「ワイルドスピード」キャスト死亡ポールウォーカーの事故はいつ?死因は?

ワイルドスピード最新作、

「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」が話題になる中、

キャストの死亡事故を思い出す方も多いでしょう。

今回は40歳の若さで亡くなった

ポール・ウォーカーについて

改めて事故の経緯や、

遺作となったワイルドスピードの撮影などについて

調べてみました。

目次

「ワイルドスピード」キャスト・ポールウォーカーの死亡はいつ?経緯は?

2013年11月30日に交通事故により死亡


https://front-row.jp/_ct/17505817

ポールが亡くなったのは2013年11月30日

場所はカリフォルニア州・サンタクラリタの路上です。

フィリピン台風罹災者への資金提供を募る、

チャリティーイベントに出席した後のことでした。

ポールはチャリティーに活動に熱心なことでも知られています。

友人でレーシングドライバーのロジャー・ロダスが運転する

赤いポルシェ・カレラGTの助手席に乗り、

帰る途中で事故は起きました。


http://hihigt.blog.fc2.com/blog-entry-5041.html

こちらはロジャー・ロダスです。

15時30分、

突然制御不能となった車が道路からはみ出し、

街頭や街路樹に衝突。

すぐに車体が爆発炎上し、

車内から二人の遺体が発見されました。


https://front-row.jp/_ct/17505817

こちらはポールが乗っていた

ポルシェ・カレラGTの事故後の写真です。

ほぼ真っ二つに割れた状態だったそうです。

防犯カメラの映像から、

制限速度時速72 kmの道路を、

時速160 km近くの速度で走行していたことが判明しています。

死因は外傷とやけど


https://news.livedoor.com/article/detail/8307017/

運転していたロダスは衝撃により即死。

ポールもほぼ即死だったと報じられました。

しかしその後の検視の結果、

「外傷とやけどによるもの」と判明。

衝突直後にまだ息があり、燃え上がる炎の中で外傷や熱に苦しみながら亡くなった

消防隊員らの救援活動によって助かったかもしない

このような可能性があったことに、

多くのファンが嘆き悲しみました。

しかしながら警察は

衝突後に苦しんだ時間は一瞬だったと説明。

最終的に「ほぼ即死と言える」

という結論に至りました。

事故の原因はスピードの出しすぎ?


https://news.livedoor.com/article/detail/8307017/

この事故の一番の謎と言えるのが、

どうして時速160kmの猛スピードで走っていたのか

ということでした。

その理由として、

無謀運転によるものという見解が

有力とされたのです。

薬物使用が原因ではないか

という憶測まで飛び交いました。

ただし後に行われた薬物検査では、

アルコールや薬物の反応は一切出ませんでしたので、

その可能性は排除されました。

家族は無謀運転を否定

http://hihigt.blog.fc2.com/blog-entry-5041.html

ロダスはレーシングドライバーではありますが、

家族の主張によると、

普段無謀な運転をするような人ではなかったそうです。

さらにポール・ウォーカーの娘は、

・ポールは数日の休暇でカルフォルニアに来ていたが、映画の撮影中だったので、すぐに撮影に戻らなければならなかった。
・契約上、撮影中に危険な行動は取れないことになっていた。

このように訴えました。

ポール・ウォーカーのような主役級の俳優には、

いろいろな契約があるのでしょうね。

そのような契約を破って、

無謀運転をするなんてことはあり得ない

というのが娘さんの主張でした。

チャリティーイベントの帰りだった


https://www.cinemacafe.net/article/2018/02/07/55257.html

ポールとロダスは、

レースチーム仲間であり、

車関係の会社を経営するビジネスパートナーでした。

しかし二人の関係はそれだけはありません。

二人とも慈善活動に熱意をもっていて、

自然災害が起きた時に瞬時に救援できるチャリティ団体を

創設していたのです。

事故が起きたのはこのチャリティ団体の

イベントの帰り道でした。

そのような時に、

レースのような無謀運転をするのはあり得ない

という意見も多く上がっていたといいます。

目撃証言もあった


https://front-row.jp/_ct/17505817

ポールとロダスと共に

チャリティーイベントに参加した

ロダスの友人ジム・トープという方は、

ピープル誌にこのように話したそうです。

ロジャーはゆっくりと走行してましたよ。
無謀な走り出し方はしてません。
回りには子どもたちもいましたから。

さらに彼はこのようなコメントもしています。

事故現場にはブレーキ痕は見えませんでした。
ロジャーは無謀な男なんかじゃありません。
家族思いの人間でした。

ブレーキ痕がないということは、

何らかのトラブルが起こっていた可能性も

考えられますね。

家族が車の欠陥による事故だと訴える

ロダスの妻とポールの娘は、

ポルシェに対して訴訟を起こしました。

ロダスの妻の裁判

彼女は事故の原因は

ポルシェ・カレラGTの欠陥であると主張。

しかし車体や機器に不具合はなく、

最終的に裁判長は、

証拠不十分で訴えを棄却。

ポルシェ側に不備はなかったという結論に至りました。

ポールの娘の裁判


http://hihigt.blog.fc2.com/blog-entry-5041.html

ウォーカーの娘ミドゥ・レイン・ウォーカーも

車の不備を指摘。

ミドゥの弁護士は、

ポールは激突ではなく車の欠陥のせいで車に閉じ込められて死んだ

と主張。

さらに、

そもそも時速205マイル(329.9km)まで出る車を作ったのは
安全を無視する行動である

と主張したのです。

これに対しポルシェ側は

ポールとロダスは
より速く走行するための改良を加えていた

と指摘。

彼の死は彼自身の責任だった

と主張しました。

この裁判も最終的に合意に至り、

ポルシェと遺族の裁判は終わりを迎えたのでした。

「ワイルドスピード」キャスト死亡で映画はどうなった?

7作目の制作は一時中断


Amazonより

ポール・ウォーカーが亡くなった時は、

シリーズ7作目の「ワイルド・スピード SKY MISSION」の制作中でした。

ポールの撮影は半分以上残っていたそうです。

しかしポールへの追悼のため、

撮影は一時中断することになりました。

スタッフのキャストもポールの死に

悲しみに暮れたといいます。

ポールの弟たちが代役を務めて撮影再開


https://gamewalker.link/movie/fast-and-furious-7/

一時は撮影再開を検討するも、

最終的に撮影を再開させる結論に至ったそうです。

ポールが亡くなった翌年の2014年に

撮影が再開されたのです。

ポールの代役を務めたのはこちらの3人。

カレブ・ウォーカー
コーディ・ウォーカー
ジョン・ブラザートン

カレブとコーディーは、

なんとポールの実の弟です。


https://www.cinematoday.jp/news/N0075069

こちらはコディ・ウォーカーです。


https://news.yahoo.co.jp/byline/saruwatariyuki/20170426-00070312

こちらはカレブ・ウォーカーです。


https://eiga-pop.com/person/14100

俳優のジョン・ブラザートンは

ポールを体系やしぐさが似ているということで

選ばれたそうです。

CG技術によりポールを再現


https://cgtracking.net/cg-arts/vfx/furious-7/

3人ともポールと似ていますが、

本人と間違えるほどソックリ

というわけではありませんね。

劇中では彼らをそのまま映し出すのではなく、

彼らの演技とCG技術などを駆使して

ほとんど違和感のない映像に仕上げたそうです。

2015年4月に公開され、

エンディングでは、

「FOR PAUL」ポールに捧ぐ

という追悼の言葉が映し出されました。

まとめ

今回は「ワイルドスピード」シリーズのキャスト

ポール・ウォーカーの死亡事故や

遺作について調べてみました。

事故原因は謎に包まれたままであり、

今後も明らかになるのは難しいということが

わかりました。

しかしポールの活躍は映画の中で

何度も見ることができます。

最新作を観る前に、

ポールが遺してくれた作品を

もう一度観返してみたいですね。

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