の突っ込みどころであり、

名シーンの一つでもあります。

宇宙ステーションで合流した

ロシア人宇宙飛行士のレヴ・アンドロボフ大佐。

問題のシーンは、

スペースシャトルが部品の故障で動かなくなった時です。

レヴは、

ロシアの宇宙ステーションではこうやって直す

と言ってシャトル内の機械を

レンチで叩きつけて直したのです。

このシーンには

精密機械を叩いて直すのはおかしい

叩いて直る昔のテレビみたい…

など突っ込み意見が多く見られました。

6つ目:惑星で風が吹いている

https://twitter.com/struts1201/status/24759763642?s=20

惑星に辿り着いた

ハリーたち石油掘削員たちは

惑星の上で作業をするのですが、

掘削作業員マックスが、

ガス噴出の際に逃げ遅れ、

爆発に巻き込まれ死亡する事故が起きます。

このとき強い風が吹いているのですが、

宇宙は空気がないから風は吹かないのでは?

という突っ込み意見も見られました。

このシーンは

空気がないはずの空間で風が吹いた

という矛盾が生まれてしまいますね。

7つ目:惑星に重力がある

小惑星にそもそも重力があるのがおかしい

という意見もあります。

惑星の上で作業をする石油掘削員たちは

普通に歩いています。

しかしこの重力の描写については、

劇中で説明がありました

宇宙服にスラスターがついているから?

無重力状態のはずの惑星で

普通に歩けている理由は、

宇宙服についているスラスターの噴射で

バウンドしないで歩ける

としていました。

しかしこれも現実的なものではないでしょう。

SF映画にあるような設定と言えます。

訓練の意味がない?

宇宙に行くための訓練の中で、

ハリーたち石油掘削員は、

これから重力のない世界に行くために
空気のない場所で訓練してもらう

と厳しい訓練を受けていました。

この訓練が活かされなかったところも、

突っ込みどころと言えます。

8つ目:核爆弾にリード線がある

空軍からの指示により

核爆弾のタイマーが起動されたことに気付いたハリーは

何とか起動を止めようとします。

そして核爆弾の蓋を開いて

時限装置を止めようとします。

するとそこには赤と青のリード線が。

これには、

核爆弾にリード線があるのは、笑ってしまった

などの突っ込みがありました。

アクション映画の爆弾解体シーンの定番である

赤と青のリード線。

これが出てきたことに失笑した方は

多かったようです。

9つ目:核爆弾で小惑星の軌道を変える

https://www.waltdisneystudios.jp/studio/others/0193

ハリーの活躍により、

核爆弾の爆発し、

小惑星の軌道を変えることに成功。

地球への隕石衝突を回避することができました。

しかし、

これについても突っ込み意見が

数多く見られました。

英物理学者らが指摘

実はこの件については、

英レスター大学の英物理学者らが指摘しています。

劇中の核爆弾による小惑星への影響は

安っぽい花火程度と試算。

爆発させるためには、

地球上の最も大きな核爆弾の

なんと10億倍の威力の爆弾が必要だ

指摘しました。

10つ目:爆破した隕石が地球スレスレを通っていった

小惑星を爆破することに成功し、

爆破した隕石は地球スレスレを通り、

危機を脱しました。

しかしこの隕石の速度は3500km。

このタイミングで爆破に成功しても、
地球にぶつかっていただろう

と指摘する声がありました。

「アルマゲドン」は突っ込みどころ満載でも面白い

科学的な間違いは168個

突っ込みどころ満載の「アルマゲドン」。

科学的に間違いとされている部分は

なんと168個もあると言われています。

本編は150分ありますので、

1分に1個以上、

突っ込み箇所があることになります。

NASAの研究用に使われている

実は本作はNASAの

管理職候補の研修に使われているそうです。

その使われ方とは、

「アルマゲドン」を見て科学的な間違いがいくつあるか発見する

というもの。

NASAの管理職になるためには、

168個すべての間違いを

指摘しなければならないのでしょう。

突っ込みどころ満載でも面白い

168個も科学的突っ込みどころある本作。

素人が見ても、

突っ込みどころ満載なのも納得です。

しかしおかしな点があるから駄作

というわけではありません。

突っ込みどころがあっても文句なしに面白い

細かいことは気にせずとにかく楽しめる名作

このように、

突っ込みどころ満載なところも含めて、

「アルマゲドン」は素晴らしい

という評価を得ています。

まとめ

今回は「アルマゲドン」の

突っ込みどころをまとめてみました。

科学的におかしな点は

驚愕の168個。

それをチェックしながら観てみるのも

面白そうですね。

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