「ミッションインポッシブル/デッドレコニング」は
非常に高額の制作費がかかったことが話題となりました。
今回は本作の制作費や、
高額な理由などについて調べてみました。
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ミッションインポッシブル/デッドレコニングの制作費は?
約416億円(約3億ドル)
本作の広告宣伝費を除く制作費は、
約3億ドル(約416億円)とされています。
ケタ違いすぎでよくわからない金額ですね。
日本映画の制作費は、
平均で5,000万円~1億円と言われています。
「ミッションインポッシブル/デッドレコニング」1本の製作費で、
日本映画が400本以上作れることになりますね。
規格外の映画であることが改めてわかります。
また、
前作の「フォールアウト」の制作費は約250億円だったので、
一気に高額になっています。
映画制作費ランキング3位?
今回約3億ドルという膨大な制作費を投じた本作。
この制作費は、
なんと歴代3位の金額になるようです。
これまでの世界の映画制作費ランキングはこちら。
1位「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」:約440億円
2位「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」:約423億円
3位「アベンジャーズ/エンドゲーム」約413億円
4位「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」約367億円
5位「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」約348億円
「パイレーツ・オブ・カリビアン」「アベンジャーズ」シリーズが
トップ5を独占していますね。
本作の製作品は約416億円なので、
3位「アベンジャーズ/エンドゲーム」約413億円を
抜くことになりますね。
ミッションインポッシブル/デッドレコニングの制作費高額の理由は?
各国で撮影しているから
「ミッションインポッシブル」シリーズは、
アメリカだけでなく、
世界各国を舞台に物語が展開するところが魅力の一つです。
本作でも各国で撮影が行われており、
それが制作費を膨れ上がった理由の一つと言われています。
海外ロケが行われる場合には、
・渡航費交通費
・ビザ申請費
・撮影許可申請費
・機材運搬費
・通訳や現地ガイド
このように様々な費用がかかるとされています。
撮影の規模が大きければ大きいほど、
これらの費用も膨大になるでしょう。
本作では以下4つの場所で
大規模な撮影が行われています。
アブダビ(アラブ首長国連邦)
映画の序盤の舞台となった
アブダビ空港のターミナル。
多くの人々が行きかう中、
イーサンが探す「鍵」の行方を追うシーンでした。
撮影当時はまだ建設中だった「ミッドフィールド・ターミナル」で、
大規模な撮影が行われたそうです。
本作では映画の序盤のシーンでしたが、
大作映画のクライマックスのような
大混乱が描かれた場面でした。
さらにアブダビでは、
賞金稼ぎたちに追われるイルサを
イーサンが見つけ出すシーンもあります。
ここで登場する廃坑の町は、
5週間かけて作られたセット。
こちらもかなりのコストがかかってそうですね。
大迫力の銃撃戦や、
トムが馬に乗って疾走するシーンは
とても見応えがありました。
ローマ(イタリア)
手錠で繋がれた状態のイーサンとグレースが、
超高速の黄色いファイアット500に乗り込み、
カーチェイスを繰り広げるシーン。
これはローマで実際に撮影されました。
観光地としても有名なフォーリ・インペリアーリ通りを、
撮影のために封鎖し、
大迫力のカーチェイスシーンが撮影されたそうです。
ヴェネツィア(イタリア)
グレースの雇い主である
ホワイト・ウィドウのナイトパーティーのシーンは、
ヴェネツィアで行われました。
このシーンの舞台となったのは
1340年に建設された最高権力者の旧邸宅。
さらにヴェネツィアの街でも
様々な格闘シーンが撮影されました。
ノルウェー
本作では、
シリーズ史上もっとも危険とされる
断崖絶壁からバイクでダイブする
壮大なアクションが撮影されました。
そのロケ地となったのは、
ノルウェーのヘルセツコペン山の断崖絶壁。
この場所に
特設の傾斜台を建設して撮影が行われました。
・セットを作るのに費やした時間は数ヶ月
・山の頂上にあるため材料はすべてヘリコプターで運ぶ
このような状況だったため、
かなりの費用がかかったようです。
CGを使わずにアクションシーンを撮影しているから
本作に膨大な制作費がかかる理由は、
CGを使わずにアクションシーンを撮影している
という事情もあるようです。
最近は高度なCG技術により、
実写よりもコストをおさえて迫力あるアクションシーンを
作り上げることができるといいます。
しかしトムは、
観客に本物のスリルを味わってもらうために、
自分がアクションシーンを演じることにこだわっています。
そのためには、
膨大な費用がかかっても仕方ないというスタンスなのでしょうね。
実際に列車を作っていた
ラストの暴走列車のシーン。
これに使われた列車は撮影用に作られたもの。
列車が谷底に落ちるシーンでは、
その作った列車を実際に落としています。
このような規格外の撮影をしている作品なので、
とんでもない額の制作費がかかるわけなのですね。
ミッションインポッシブル/デッドレコニングの高額制作費が可能な理由は?
回収する自信があるから
これまでにない高額な制作費を投じて作られた
「ミッションインポッシブル」7作目。
これを可能にしている理由は、
やはりそれだけ映画がヒットする自信があるからでしょう。
実際に制作費を十分に回収できるだけの
大ヒットが予想されているといいます。
公開週末の売り上げはシリーズ最高額
本作の世界の興行収入は、
公開週末で2億3500万ドル(約326億円)。
これはシリーズ最高額です。
どんなに大ヒットシリーズでも、
7作目ともなると、
徐々に人気が下降するケースが多いですが、
本シリーズにその心配はなさそうですね。
しかも今回の作品は、
批評家や映画ファンの評価が高いため、
今後の口コミ効果で動員数が伸びると予想されています。
制作費の約416億円は余裕で回収できそうですね。
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まとめ
今回は
「ミッションインポッシブル/デッドレコニング」の製作費について調べてみました。
約416億円という高額費用がかかっており、
その理由は、
・各国での大規模ロケ
・CGではなく実写にこだわった撮影スタイル
にあるようです。
しかしこのような膨大な撮影費を回収できると見込まれている本作。
何もかも規格外の作品と言えますね。