アバター2が面白くない理由とは何なのでしょか。
大ヒットしたアバターの続編ということで
期待されている作品ですが、
一部の方からは面白くないという意見が出ています。
今回はその理由を調べてみました。
ネタバレを含みますので本作鑑賞後に記事をご覧ください
記事は公式サイトや公式Twitterを元に情報や画像を使わせていただいております。
アバター2が面白くない7つの理由
その1:前作を覚えていないとわかりにくい
アバター2は、
2009年に公開された「アバター」の続編です。
前作のラストから約10年後のパンドラ国が舞台となるのですが、
前作を観ている前提で物語が進みます。
・主人公ジェイクはどうしてナヴィ族になったのか
・宿敵クオリッチ大佐は死んだはずじゃ…
・グレイス博士はどうなったのか
このように前作と繋がる上で大事な要素を忘れていると、
アバター2のストーリーについていけなくなり、
面白くないと感じるでしょう。
かなり忘れていたから話がわからなかった
前作を観てから今回の映画を観れば良かった
ネット上にはこのような意見が見られました。
前作を観ていてもこのような方が多かったので、
まったく前作を観たことがない方は
もっと楽しめなかったでしょう。
その2:ストーリーが薄い
前作のアバターに続き、
本作も素晴らしい映像に圧倒されました。
しかし凝りに凝った映像のわりには、
ストーリーが薄く、
面白くないと感じた方もいたようです。
普通の家族の物語で物足りなかった
ストーリーはありきたりで平凡だった
このような意見が多いです。
映像は良かったけれどストーリーはいまいち
という感想も目立ちました。
映像と同じように
凝ったストーリー展開を期待していた方が多かったのでしょう。
シリーズ序盤の物語
ジェームズ・キャメロン監督は、
アバターシリーズは5部作になることを明かしています。
本作は2作目ということで、
まだまだ序盤の物語。
もちろんアバター2として完結する物語にはなっていましたが、
3作目以降の本格的な盛り上がりに向けて
さまざまな伏線を張っている段階でもあります。
そのため、
物語の展開に物足りなさを感じて
面白くないと思う方もいたのでしょう。
その3:ナヴィのビジュアルに馴染めない
ナヴィのビジュアルに馴染めないため、
面白くないと感じた方もいたようです。
青や緑の肌をしたナヴィ族は、
独特の体型と顔つきをしています。
人間に近い部分もありながら、
かけ離れた部分もあるという
奇妙なビジュアルです。
この見た目が生理的にダメな人は
アバターシリーズは楽しめないでしょう。
アバター2は人間がほとんど出てこない
前作は主人公ジェイクも含め、
人間の姿で登場するシーンが多くありました。
しかし本作では、
ジェイクはすでにナヴィ族になっており、
人類軍の兵士たちも、
「リコビナント」という
ナヴィと人類の混血アバターの姿で登場しています。
ほとんどの登場人物がナヴィのビジュアルをしていて、
人間はほとんど出てきません。
常に青や緑のキャラクターを観ているので
疲れてしまうかもしれませんね。
その4:反捕鯨の描写が露骨
本作は捕鯨問題がテーマの1つとなっています。
ナヴィ族の同胞として登場した
クジラのような海洋生物のトゥルクン。
人間たちは、
このトゥルクンから取れる
貴重な物質を得るために捕獲。
必要な物質だけ抜き取り、
体は海に捨てるという残酷な行為を繰り返していました。
これはアメリカ人がクジラに対してやってきたことへの
批判と言えるでしょう。
ジェームズ・キャメロン監督は、
環境保護に熱心になことで有名です。
監督ならではの方法で
捕鯨問題を取り上げたかったのだと思われますが、
昔からクジラを食べる文化で育ってきた日本人にとっては
目を覆いたくなるシーンが多かったのも事実です。
日本への批判ともとれる描写も
クジラのような生物トゥルクンを捕らえるシーンでは、
日本の捕鯨批判ともとれる描写があり、
ネット上で話題になりました。
トゥルクンを捕らえる兵器や船に
日本企業を思わせるような漢字が書かれていたり、
捕鯨シーンだけアジア人が出てくるなど、
気になる描写があったのです。
アジア人が出てきた場面から面白くなくなった
日本批判のように感じて楽しめなかった
このような複雑な心境になった方は多かったようです。
その5:主人公の活躍が少ない
アバター1での主人公ジェイクは
・負傷兵となり車いす生活を余儀なくされていたがアバターになり活躍
・パンドラ国にある鉱石を手に入れるためにナヴィ族に潜入するもパンドラ国に魅了される
・ナヴィ族のネイティリと恋に落ち結ばれる
このようなジェイクの物語が素晴らしかったのですが、
アバター2ではジェイクの活躍はあまり見られませんでした。
アバター2では普通のお父さんに
アバアー1では大恋愛したはずの
ネイティリとの関係もすっかり普通の夫婦。
反抗期の子ども達に手を焼くという
普通のお父さんでした。
宿敵クオリッチ大佐との激闘など見せ場もありましたが、
前作と比べると面白くないと感じた方は
多かったようです。
その6:アクションに現実味がない
本作の見どころは陸や海で繰り広げられる
迫力のアクションシーンです。
実際の動きをCGに反映する
パフォーマンスキャプチャーという技術を使い、
陸だけでなく海中シーンも
実際に俳優の動きがCG化されています。
しかしリアルな動きではありますが、
あくまでもCG映像ということで
現実味がないと感じ方は多かったようです。
実写のアクション映画が好きな方には、
本作のアクションシーンは面白くないと感じられるかもしれません。
その7:上映時間が長い
本作の上映時間はなんと3時間12分。
ジェームズ・キャメロン監督は、
長編映画が多いことで有名です。
・「アバター」:2時間41分
・「タイタニック」:3時間14分
本作は「タイタニック」よりは若干短いですが、
前作よりは大幅に長くなっています。
3時間以上の上映時間がきつかった
途中でトイレに行きたいくなった
このように上映時間が長いことに対する
ネガティブな意見が見られました。
また、本作は3D上映もあるため、
長時間3Dメガネをかけているのが疲れた
という方も多かったようです。
アバター2は面白いと絶賛の声も多い
とにかく映像がすごい
面白くないという意見がある一方で、
面白いと絶賛する声も多く見られました。
もっとも多い意見は映像がすごいというもの。
人が作ったとは思えないような映像美だった
これほどの映像を見たことがないと思った
キャラクターの動きがリアルすぎて驚いた
ネット上にはこのような感動の声が目立ちました。
細部までこだわりぬいて描かれたパンドラの映像は
多くの方を魅了したようです。
前代未聞の撮影が行われた
家族愛に感動した
主人公ジェイクの活躍が物足りない
という声がある一方で、
子ども達の活躍が良かったという意見も見られました。
本作はジェイクと妻と子ども達の家族愛を主軸に
物語が展開します。
さらにクオリッチ大佐と
息子スパイダー親子のドラマも絡み合います。
この家族愛は見ごたえがあり、
アバターの世界に深みを与えていました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
全世界待望のアバター続編ということで、
かなりハードルが上がっていた本作。
映画ファンの期待が高かったぶん
面白くなかったという意見も多かったのでしょう。
アバターシリーズはまだまだ続きますので、
次回作にも期待したいと思います。