アルマゲドン低評価はなぜ?ディープインパクトとの比較や矛盾点が原因?

大ヒット作の「アルマゲドン」ですが、

低評価なのはなぜなのでしょうか。

日本で根強い人気のある本作の

低評価の原因を調べてみました。

ネタバレを含みますので本作鑑賞後に記事をご覧ください

\ ブルース・ウィルスに関する記事はこちら /

目次

「アルマゲドン」低評価はなぜ?

「ディープインパクト」と比較されてしまったから

「アルマゲドン」の約半年前に公開された

「ディープ・インパクト」という作品。

「ディープ・インパクト」:1998年6月20日公開
「アルマゲドン」: 1998年12月12日公開

どちらも隕石による地球滅亡を描いていたため、

後から公開された「アルマゲドン」に対して

「ディープ・インパクト」のほうが面白かった

「ディープ・インパクト」のパクリ?

などと思う方が多かったようです。

これが「アルマゲドン」低評価の一つと言えるでしょう。

人間模様を丁寧に描いた「ディープ・インパクト」

スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務めた本作。

人類滅亡の危機に直面する中、

様々な立場の人々の人間ドラマに

焦点をあてた感動作。

パニック映画でありながら、

静かに描かれるドラマに

心打たれる内容でした。

ド派手アクションに興奮の「アルマゲドン」

一方の「アルマゲドン」は、

単純明快なストーリー展開と

大迫力の映像。

科学的な矛盾などもありますが、

それも楽しませてくれるような

エンターテイメント性の高い作品でした。

そのため、

先に「ディープ・インパクト」を観た方は、

「アルマゲドン」は大味でつまらない

人間ドラマの描き方が物足りない

と感じてしまったのかもしれません。

「アルマゲドン」のほうが先に公開されていたら、

もっと高評価を得たかもしれませんね。

「アルマゲドン」がパクった?

どうして同時期に、

同じような内容の映画が公開されたのでしょうか。

「アルマゲドン」が、

「ディープ・インパクト」のアイディアを

パクったのでしょうか。

実はハリウッド映画では、

このように映画の内容が被ることは

稀に起こるそうです。

ハリウッドで映画を作る際には、

今どんな内容の映画が売れるか

を徹底的にリサーチするといいます。

そのため、

同じような題材の映画が作られてしまうのです。

この2作品が作られた時には、

竜巻のパニック映画「ツイスター」など、

ディザスター映画がヒットしていました。

さらに20世紀末の人類滅亡に関して

人々の興味が集まっていたことから、

同じようなネタの作品になったのでしょう。

科学的な矛盾が多いから

ハリウッド大作らしい

迫力ある映像や感動のラストなど

見どころが多い本作。

そのような部分は高評価なのですが、

「科学的な矛盾」に対して

批判的な意見が目立ちます。

・NASAが小惑星の接近に気付くのが遅い
・素人が短期間の訓練で宇宙に行ける
・スペースシャトル内や惑星に重力がある
・ロシア人が宇宙船を叩いて直す
・惑星で風や爆発が起きる
・テキサス州サイズの惑星の起動を核爆弾で変える

定番のツッコミどこを挙げただけでも

これだけあります。

専門的に見ると、

なんと168個の矛盾点があるとも言われています。

科学的なツッコミをせずに楽しむべき

という意見もありますが、

数ある矛盾点は、

低評価の一因と言えるでしょう。

大ヒット作だからそれなりに批判も多い

https://karapaia.com/archives/52096861.html

https://karapaia.com/archives/52096861.html

低評価も見られる本作ですが、

興行的には大成功をおさめた作品です。

日本における洋画の興行収入ランキングはこちら。

1位「タイタニック」(1997年)
2位「アナと雪の女王」(2014年)
3位「ハリー・ポッターと賢者の石 」(2001年)
4位「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(2002年)
5位「アバター」(2009年)
6位「ラスト サムライ」(2003年)
7位「トップガン マーヴェリック(2022年)
8位「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)
9位「E.T.」(1982年)
9位「アルマゲドン」(1998年)

このような大ヒット作の中に

ランクインしている「アルマゲドン」。

非常に多くの人が観ている作品ということで、

それなりに批判の声もあったのでしょう。

高評価の人、低評価の人、

どちらも多かったのだと思われます。

超A級映画として厳しく評価された?

これほどヒットしていなければ、

B級映画としては面白い

と高評価を得たかもしれません。

しかし、

超A級映画という位置づけだったため、

厳しく評価されたとも言えるでしょう。

俳優を活かしきれていないから

本作の評価を下げている要因として、

俳優を活かしきれなかったことも

挙げられるでしょう。

ブルース・ウィリスとベン・アフレックは、

いつも通りの活躍をしていました。

頑固おやじでありながら、

娘とAJに深い愛情を持っている

ブルース・ウィリス演じるハリーは

愛すべきキャラクターでした。

個性派俳優たちの良さが出ていない

http://quposs123.blog.fc2.com/blog-entry-2.html

http://quposs123.blog.fc2.com/blog-entry-2.html

本作ではメインの2人以外にも、

名優が揃っています。

・スティーヴ・ブシェミ
・マイケル・クラーク・ダンカン
・オーウェン・ウィルソン
・ビリー・ボブ・ソーントン

特にこの4人は演技の幅が広い実力派です。

しかし本作においては、

インパクトに欠けるキャラクターでした。

無名の役者ばかりなら

こんなものかな

という評価になるでしょう。

しかし、これだけの名優を集めておきながら、

上手く活かしきれていなかったので、

低評価になってしまったのでしょう。

回収できていないシーンが多いから


https://www.waltdisneystudios.jp/studio/others/0193

「アルマゲドン」のちょっと残念なのは、

回収できていないシーンが多いところです。

行き当たりばったりになってしまい、

ストーリーに一貫性がないように

感じられる部分がありました。

これも低評価の一つと言えるでしょう。

掘削のプロが宇宙に行く意味は?

地球に接近しようとしている小惑星を爆破させるためには、

惑星を掘って核爆弾を埋めて中から爆発させるしかない。

ということで集められた

石油掘削員たち。

地球を救うためには、

宇宙飛行士や空軍ではなく、

掘削のプロの力が必要

ということが本作の面白さです。

しかしこの設定は良かったのですが、

実際に惑星で掘削作業をするシーンでは、

「掘削のプロだからできた!」

という描写があまりありません。

これなら、宇宙飛行士でもできたのは…

と思った方は多かったでしょう。

無重力の訓練をしたのに活かせていない?

宇宙へ行くことになった石油掘削員たちは、

宇宙での無重力に備えて

厳しい訓練を受けました。

しかし、

スペースシャトル内も惑星の表面も

なぜか重力があったため、

訓練を活かすことは

ほとんどありませんでした。

まとめ

今回は「アルマゲドン」低評価はなぜなのか

について調べてみました。

さまざまな理由が考えらえますが、

期待の大作であったために、

厳しい目で評価されたところは大きいでしょう。

本当に低評価の映画なのか、

もう一度観返してみたくなりますね。

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