天使にラブソングをの伝えたいこととは?ネットの予想5つ深掘り!価値観を考えさせられる!

不朽の名作である「天使にラブソングを」。

様々なメッセージが込められた素敵な作品です。

今回はネット上の意見を参考にしながら、

「天使にラブソングを」が伝えたいこと5つを深堀したいと思います。

目次

「天使にラブソングを」が伝えたいこと5つ

1つ目:自分の生き方を変えない強さ


Amazonより

自由気ままな生き方をしてきたデロリスは、

殺人事件の目撃者となったため、

女子修道院に身を隠すことになります。

これまでの生活とは一変、

厳しい規律を守るように強制されるのですが、

彼女は自分の生き方を変えようとはしません。

命を狙われている彼女を匿ってくれている教会。

そんな状況にもかかわらず、

デロリスは規律に従わないだけでなく、

神聖な礼拝を自分スタイルのパフォーマンスに変えてしまいます。

デロリスの生き方が教会を変えた


https://sounyuuka.com/eiga/sister-act/

「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、

デロリスような行動は批判されがちです。

しかし結果的に、

彼女が自分の生き方を変えなかったことで、

それまで教会に見向きもしなかった人たちを

教会に集めることができたのです。

このようなデロリスの姿に、

どんな環境に置かれた場合でも
自分の生き方を貫く大切さが伝わってくる

自分の価値観を変える必要はない

などの意見が見られました。

2つ目:それぞれの価値観を認める大切さ

イラスト

デロリスは自分の生き方を変えなかったことで、

教会を再建することができました。

しかしそのような成功に至ったのは、

他の価値観を持つ人に対するリスペクト

もあったからです。

デロリスは、

自分の価値観を曲げずに他人に押し付けるだけではありません。

自分の価値観を大事にしながらも、

他の人の価値観も尊重しています。

・砕けた合唱にしながらも、神への敬意はきちんと示したアレンジにしている
・修道院を去ろうとする修道院長の姿を見て心を痛める

このような描写から、

伝統を重んじる価値観へも

敬意を払っていることが伺えます。

このようなデロリスの姿を通して、

それぞれの価値観を認める大切さが伝わってきた

いろいろな価値観を持つ人がリスペクトしあう姿が美しい

様々なシーンで多様な価値観を認めるというメッセージが込められていた

という意見が見られました。

デロリス受け入れたシスターたち


https://eiga.com/movie/47096/

規律を重んじるシスターたちばかりの教会に、

突然やってきたデロリス。

修道院長以外には正体を隠している彼女は、

進歩的な修道院にいた

と言ってごまかします。

シスターたちは、

そんなデロリスに驚きながらも、

その価値観を否定することなく優しく受け入れます。

一部嫌悪感を抱いていたシスターたちも、

徐々に彼女を受け入れていきました。

新しい価値観を受け入れた修道院長


https://www.acecollection.jp/sister-act-3/

本作の面白いところは、

進歩的なデロリスと保守的な修道院長の

対極的な価値観のぶつかり合いです。

シスターたちと街へ出て奉仕活動をしようとするデロリスに対し、

修道院長は、外の世界は「恐怖」と語ります。

しかし徐々にデロリスの価値観に染まっていくシスターたちを見て、

最後はデロリスの価値観を認めます。

一度は教会を去ろうとした修道院長でしたが、

私があなたの後を継がなきゃ

と言ってほほ笑む場面は、

感動的な名シーンでした。

善悪が描かれないところが良かった

どちらか一方が正義で、もう一方が悪として描かれないところが良かった

という意見も見られました。

・デロリス
・修道院長
・シスターたち

彼女たちは、お互いの価値観に触れて理解しようとします。

しかしこの時、

どの価値観も善悪では描かれていません。

この清々しさが本作の魅力と言えるでしょう。

修道院の中には、

・古い価値観を重んじる修道院長やシスターたち
・新しい価値観を持つデロリス
・古い価値観を重んじながらも新しい価値観に魅力を感じるシスターたち

このような人々がいます。

そしてその価値観を上手く結びつけてくれるのが合唱なのです。

古いものを重んじながらも新しいものを取り入れることで、

最高に素晴らしいパフォーマンスが生まれています。

新旧の価値観が融合されたラストのパフォーマンスは、

映画史に残る名シーンでした。

個性を尊重することで繋がり合える


https://himawari-barako.com/movie-sisteract/

様々な価値観が融合されることの

大切さを教えてくれる本作。

そのことが「歌」を通して描かれたシーンがありました。

合唱団を指揮することになったデロリスですが、

合唱団のシスターたちの歌声はひどいものでした。

合唱の基本であるハモリも上手くできていません。

そこでデロリスはシスターたちに

・自分の声をよく聞くこと
・周りの声を聞くこと

これにより素晴らしいハーモニーが生まれると指導します。

このアドバイスに従ったシスターたちは、

はじめて美しいハモリができるようになりました。

・自分の声を聞く=しっかり自分の価値観を持つ
・周りの声を聞く=それぞれの価値観も尊重する

これができれば、違った価値観同士の人でも

素晴らしい人間関係が築けるということなのでしょう。

3つ目:周りを巻き込む力の重要性


Amazonより

デロリスは、

やや強引な方法でシスターたちを巻き込みながら、

教会を良い方向に変えてきました。

・進歩的な合唱団を作る
・地域の奉仕活動をして人々と触れ合う

このような活動を通して、

これまで閉鎖的だった教会から開かれた教会へと変わり、

教会に見向きもしなかった人々が

教会へ足を運ぶようになりました。

この教会の変化がとても清々しく描かれるのですが、

同時にデロリスの周りを巻き込む力にも圧倒されます。

これに対して、

周囲の人を巻き込むことの大切さを感じた

周りに影響を与えることの重要性が描かれていると思う

といった意見も見られました。

このデロリスの巻き込み力は、

職場や家族など、

さまざまな人間関係において参考になるかもしれませんね。

4つ目:違う価値観を押し付けることの危うさ


https://www.acecollection.jp/sister-act-3/

本作の魅力は、

それぞれの価値観を善悪で描いていないところです。

デロリスによって教会に持ち込まれた新しい価値観。

それを柔軟に受け入れ、良い方向へ変わっていくシスターたち。

しかし修道院長は新しい価値観を受け入れられずにいました。

シスターたちがデロリスに賛同する姿を見て、

ぽつんと一人取り残されてしまった修道院長。

もうここに自分の居場所はないと辞めること決断し、

そのことをデロリスに伝えます。


https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/facts-about-sister-act-whoopi-goldberg

これを知ったデロリスは、

自分の行動によって修道院長や、

伝統ある教会を壊してしまったように感じ、

胸を痛めた表情をするのでした。

自分の価値観を押し付けすぎてしまうと、

それにより傷付いてしまう人も出てくることを

教えてくれるシーンですね。

大人になってから見返したら、
修道院長が価値観を変えられずに悲しそうにしているシーンが刺さった

デロリスの価値観が修道院長を孤立させてしまった

このように感じた方もいたようです。

本作では、

違う価値観を押し付けることの危うさ

も伝えたかったのでしょう。

5つ目:人生楽しまなきゃ損


https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/facts-about-sister-act-whoopi-goldberg

本作が長きにわたり愛され続けてきた理由は、

とにかくポジティブで元気になれる映画だからです。

世の中楽しまないと意味がないよねっていうことを、教えてくれる作品です。

人生を楽しむための秘訣が込められている映画。

このような意見が見られました。

デロリスは、

恋人が殺人を犯す現場を目撃し、

彼から逃れるために修道院に隠れている身です。


https://eiga.com/movie/47096/

そんな状況にもかかわらず、

・シスターたちと街の奉仕活動を楽しむ
・ノリノリの聖歌隊を作りパフォーマンスを楽しむ

このように常に楽しく生きようとします。

そんなデロリスの態度はシスターにも影響し、

シスターたちも古い伝統を打ち破り、

人生を楽しもうと奮闘するのです。

このポジティブな連鎖が、

観ていて気持ち良かったですね。

一度きりの人生、楽しまなきゃ損というメッセージが伝わってきますね。

まとめ

今回は、

「天使にラブソングを」が伝えたいことを、

ネット上の意見を参考に5つまとめました。

・自分の生き方を変えない強さ
・それぞれの価値観を認める大切さ
・周りを巻き込む力の重要性
・違う価値観を押し付けることの危うさ
・人生楽しまなきゃ損

ただ歌って楽しいだけの内容ではなく、

このようなメッセージ性がある作品なので、

観るたびに色々な感じ方ができるのでしょうね。

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