世界中で大ヒットを飛ばしている
「ワイルドスピード」シリーズですが、
不仲説が噂されることが多いことでも有名です。
今回は気になる不仲の原因について
調べてみたいと思います。
「ワイルドスピード」ヴィンディーゼルとドウェインジョンソン不仲原因を解説
2016年8月8日:ドウェイン、SNSで問題発言

https://theriver.jp/vin-pga-credit/
「ワイルドスピード」のキャストの中で
長きにわたり不仲騒動が報じられてきたのはこちらのお二人。
ドミニク・トレット役のヴィン・ディーゼル
ルーク・ホブス役のドウェイン・ジョンソン
もともと仲が良かった二人なのですが、
2016年8月、
確執があることが明らかになります。
そのきっかけとなったのは、
8作目「ワイルド・スピード ICE BREAK」の
撮影終了まであと1週間という、
2016年8月8日にドウェインがSNSに投稿した内容でした。
女性共演者を称賛する一方で、

男性共演者の中にはプロフェッョナルな人間もいれば、
そうでない者もいる。
そういう奴らは、それを解決する勇気すらない。チキンどもが。
来年4月の映画で俺がいくつかのシーンで演技じゃなくて本気で怒っているように見えたら、
それは、その通りだ。
ロック様、かなりご立腹な様子ですね。
そしてこの投稿に対し、
一体「誰」にここまで激怒しているのか
ということに注目が集まりました。
しかし、すぐにその人物と原因が判明します。
2016年8月11日:ヴィンの勤務態度の悪さがスクープされる

実はヴィンは勤務態度が悪いことを、
各メディアがスクープ。
・現場に遅刻してくる
・なかなか楽屋(トレーラーハウス)から出てこない
・撮影を遅らせる
・現場で失礼な態度をとることがある
現場の人々はこのような態度に不満を感じるも、
ヴィンは主役でありプロデューサーでもあるため、
誰も意見できない状況であったそうです。
真面目なドウェインは、
そんなヴィンに堪えられなかったと言われています。
2016年8月12日:ヴィン、SNSでドウェインの投稿に反応

その翌日ヴィンはSNSで

いずれ全てを話すよ
と発言。
ドウェインの投稿に対するものだったと思われます。
2016年8月19日:ドウェイン、ヴィン以外の人に感謝の言葉を投稿

https://ciatr.jp/topics/307321
数日後に8作目の撮影が終了。
ドウェインは、
監督共演者などにSNSで感謝の言葉を述べます。
しかしその中に、
ヴィンの名前だけがありませんでした。
2016年9月:ミシェル・ロドリゲスが二人の確執を認める発言をする

https://front-row.jp/_ct/17452557
本シリーズでレティ役のミシェル・ロドリゲスが、
米国ピープルのインタビューにて、
ヴィンとドウェインの確執を認める発言をします。
「彼らは兄弟のようなもの」
などのフォロー発言もありましたが、
彼女が二人の不仲を認めたことで、
これまで不確実だった二人の確執は、
確実なものとなってしまったのです。
タイリースとリュダクリスはヴィンを擁護

また、
タイリース・ギブソンとリュダクリスは、
ヴィンを擁護する発言をしていました。
2016年11月:ドウェイン、不仲騒動が宣伝になったと発言

https://front-row.jp/_ct/17452557
ドウェインは米国Los Angeles Timesのインタビューで、
一連の不仲騒動は映画のいい宣伝になったと発言。
アメリカで大きな影響力を持つドウェイン。
彼がSNS上で発するコメントは、
非常に大きな宣伝効果に繋がると言われています。
一連の不仲騒動が、
映画ヒットの要因になったことは
間違いないでしょう。
またドウェインは、
もっとも重要なことは映画であり、
僕たちはファンが映画を愛してくれたことが嬉しい
という発言もしています。
2017年4月:ヴィン、不仲は誇張されている部分があると発言

https://front-row.jp/_ct/17592042
ヴィンは米国USA TODAYの中で、

意見がつぶかることはあったが、不仲の噂は誇張されている部分がある。
映画界でドウェインの相棒は俺だけだ。
このように語りました。
意見の相違はあっても相棒のような存在
ということを明かしたのです。
以前にミシェルが語った
彼らは兄弟のようなもの発言も
納得できるようなコメントでした。
2017年5月:ヴィン、ドウェインの誕生日を祝う

ヴィンは5月2日のドウェインの誕生日に、
SNSでお祝いメッセージを送ります。
その中にはドウェインに対して

誇りに思うよ
という言葉もありました。
ドウェインから直接返信はありませんでしたが、
Twitterで、

誕生日メッセージを本当にありがとう
と投稿したことから、
ようやく二人の不仲は解消されたと思われました。
2018年4月:ヴィン、ドウェインと一緒に撮影しなかったことを明かす

ドウェインは米国Rolling Stoneのインタビューにて、
8作目「ワイルド・スピード ICE BREAK」では
ヴィンと一緒の撮影はなかったと発言。
さらに何度か二人で話し合ったことも明かし、

映画作りや共同作業について考え方が違うことがわかった。
(中略)
また一緒に働くかどうかは置いておいて彼の幸運を願っているよ。
と語りました。
大人な態度を見せたドウェインですが、
やはり二人の確執は深いことが露呈した形になりました。
2019年9月:ドウェイン、スーパーコンボの成功をヴィンに感謝

Amazonより
ドウェインは、「ワイルドスピード」のスピンオフ作品
「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」に主演。
こちらの作品は大ヒットを記録しました。
その成功を感謝しSNSでコメントを投稿。
その中で、

「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」をサポートしてくれた
兄弟のヴィンに感謝したいと思う。
とコメント。さらに、

「ワイルドスピード」9作目には出演しないが、
10作目についてはわからない。
ボブス(ドウェイン)とドム(ヴィン)にはまだやりのこしたことがあるからね。
この発言には、
世界中のワイスピファンが歓喜しました。
2021年6月:ヴィン、「愛のムチ」発言で不仲再燃?

https://theriver.jp/vin-pga-credit/
ドウェインのワイスピ復帰が期待される中、
またしてもヴィンから問題発言が飛び出します。
米国Men's Healthのインタビューの中で、
ドウェインと仕事をしていた時の話題になると、

自分の態度はドウェインに対する「愛のムチ」だった。
と語ったのです。
ドウェインはもともと、
「ザ・ロック」という大人気プロレスラーでした。
そんな彼がホブスという役になりきれるように
あえて厳しく接したというのです。
2021年7月:ドウェイン、「愛のムチ」発言を笑い飛ばす

https://front-row.jp/_ct/17452557
英国The Hollywood Reporterのインタビューの中で、
ヴィンの「愛のムチ」発言について聞かれたドウェインは、

笑ったね。大声で笑ったよ。
あの発言には、みんな笑っちゃったんじゃないかな。
と発言。
ヴィンの勤務態度の悪さは、
過去のスクープでも明らかにされてきました。
その行動を「愛のムチ」と言われても・・(笑)
ということだったのでしょうね。
さらにドウェインは10作目と11作目にも
出演することはないことを匂わせるコメントもしており、
ヴィンとの不仲は解消されていないことがわかりました。
2021年11月:ヴィン、ドウェインに「公開出演依頼」

復帰しない姿勢を示したドウェインに対し、
ヴィンはSNS上で「公開出演依頼」を決行。

我が弟ドウェイン、時はきた。
世界が『ワイルド・スピード』のファイナルを待っている。

僕は数年前にポールウォーカーとの約束を
果たすと君に話したはずだ
このシリーズを止めたままにしないでくれ。
お前の役割は重要なんだ。
ホブスは他の誰にもできない。
お前が立ち上がり、運命を全うすることを願っている。
などの熱すぎるメッセージを投稿し、
ドウェインに復帰を懇願したのです。
2021年12月:ドウェイン、「公開出演依頼」を痛烈批判

https://ciatr.jp/topics/307321
CNNのインタビューに対し、
ドウェインはヴィンの投稿について

すごく驚いた。
とコメント。
そしてヴィンやユニバーサル映画の関係者にも
復帰しないと直接伝えていると話し、
改めて復帰を否定しました。
さらにヴィンの公開依頼に対し、

彼の小細工のいい見本だ。
ポールの死を引き合いに出すのは気に入らない。
などと痛烈批判。
ヴィンの熱いメッセージは届かなかったようです。

「ワイルドスピード」他キャスト・監督の不仲の原因は?
タイリーズVSドウェイン:スピンオフ映画をめぐる方向性の相違

https://www.tst-movie.jp/act/ta-tyresegibson.html
2017年10月、
「ワイルドスピード」9作目が、
当初の公開日から1年延期されることが発表された際、
ローマン・ピアース役のタイリース・ギブソンはSNSにて、
延期の原因はドウェイン主演のスピンオフ映画のせいだと指摘。
メインシリーズを継続させたいタイリーズは、
スピンオフ映画に否定的な姿勢を見せ、
ドウェインやプロデューサーのハイラム・ガルシアを
痛烈に批判しました。
不仲騒動を乗り越え絆が深まった

2020年12月、
タイリーズはインタビューで、
ドウェインと4時間にわたる話し合いをした結果
和解したことを報告。
2021年6月のトークショー「エレンの部屋」では

今ではドウェインと1日おきに連絡している。
どっちが長い留守電を残るか勝負しているんですよ。
と、驚きの仲の良さを明かしています。
もともと仲が良かったという二人は、
不仲騒動を乗り越え、
さらに絆が深まったようです。
スタジオ側VSジャスティン・リン監督:クリエイティブ面での意見の相違?

https://realsound.jp/movie/2022/04/post-1019121.html
シリーズ3作目~6作目、9作目の監督を務め、
シリーズの成功に貢献してきたジャスティン・リン監督。
10作目も手掛けることが決定するも、
突然降板が報じられました。
降板の理由は、
クリエイティブ面で折り合いがつかなくなったこと。
度重なる変更や制作上のトラブルに
監督が疲弊したことなどが
原因と言われました。
あくまでも友好的な降板であり、
リン監督はプロデューサーとして残ることも
発表されました。
ヴィンとの確執が原因?

https://www.berlin-report.net/2021/08/dominic-toretto.html
しかしこの降板騒動について、
複数の関係者から
ヴィンとの確執が降板の原因なのでは?
という声が上がったそうです。
真相はハッキリしていませんが、
長年シリーズに貢献してきた監督の降板騒動は、
世界中のワイスピファンにとって悲しいものでした。





まとめ
今回は「ワイルドスピード」シリーズの
不仲説の原因を調べてみました。
ヴィンとドウェインの不仲原因は、
ヴィンの勤務態度の悪さが発端となり、
その後も様々なバトルが繰り広げられたようです。
タイリーズとドウェインの不仲は
スピンオフ映画に対する意見の相違が原因だったようですね。
リン監督の降板劇については、
ヴィンとの不仲が噂されていますが、
真相は謎のままでした。
これ以上、
このような不仲トラブルが起きないことを心から祈っております。