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「ミッションインポッシブル/デッドレコニング PART ONE」は、
2部作の前編ということもあり、
後編へ続く結末となりました。
そのため様々な問題を後編に残した形になっており、
わかりにくい部分もあります。
今回は、
・結末のストーリー
・各登場人物のラスト
を中心に結末の意味を考察します。
さらに結末までのストーリーも確認しておきたいと思います。
ネタバレを含みますので、本編ご鑑賞後の記事をご覧ください。
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【考察】ミッションインポッシブル/デッドレコニングの結末や意味は?
結末のストーリー
ラストの舞台となるのは、
暴走するオーストリア列車の中です。
ホワイト・ウィドウに変装したグレース
2つの鍵を手に入れたホワイト・ウィドウは、
・イーサンと因縁のある謎の男ガブリエル
・CIA長官のキルトリッジ
と鍵の売買を予定します。
イーサンたちの作戦は、
・グレースがマスクでホワイト・ウィドウに変装
・イーサンもマスクで変装しグレースをサポート
しかしAIによる機械の故障で、
作れたのはグレースのマスクだけ。
仕方なくイーサンは別のルートで列車に潜入することにします。
ホワイトウィドウのマスクで彼女になりすましたグレースは潜入に成功。
最終的に2つの鍵をゲットします。
イーサンがダイブで合流
そこに山頂からバイクでダイブして列車に乗り込んだイーサンが合流。
その後イーサンと宿敵ガブリエルは列車の上で対決し、
ガブリエルは逃走します。
ガブリエルは鍵を奪ったはずが、
ポケットの中は空でした。
イーサンとグレースは暴走列車を止めようとしますが、
橋の上から車両がどんどん落ち始めます。
パリスの情報で真相に近づく
危機一髪のとこで二人を救ったのはパリス。
胸に傷を負っていたパリスは、
2つの鍵を使うべき場所は、
潜水艦・セヴァストポリ号
と言い、意識を失くしました。
IMFに入るグレース
イーサンはその情報をもとにエンティティの脅威を防ぐため、
一人パラシュートで脱出。
残ったグレースは、
キトリッジにIMFに入ることを告げるのでした。
各登場人物のラスト
それぞれの登場人物のラストシーンは
どのような意味を持つものだったのでしょうか。
次回作への予想も含めながら考察したいと思います。
イーサン
人類の脅威となるおそろしいエンティティというAI。
恐ろしい力を持つものだとわかりつつも、
これにより世界を支配しようともくろむアメリカ政府。
イーサンはそんなアメリカ政府に
真向から立ち向かおうとしています。
・2つの鍵
・その鍵を使う場所は潜水艦・セヴァストポリ号という情報
ラストでこれらを手に入れて、
列車からパラシュートで脱出したイーサンは、
おそらく潜水艦・セヴァストポリ号に向かったのでしょう。
ベンジー、ルーサーのサポートを受けながら、
AIの暴走を止めるための、
過酷なミッションに挑んでいくはずです。
ガブリエル
本作の一番の敵でありながら、
正体が明らかにならなかったガブリエル。
・イルサを殺害
・仲間のパリスを裏切る
・イーサンを本気で殺そうとする
このような状況から、
完全なる悪人であると言えるでしょう。
エンティティに従って行動する彼は、
次回作でも大きな脅威になることは間違いありません。
さらにイーサンとの過去の確執も、
大事なカギとなるでしょう。
グレース
スリの名人で女泥棒のグレース。
これまでの悪事の数々を見ると、
金のためだけに動く人間だったことがわかります。
しかしイーサンと出会い、
その信念に触れることで、
ラストでは本当に大切なことに気付かされたのだと思います。
キトリッジとの取引の際、
アメリカ政府に鍵を渡して
そのまま大金を得ることもできました。
しかしそうすると、
危険なエンティティの力を得たアメリカ政府が
世界を支配することになってしまう。
それを防ごうと思ったグレースは、
取引に応じなかったのでしょう。
そしてIMFに入ることを決意したのです。
イーサンとともにAIの暴走を防ぐミッションに挑むことになるでしょう。
グレースは若い日のイーサン?
本作で初登場したグレースは、
イルサのようなヒロインの立ち位置に見えましたが、
最後の流れを見ると、
若き日のイーサンのような立場になりそうです。
次回作は、
IMFのエージェントとなったグレースの大活躍が見れそうですね。
ルーサー
本シリーズ皆勤賞のおなじみルーサー。
チームのIT担当で、
イーサンの長年の親友でもあります。
イーサンが宿敵ガブリエルにとどめを刺そうとした時に、
思いとどまらせたのはルーサーでした。
しかし今回はIT担当者としての見せ場は、
やや少なめだったと思います。
それもそのはず。
今回の敵はAIです。
・偽のベンジーの音声がイーサンを誘導してしまう
・マスクを作る機械が使えなくなってしまう
このようにAIによって振り回されてしまいました。
次回作では、
ルーサーが何か秘策を見つけ、
AIに挑むことになるのではないでしょうか。
パリス
ガブリエルと組んでいた殺し屋パリス。
しかしガブリエルにあっさり裏切られ、
ラストでは重傷を負った状態でした。
そんな瀕死の状態にも関わらず、
列車から落ちそうになっていた
イーサンとグレースを助けたパリス。
ナイトパーティーの肉弾戦の場面で、
自分を助けたイーサンに恩義を感じていたようでした。
さらにイーサンに鍵に関する
貴重な情報を伝えました。
冷酷非情な殺し屋パリスでしたが、
おそらく悪い人間ではないのでしょう。
イーサンならエンティティの脅威を防いでくれる
と確信して情報を与えたのだと思われます。
そして気になるのがパリスの生死。
息絶えたようにも見えましたが、
おそらく気を失っただけで、
次回作にも登場する予感がします。
キトリッジ
1作目ではIMFの監視役だったキトリッジ。
その後2作目以降は登場せず、
今回7作目にして25年ぶりの復帰を果たしています。
アメリカ政府のやり方に疑問を抱きつつも、
イーサンのように大儀を貫くことができません。
しかしラストで新たなエージェント、グレースが加わったことで、
次回作はイーサン側につくことが予想されます。
CIA長官という立場のキトリッジが、
どのような動きをしてイーサンをサポートするのかが、
見どころになりそうですね。
ミッションインポッシブル/デッドレコニングの結末までのあらすじは?
ベーリング海峡での不可解な出来事
ベーリング海峡を進むロシアの潜水艦セヴァストポリ号は、
アメリカと思われる潜水艦を発見し魚雷が発射されるのを感知。
セヴァストポリ号も魚雷を発射して応戦。
しかしなぜか敵の魚雷も潜水艦も姿を消し、
発射した魚雷が旋回し自分たちの潜水艦を攻撃。
セヴァストポリ号は大破し船員は全員死亡。
船員の一人の首には十字架の形をした「鍵」が残されていました。
1つ目の鍵を探す指令を受けるイーサン
IMFのエージェントイーサンは、
特別な2つの「鍵」を見つけるという指令を受けます。
その鍵とはロシアの潜水艦の船員が残した「鍵」。
2つで1つになる構造をしています。
船員の死体から何者かが盗んでいたのです。
1つ目の鍵は、
元MI6エージェントにイルサが持ってアラビア砂漠に潜伏中。
イーサンはアラビア砂漠へ行き、
懸賞稼ぎから追われているイルサと1つ目の鍵を回収します。
エンティティ(AI)に関する極秘会議
アメリカ諜報機関のトップたちは、
人類への脅威となるエンティティと呼ばれるAIに関する、
極秘会議をしていました。
このAIを制御するために必要なものは2つの鍵。
あらゆる国、機関がこの鍵を追っており、
アメリカ政府もエンティティによって世界を支配するために、
この鍵を追っていたのです。
そしてCIA長官のキトリッジ(元IMFの監視役)が、
その鍵を追う任務をイーサンに課していました。
この会議に潜入しアメリカの思惑を知ったイーサンは、
組織から離れ独自に動くことを決意します。
2つ目の鍵を追うイーサンのチーム
AIエンティティが悪用されることを防ぐために、
信頼できる仲間と鍵の奪還作戦を考えるイーサン。
2つ目の鍵の買い手が現れるという
アブダビ国際空港へ向かいます。
しかしそこで、
・イーサンから鍵を奪う指令を受けている女泥棒グレース
・過去にイーサンと因縁がある謎の男ガブリエルと仲間のパリス
・アメリカの諜報員
・イタリアの地元警察
これらの者たちが現れ大混乱。
グレースに鍵を奪われてしまいます。
その後、
グレースの雇い主であるホワイト・ウィドウが開催する
ナイトパーティーに潜入するイーサン。
前作も登場した裏社会の大物ホワイト・ウィドウも、
鍵を追うひとりでした。
そこにガブリエルとパリスも加わり、
・ホワイトウィドウ、ガブリエル、パリス
・イーサン、イルサ、グレース
が対立する形に。
ガブリエルは、グレースが持っていたナイフでイルサを殺害。
イルサの死に罪悪感を抱くグレースは、
イーサンに協力することにします。
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まとめ
今回は「ミッションインポッシブル/デッドレコニング PART ONE」の結末について
考察してきました。
本作は次回に続く前編ということで、
多くの謎が残されました。
まずはこの謎を理解して、
次回作に備えたいですね。