窓ぎわのトットちゃんヤバいエピソード5選!裸でプール・トイレ汚物掃除・障害児に何でもさせてしまう?

映画「窓ぎわのトットちゃん」は、

今から40年前に出版された黒柳徹子さんの著書が原作です。

そして舞台となるのは戦前の昭和の時代です。

そのため、今の時代ではありえないエピソードがいくつかありました。

この記事では裸でプールや汲み取り式トイレなど、

ヤバいエピソードを5つご紹介したいと思います。

目次

窓ぎわのトットちゃんヤバいエピソード5選!

1つ目:男の子も女の子も裸でプール


https://www.fashion-press.net/movies/gallery/24709/35940

普通の学校とは違うユニークな学校であるトモエ学園。

そのユニークさの1つとして描かれたプールのエピソードがあります。

ある日当然、先生からプールに入ると言われたトットちゃん。

でもトットちゃんが水着を持ってきていなかったので、

困ってしまいます。

ところがトモエ学園のプールの授業では水着は不要。

なんと男の子も女の子も全裸になって泳ぐというのです。

はじめは戸惑うトットちゃんも、

実際に裸んぼで入ってみると、

生き生きと楽しそうに遊び始めるのでした。

今の時代だったら完全にアウト

このプールエピソードは、

トモエ学園が掲げる、

みんな一緒

の精神が描かれたキラキラしたシーンです。

しかし、

小学生の男女が裸んぼで水泳の授業をするというのは、

今の時代では完全アウトですし

当時の時代でも抵抗を感じた生徒は多かったでしょう。

実際に「窓ぎわのトットちゃん」原作では、

裸になることをとても恥ずかしがった生徒がいたことも

描かれていました。

トットちゃんは1年生の設定ですが、

他学年の生徒も一緒に入っていたようです。

高学年の男女も一緒に入っていた可能性もありますね。

しっかり裸んぼが描かれている!

このプールシーンでは、

しっかり男の子、女の子の裸んぼ姿が出てきます。

性器はアニメっぽくぼかして描かれているのですが、

それでも幼い子どもたちの裸んぼが

大きなスクリーンに映し出されることに、

抵抗を感じる方はいるでしょう。

同じ年代の子どもたちが観たら、

恥ずかしくなってしまうかもしれません。

2つ目:着替えシーン


https://www.fashion-press.net/news/106231

裸んぼでプールに入る前に、

トットちゃんが泰明ちゃんの前で着替えるシーンがあります。

これもちょっと生々しさがありました。

ちょっと躊躇しながらも、

1枚ずつ服を脱いで最終的に裸んぼになるトットちゃん。

このお着換えシーンに

違和感を覚えた方もいたようです。

わざわざ着替えるシーンを入れる必要は

なかったかもしれませんね。

3つ目:お風呂シーン

裸んぼプールエピソードの他に、

またしても子どもたちの裸が出てくるエピソードがあります。

  • トットちゃんが自宅で五右衛門風呂に入るシーン
  • 泰明ちゃんが自宅でお風呂に入るシーン

このシーンについては、

お風呂のシーンは映画では省略されるだろう

と思っていた方が多かったようです。

トットちゃんも泰明ちゃんも可愛らしいシーンだったのですが、

子どもの入浴シーンに抵抗を感じた方もいたでしょう。

4つ目:汲み取り式トイレで財布探し

トモエ学園に転入することになったトットちゃん。

しかし入ってすぐに大切な財布をトイレに落としてしまいます。

当時のトイレは水洗ではなく汲み取り式です。

汲み取り式トイレとは、
排泄物を便槽に貯めて定期的に汲み取る仕組みのトイレです。
当時の日本では汲み取り式トイレが主流でした。

トットちゃんは排泄物が溜まった便槽に財布を落としてしまったため、

なんと大きなひしゃくで汚物をすくっては、

学校の庭に出しながら財布がないか探し始めたのです。

庭にぶちまけられた汚物にはたくさんのハエが集まり、

トットちゃんも汚物まみれです。

まるで臭いがしてきそうな描写に、

気持ち悪くなった方は多かったようです。

5つ目:障害児に何でもさせてしまう


https://www.fashion-press.net/news/106231

トモエ学園には、

障害を持った生徒も通っています。

トットちゃんが親友になる泰明ちゃんは

小児麻痺を患っており、

他の生徒と同じように体を動かすことができません。

そのため泰明ちゃんは何事にも消極的で、

一人で読書をしている男の子でした。

一方何事にも前向きなトットちゃんは、

そんな泰明ちゃんに色々なことに挑戦させようとします。


https://eiga.com/movie/99129/
  • ハシゴを使って木に登らせる
  • プールにドボンと入る

このようなエピソードは、

ハラハラするシーンでしたね。

特に木登りシーンは、

周りに誰も大人がいない状態でしたので、

何かあったらどうするんだろう…

と心配になってしまいました。

窓際のトットちゃんヤバいエピソードには意味があった!

プールは泰明ちゃんの重要エピソード

全員で裸んぼになりプールに入るという

ちょっと今の時代には違和感のあるエピソード。

しかし令和の時代にこのシーンを敢えて入れたのは、

泰明ちゃんに欠かせないエピソードだったからです。

小児麻痺を患っている泰明ちゃんは、

他の生徒のように体を動かすことができず、

何事にも消極的です。


https://www.fashion-press.net/news/106231

しかしトットちゃんに促されて、

みんなと同じプールに入ったことで、

泰明ちゃんの中で何かが変わったように思います。

プールの中では、

体が軽くなり、動かしやすいことに気付いた泰明ちゃんは、

トットちゃんと楽しく遊び、

これまでに見せなかったような笑顔になっていました。

泰明ちゃんが殻を破るためにも、

この裸んぼプールエピソードは重要だったのでしょう。

トイレ財布探しは小林先生の重要エピソード


https://tottochan-movie.jp/

ちょっと気分が悪くなってしまう

汲み取り式トイレでの財布探しシーン。

しかしこのシーンでは、

トモエ学園の小林校長先生の愛情深さが描かれる

重要なエピソードの一つでした。

学校に庭に汚物をぶちまけているトットちゃんに気付いた小林先生。

普通の先生なら大激怒するところでしょう。

しかし小林先生は、

終わったら、もどしとけよ

と言うだけでした。

発達障害のトットちゃんを理解していた


https://www.kinejun.com/cinema/view/98238

トットちゃん=黒柳徹子さんは、

著書「小さいときから考えてきたこと」で

自分が発達障害であることを告白しています。

映画で描かれるトットちゃんの行動には、

随所に発達障害を思わせるシーンが出てきます。

財布探しに没頭していたトットちゃんの行動も、

ひとつのことに強く集中する発達障害の特徴と言えるでしょう。

それを理解していた小林先生は、

トットちゃんが気が済むまで財布探しをすることを

見守っていたのだと思います。


https://eiga.com/news/20230320/1/

結局財布は見つからなかったトットちゃん。

しかし最後に、

でもたくさん探したからいいの

と言うシーンがあります。

トットちゃんにとって、

財布が見つかることよりも、

最後までやり抜いたことが大事だったことがわかります。

そしてトットちゃんはそれを容認してくれた

小林先生の優しさにも気付いたのでしょう。

このような深いエピソードだったため、

汲み取り式トイレの描写は不可欠だったのですね。

トットちゃんの世界観がそのまま描かれていた!


出典元:Amazon

原作の「窓ぎわのトットちゃん」において、

  • 裸でプール
  • 汲み取り式トイレの財布探し

この2つはとても重要なエピソードであり、

ファンにも人気のエピソードでした。

お風呂や着替え、泰明ちゃんの無理やり木登りエピソードも、

同様に外せないものだったのでしょう。


https://twitter.com/ChihiroMuseum/status/1730481861477179438/photo/1

最近は様々な点に気を遣い映画製作するケースが多い中、

敢えてヤバいエピソードをそのまま残し、

トットちゃんの世界観をそのまま描いたことに、

本作の本気度が感じられます。

これらのヤバいエピソードは、

一部の人には不快感を与えてしまうかもしれませんが、

それ以上に多く人に感動を与えることになるでしょう。

まとめ

今回は映画「窓ぎわのトットちゃん」の、

ヤバいとされるエピソードをまとめてきました。

全裸でプールや汚物まみれのエピソードは、

嫌悪感を感じた方もいたようです。

しかしどれも原作で欠かせないエピソードだったので、

どうしても映画で描きたかったのでしょう。

どのように感じるか、

ぜひご自身の目で確認してみてくださいね。

窓際のトットちゃん今じゃありえないエピソード!裸でプール・トイレ汚物掃除・障害児に何でもさせてしまう

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