インディジョーンズ若い頃のドラマがあった?映画ではリヴァー・フェニックスが演じた!

ハリソン・フォードの大人気シリーズである、

映画「インディジョーンズ」。

実はインディの若い頃を描いたドラマ版もありました。

今回はあまり知られていないこのドラマの情報や、

映画で若い頃のインディを演じた

リヴァー・フェニックスの情報も調べてみました。

目次

「インディジョーンズ」若い頃を描いたドラマは?

「インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険」


Amazonより

インディの若い頃を描いた作品は、

1992年からアメリカABCで放送された

「インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険」

というテレビドラマシリーズです。

「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」
「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」
「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」

こちらの3部作公開後に作られました。

若い頃のインディの冒険が描かれる

93歳になったインディが、

若かりし頃の冒険談をする

という形で毎回ストーリーが展開。

毎回、実在の偉人や有名人が登場するのですが、

何らかの形で実はインディと関わっていた…

という設定になっているところが、

本作の面白さです。

・セオドア・ルーズベルト
・T・E・ロレンス
・ウィンストン・チャーチル
・アーネスト・ヘミングウェイ
・パブロ・ピカソ

このような人物が登場しています。

ただし、すべて厳密に事実と合わせた設定になっているわけではなく、

インディじいさんのホラ話

のような遊び心も感じられる仕上がりになっています。

ジョージ・ルーカスが手掛けたドラマ


Wikipediaより

本作を手掛けたのは映画で製作総指揮を務めた、

あのジョージ・ルーカスです。

彼が企画した作品ということもあり、

テレビドラマとは思えないクオリティの高さです。

アクションシーンの演出や音楽は、

大作映画のような迫力があります。

実際に映画並みの制作費が投じられていたそうです。

当時のハリウッドの勢いが感じられますね。

教材として企画された

実はこのドラマは、

ただの娯楽作品ではなく、

歴史教育の教材として企画されたそうです。

20世紀初頭の歴史を

インディを通して勉強したら面白そう

というコンセプトだったといいます。

だから歴史上の人物が登場するのですね。

インディを演じたのは3人の俳優

このドラマには3つの時代のインディが登場し、

3人の俳優が演じました。

8~10歳のインディ:コーリー・キャリアー

https://indianajones.fandom.com/ja/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC8~10歳のインディ:コーリー・キャリアー

アメリカ人で元子役。

俳優として活動していたのは2001年頃まで。

16~21歳のインディ:ショーン・パトリック・フラナリー


Amazonより

「処刑人」シリーズでノーマン・リーダスと兄弟を演じたことで有名。

現在も俳優として映画、ドラマで活躍されています。

93歳のインディ:ジョージ・ホール


Wikipediaより

カナダ人俳優。

2002年85歳で亡くなりました。

本家インディを演じたハリソン・フォードとは、

若干雰囲気が違う3人ですが、

インディジョーンズの世界観は保たれたドラマだったので、

インディの映画ファンにも受け入れられたようです。

日本でも放送された

本シリーズはテレビ朝日系列で、

1993年1月8日~1993年3月26日に放送されました。

2時間枠のドラマが、

日曜洋画劇場で放送されたこともありました。

しかし全ての内容が放送されたわけではなく、

日本未放送エピソードや、

放送時間の関係でカットされたシーンもあります。

アメリカで放送された内容の

半分程度しか放送されていないようです。

ビデオ版はあるがDVD化はされていない


Amazonより

ノーカット完全版という形でVHSビデオシリーズが発売されましたが、

DVD化はされていないため、

現在は入手困難な状況となっています。

ちなみに、アメリカでは2008年に

「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」

が公開された時に、

テレビシリーズのDVD-BOXが発売されています。

日本でもいつかDVD化されると良いですね。

低視聴率で打ち切りになった

ジョージ・ルーカスが多額の制作費をかけ、

新しい視点でインディを描いた意欲作でしたが、

意外なことにアメリカでは、

あまり視聴率が良くなかったそうです。

何話も続いたことで、

徐々に飽きられてしまったのかもしれませんね。

最終的に打ち切りという形で終了しました。

しかし今でもコアなファンが多いドラマなので、

いつか人気が再燃するかもしれませんね。

「インディジョーンズ」若い頃を描いた映画は?

「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」


Amazonより

1989年に公開された3作目。

前2作品とは違い、

インディの冒険劇だけでなく、

彼のルーツを深堀した内容となっています。

さまざまなインディの謎が明らかに


http://jfmovie.jugem.jp/?eid=3

12歳の若い頃のインディのシーンは、

それほど多くありません。

しかしその中で

これまで語られてこなかった

インディの謎が次から次へと明らかになります。

盗掘団よって発掘されたコロナドの十字架を奪った少年インディは、

サーカスの列車に逃げ込みます。

男たちから逃れる一連のシーンの中で、

・大量の蛇がいる箱に落ちる
インディの蛇嫌いは、これがきっかけ

・ライオンを追い払うためにムチを使う
インディがムチを使うのは、これがきっかけ

・ムチが自分の顎に当たってしまい怪我をした
ハリソンの顎には、交通事故によりできた傷があるが、この時できた傷という演出にしている

・盗掘団のリーダーのフェドーラはインディに帽子をプレゼントした
インディのトレードマークである帽子は、この時もらった

このような描写が盛り込まれていました。

ギュッと凝縮した演出が非常に巧かったですね。

演じたのはリヴァー・フェニックス

若き日のインディを演じたのは、

23歳の若さでこの世を去ったリヴァー・フェニックス。

美しすぎる容姿と演技力を兼ね備えた彼は、

16歳の時「スタンド・バイミー」で大ブレイク。

その後も多くの作品に出演し、

高い評価を得ていました。

しかし1993年、

ヘロインとコカインの過剰摂取により病院に搬送、

その後、心不全が原因で亡くなりました。

実の弟のホアキン・フェニックスは

ベテラン俳優して活躍しています。

ハリソンが希望したキャスティングだった

Far Out Magazine は、

ハリソン自身が、

若い頃の自分に一番似ているのは、
リヴァー・フェニックスいう俳優だ

と言ったことを明かしています。


https://cinema-element.com/2021/06/19/harrison-ford/#toc6

こちらは若き日のハリソン・フォードです。

確かに似ている感じがしますね。

http://jfmovie.jugem.jp/?eid=3

ハリソンとリヴァーは、

俳優しても人としてもお互いをリスペクトしており、

本当の親子のように思っていたといいます。

リヴァーが死去された時には、

彼はかつて僕の息子を演じ、
僕も彼を息子のように愛するようになった

などの声明を発表ました。

まとめ

今回は若い頃のインディジョーンズについて調べてみました。

・若い頃を描いたドラマ「インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険」があった
・しかしこのドラマはDVD化されていない
・映画3作目「最後の聖戦」ではリヴァー・フェニックスが若き日インディを演じた
・リヴァー・フェニックスはハリソンが自分若い頃似ているから抜擢された

このようなことがわかりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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