ガル・ガドット主演の「ハートオブストーン」は、
トム・クルーズ主演「ミッションインポッシブル(MIP)」を彷彿とさせる作品です。
本作が女版「ミッションインポッシブル」と言われる理由について
まとめてみたいと思います。
ハートオブストーンが女版ミッションインポッシブルと言われる理由5つ
1つ目:主人公は秘密組織のエージェント
「ハートオブストーン」の主人公ハートは、
チャーターという平和維持組織のエージェントです。
この組織は秘密組織で、
秘密裏に各国の政府組織をサポートしています。
イーサンはIMFに所属
「ミッションインポッシブル」の主人公イーサンは、
IMPという組織のエージェントです。
この組織はCIAの極秘諜報部隊。
エージェントは極秘に活動しており、
その存在は公にされていません。
このように、
「ハートオブストーン」も「MIP」も、
主人公は極秘組織に所属し、
人知れず活動しているところが似ていますね。
2つ目:たった一人で戦う
「ハートオブストーン」のストーンは、
IT担当のジャックのサポートを受けながら、
現場で任務を遂行しています。
怪我をした時などは、
仲間のエージェントが助けに来てくれます。
しかし基本的には現場では一人で戦っています。
たった一人で大勢の敵に立ち向かい、
全滅させることもあります。
これはMIPのイーサンっぽいですね。
イーサンも一人で戦うエージェント
「ミッションインポッシブル」のイーサンも、
IMFのIT担当者などにサポートされながら、
仲間と共に任務を遂行しています。
しかし現場ではたった一人で戦うケースが多いです。
特に1作目では黒幕の罠により、
裏切り者として追われる身だったため、
孤独な戦いを強いられていました。
このように、
ストーンがたった一人で戦う姿は、
「MIP」のイーサンを彷彿とさせますね。
3つ目:多彩なアクションシーン
「ハートオブストーン」の見どころは、
ガル・ガドット演じるストーンが、
様々なアクションを見せるところです。
・雪山からの滑降アクション
・リスボン市街地でのカーチェイス
・上空からのスカイダイビング
・崖からの大ジャンプ
・アイスランドでのバイクアクション
このように、
アクションの種類や舞台を変えながら、
多彩なアクションシーンが展開するので、
飽きることなく観れるでしょう。
MIPも魅力は度肝を抜くアクションシーン
「ミッションインポッシブル」の見どころも、
毎回トム・クルーズが挑むアクションシーンでしょう。
実はMIPシリーズでは、
先にトムがやりたいアクションを提案し、
そのアクションに応じた脚本が作られるそうです。
・ビルからビルに飛び移るアクション
・超高層ビルからのダイブ
・飛行中の飛行機にしがみつくアクション
・高い崖からバイクごとダイブ
このように毎回多彩なアクションを披露し、
映画ファンを唸らせてきました。
「ハートオブストーン」の多彩なアクションシーンが、
「MIP」をお手本にしているのは
間違いないでしょう。
4つ目:人工知能による脅威
「ハートオブストーン」に出てくる
極秘組織チャーターは、
ハートという人工知能をもとに、
各国で任務を遂行しています。
全世界のデータにアクセス可能で、
さらに予測能力も持つ最強の人工知能です。
しかしこのハートは、
とんでもない最強兵器でもあります。
全ての情報をハッキングできるため、
・市場を混乱させる
・飛行機を墜落させる
・核爆弾を盗む
このような悪事が無限にできてしまうのです。
主人公ストーンたちは、
ハートが悪の手に渡らないように奮闘します。
MIPでも人工知能が脅威となった
MIP最新作の
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」でも、
主人公イーサンたちの敵は、
エンティティという人工知能でした。
こちらの人工知能は、
ハートと同じように、
あらゆるデータにアクセスすることが可能。
さらに恐ろしいことに、
人間のコントロールを離れ、
暴走してしまいます。
イーサンたちは、
この暴走を止めるために奮闘します。
このように、
人工知能との戦い方は違いますが、
最強の人工知能が人類の脅威となるという設定は、
「ハートオブストーン」「MIP」に共通していますね。
5つ目:IT担当エージェントが魅力的
超一流のエージェントだけが任務につけるチャーターという組織。
超人的な身体能力で任務を遂行するストーンは、
非常にかっこよかったですね。
しかし彼女が活躍できるのは、
本部にいるIT専門のジャックのおかげ。
このジャックのキャラクターが良かったですね。
現場で暴走するストーンを制御したり、
ジョークで和ませるなど、
ストーンにとって心強い存在です。
ジャック役はドイツの人気俳優
ジャックを演じたのは、
ドイツ出身の人気俳優、
マティアス・シュヴァイクホファーです。
「アーミー・オブ・ザ・デッド」で鍵師役で有名になりましたね。
クリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」にも出演しています。
個性派俳優として知られ、
本作でも存在感を放っていました。
MIPでもベンジーが活躍
MIPシリーズの人気キャラと言えば、
IT担当のスパイ、ベンジーです。
シリーズ3作目で初登場したベンジー。
演じるサイモン・ペッグはこの時、
1回きりの出演だと思ったそうですが、
8作目まで出演し続けています。
シリアスになりがちな物語において、
笑いや暖かさを添えてくれるベンジーは、
MIPシリーズに欠かせない存在となりました。
このように、
IT専門家が魅力的なキャラクターで、
映画の魅力を底上げしているということが、
「ハートオブストーン」「MIP」の共通点ですね。
ハートオブストーンがミッションインポッシブルに似ている理由は?
ガルガドットはMIPから影響を受けていた
ストーンを演じたガル・ガドットは、
「ミッションインポッシブル」シリーズで
超人的なアクションシーンに
スタント無しで挑み続けているトムに
大きな影響を受けたといいます。
主演だけでなく制作にも加わっているガルは、
「ミッションインポッシブル」のようなレベルの
アクションを目指したと言われています。
そもそもMIPシリーズに憧れを持ち、
お手本としているため、
似た要素がたくさん見られるのですね。
同じ映画製作会社スカイダンスが製作している
「ハートオブストーン」「MIP」が似ている理由は、
同じ製作会社のスカイダンスが手掛けているからです。
この会社は「MIP」4作目から
製作を請け負っています。
「MIP」で培ったものが、
「ハートオブストーン」で活かされているため、
似た要素が多々見られるのでしょう。
まとめ
今回は「ハートオブストーン」が、
「ミッションインポッシブル」シリーズに
似ていると言われる理由について見てきました。
これらの共通点が改めてわかると、
どちらの作品も観返したくなりますね。