パイレーツオブカリビアン全部作品の伏線総まとめ!ジャック・バルボッサの伏線回収は?

パイレーツオブカリビアンは作品ごとに伏線があります。

一度観ただけでは見落としてしまいがちな

伏線を総まとめしたいと思います。

ネタバレを含みますので本作鑑賞後に記事をご覧ください

記事は公式サイトを元に情報や画像を使わせていただいております。

目次

「パイレーツオブカリビアン/呪われた海賊たち」の伏線3つ

1つ目:冒頭に登場したギブス

ジャックの右腕として

シリーズを通して活躍するギブス。

海の伝説や海賊の掟など、

さまざまな知識を持つギブスは、

頼りになる存在です。

そんなギブスは冒頭シーンで

イギリス軍の船乗りとして登場します。

デキる男「ギブス」をアピール

子供の頃のエリザベスが

船の上で海賊の歌を歌うシーン。

ギブスはエリザベスに

呪われた海賊に聞かれてしまいますよ

と言います。

もういいギブス君

とノリントン提督に言われるも、

不吉です
それもこんな深い霧の中では

と言い返します。

このシーンは

・ギブスは海や海賊に詳しい男
・ノリントン提督に反論できるほどの立場の船乗り

このようなことをアピールするための

伏線だったのでしょう。

再登場シーンで伏線回収

次にギブスが登場したのは

飲んだくれたあげく、

納屋で豚と寝ているシーン。

ジャックはそんな飲んだくれのギブスに

助けを求めます。

ひどく落ちぶれた姿のギブスですが、

冒頭の冒頭シーンがあったことで

ギブスなら頼りになりそう

とワクワクしました。

2つ目:ジャックが盗んだ金貨

物語終盤、

ジャックが石櫃の中の金貨を

何枚か手に持ち、

また石櫃の中に戻すというシーンがあります。

・石櫃の中の金貨は、アステカの神が呪いをかけたとされる金貨。
・金貨を盗んだ者は呪いをかけられ、生きるしかばねとなってしまう。
・呪いを解くためには、盗んだ者の血とともに金貨を石櫃の中に戻す必要がある。

このとき、

映像がスローになり、

ジャックが1枚こっそり盗んだように見えました。

金貨を盗んだら呪いがかけられてしまう!

と心配になった方もいたでしょう。

しかしこれはジャックの作戦。

呪いにより不死身のバルボッサとの戦いに備えて、

みずからも不死身になるために

金貨を盗んで呪いにかかったのです。

バルボッサとの最終決戦で伏線回収

その後のバルボッサとの最終決戦シーンにて

ここは死人たちの世界
俺たちはモンスターだ

と強気のバルボッサ。

いくらジャックが剣で刺しても死にません。

そしてついにジャックの腹を剣で差し

不敵の笑みを浮かべるのでした。

しかしジャックも死にません。

月の光に当たったジャックは亡霊の姿に。

こいつは面白い
1枚かすめたのさ

と言うのでした。

3つ目:「今日という日を忘れるな」のセリフ

序盤のシーンで海軍から逃げ回るジャック。

エリザベスを人質にして

颯爽と逃げる時に、

今日という日を忘れるな
捕らえそこなっちまったな、キャプテン・ジャック・スパロウを

と言います。

これはこの後のノリントン提督のセリフに対する伏線です。

結局捕まってしまったジャックは、

ノリントン提督から

今日という日を覚えておかれるがいい
キャプテン・ジャック・スパロウが惜しいところで逃げそこなった日だ

と皮肉の一言を言われてしまうのでした。

「パイレーツオブカリビアン/デッドマンズ・チェスト」の伏線3つ

1つ目:お互いに印を残し合った

物語の冒頭で、

ウィルが東インド会社のベケット卿に

ジャックとの関係を聞くシーンがあります。

ベケット卿は

お互いに印を残し合った仲だ

と答えます。

この伏線は少しわかりにくいものでした。

ジャックの印は「P」の烙印

ジャックはかつて東インド会社の船乗りでした。

しかし運んでいる荷物が奴隷だと知ったジャックは

奴隷を逃がそうとします。

これに激怒したベケットジャックの船に火を放ち、

海の底に沈めました。

この時にジャックに海賊の印である

「P」の烙印を押したのです。

ジャックの腕にある「P」は

ベケットが押したものであることがわかりました。

ベケットの印は経歴の傷?

ベケットの印とは、

おそらくこの時の失敗でついた

経歴の傷を意味しているのでしょう。

それまで失敗なく完璧だったベケット。

唯一の失敗が、

ジャックに反乱を起こされたことだったのかもしれません。

2つ目:ジョーンズの左手

物語中盤で、

不気味な姿で登場したデイヴィ・ジョーンズ。

タコの体が印象的ですが、

左手だけなぜかカニのハサミです。

初登場シーンでは

顔よりも先にこの左手がアップで映ります。

どうして左手だけカニなの?

と思った方は多かったでしょう。

女神カリプソが関係していた

デイヴィ・ジョーンズは

海の女神カリプソに恋をしていました。

「海の女神=カニ」という言い伝えがあったため、

カリプソのシンボルとして、

カニが頻繁に出てきます。

デイヴィ・ジョーンズも、

カリプソの影響により

左手だけカニになってしまったのでしょう。

3つ目:ディア・ダルマの取引に使われた猿

https://twitter.com/strangepn1/status/1471088054618423298?s=20&t=TXwfLo9E0BbT_N1gtdOTjg

ジャックはディア・ダルマから情報を得るかわりに、

バルボッサの猿を渡しました。

わざわざ猿が取引材料に使われたことに

やや違和感もありました。

しかしこれはバルボッサ復活への伏線だと思われます。

猿がかけよったのはバルボッサ?

ディア・ダルマの家に放たれた猿は、

奥の部屋に入っていくのですが、

その部屋にはチラリと男性の足が見えました。

これはバルボッサだったのではないでしょうか。

この猿はバルボッサにしか懐きません。

急にディア・ダルマの家に放たれたら

きっと暴れたはずです。

そうならなかったのは、

ご主人様のバルボッサがいたからでしょう。

ラストで伏線回収

この猿の不自然な描写は

見事ラストのバルボッサ復活シーンで

回収されました。

この時にバルボッサの肩には

すでに猿が乗っていたため、

やはりディア・ダルマの家で再会していたのでしょう。

「パイレーツオブカリビアン/ワールド・エンド」の伏線2つ

1つ目:海賊の歌

東インド会社のベケット卿によって

絞首刑に処された少年。

突然「旗を掲げよ」という海賊の歌を歌い始めます。

すると他の死刑囚たちも一緒に歌い大合唱になりました。

この曲は、

1作目の冒頭でエリザベスが歌っていた曲です。

この時エリザベスは

不吉な歌だから歌わないように止められます。

この伏線があったため、

海賊の歌=何か不吉なことが起こる前触れ

と解釈することができました。

2つ目:ジャックを助けたカニの大群

「デイヴィ・ジョーンズの墓場」から

ジャックを救い出したのはカニの大群でした。

大量のカニがジャックを乗せた船を

動かしてくれたのです。

どうしてカニが助けてくれたのでしょうか。

カリプソが助けてくれた

ラストで海の女神カリプソが、

ティア・ダルマの体から解放されるシーン。

「海の女神カリプソ=カニ」とされていたため、

ティア・ダルマの体は

大量のカニに変化しました。

カリプソは神なので、

おそらくその時々で姿を変えているのでしょう。

その1つがこの大量のカニなのだと思われます。

つまり、

ジャックを助けた大量のカニも

カリプソが関係していたのでしょう。

「パイレーツオブカリビアン/生命の泉」の伏線2つ

1つ目:リンゴを食べるバルボッサ

本作でイギリス軍についたバルボッサが、

船の上で優雅にリンゴを食べるシーンがあります。

これは過去作からの伏線回収です。

バルボッサはおそらくリンゴが好物なのでしょう。

しかし1作目では

何も感じない呪いをかけられていたため、

大好きなリンゴを食べても砂の味しません。

呪いが溶けたらいやというほどりんごが食べたい

と言っていました。

そして呪いが解けたバルボッサは

美味しそうにリンゴを食べるのでした。

リンゴはバルボッサの欲望のシンボル?

本作のバルボッサは

自由な海賊ではなく

国に仕える海賊という立場です。

そのため

バルボッサらしくない
イギリス海軍にいて本当に幸せなの?

と思ってしまいます。

しかし実は黒ひげに復讐するために

イギリス海軍のふりをしていたことがわかります。

冒頭でリンゴを食べていたシーンは

実はちゃんと自分の欲望(目的)を満たしている

という伏線だったのかもしれません。

2つ目:人魚にまつわる話

人魚狩りをするために、

ボートを漕ぐ男たちのシーンで、

ある男が人魚にまつわる話を披露します。

その中で、

人魚にキスされた男は溺れない身体になる

というセリフがあります。

これは宣教師フィリップの

ラストシーンに繋がる伏線です。

フィリップがキスをされるシーンで回収

瀕死の状態になったフィリップのもとに現れた

人魚のシレーナ。

フィリップにキスをすると

そのまま彼を海の底へと連れて行くのでした。

フィリップは溺れてしまったの?

と心配した方もいるでしょう。

しかし

人魚にキスされた男は溺れない身体になる

という伏線から、

フィリップは無事に人魚の世界に行けたことがわかります。

「パイレーツオブカリビアン/最後の海賊」の伏線2つ

1つ目:大事なコンパスを手放したジャック

銀行強盗にも失敗し、

乗組員にも愛想をつかされてしまったジャック。

ラム酒を買うお金もなくなったジャックは

酒場で酒代の代わりにコンパスを差し出します。

このコンパスは

過去作に登場した非常に大事なコンパスです。

持ち主が一番欲しいものの方向を指す

という力があり、

ジャックを何度も救ってきました。

酒のためにこのコンパスを手放すほど自暴自棄になっているとは、

今回のジャックがかなりひどい状態

ということがわかります。

これも伏線の1つと言えるでしょう。

2つ目:復活したブラックパール号

4作目の生命の泉では、

ジャックの大事なブラックパール号が

黒ひげの黒魔術により

小さな瓶の中に閉じ込められてしまいました。

しかし4作目のラストでは

ジャックとギブスが無事に取り戻すというシーンで終わっています。

これが本作で登場しています。

このブラックパール号を瓶から出すためには

黒ひげが持っていた剣が必要です。

この剣も4作目の最後で

バルボッサが奪い取っていました。

この剣で瓶を割ることで、

無事にブラックパール号を復活させることができました。

パイレーツオブカリビアンの記事はこちらからも!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

パイレーツオブカリビアンの各作品の

伏線をご紹介してきました

このような伏線がわかると、

それぞれの作品が繋がりがわかるので、

より楽しく鑑賞できるでしょう。

パイレーツオブカリビアン全作品の伏線総まとめ!ジャック・バルボッサの伏線回収は

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