大人気シリーズ「ジョン・ウィック」は、
ジョン・ウィックの復讐を描いた物語です。
しかしその復讐がやりすぎだと話題になりました。
今回はやりすぎといわれる理由や、
やりすぎシーンについて
まとめてみました。

ジョン・ウィックがやりすぎと言われる理由は?
愛犬の復讐でロシアンマフィアを84人壊滅させる

https://front-row.jp/_ct/17430518
1作目「ジョン・ウィック」は、
現役を引退した伝説の殺し屋が、
愛犬を殺した者たちに復讐を果たす物語です。
これだけ聞くと普通の愛犬家の復讐劇のようですが、
ジョンの場合は完全にやりすぎ。
最終的に84人もの人間を殺害しています。
どのような経緯で、
84人も殺すことになったのか見てみましょう。
亡き妻の犬を殺される

https://front-row.jp/_ct/17430518
妻が病死して悲しむジョンのもとへ、
可愛い子犬が贈られてきます。
妻が自分の死後にジョンが悲しまないようにと、
犬のプレゼントを手配していたのです。
しかしガソリンスタンドで出会った
若者たちが、
ジョンの愛車に目をつけ、
深夜にジョンの家に侵入。
車を盗み、
その場にいた愛犬まで殺害します。
怒り狂い殺し屋にカムバック

https://mofumuchi.com/johnwick/
若者の一人は、
ロシアンマフィア「タラソフファミリー」のボス、
ヴィゴ・タラソフの息子でした。
ジョンは元々「タラソフファミリー」の殺し屋であり、
ヴィゴはジョンの恐ろしさを知っていました。
息子に復讐しないように交渉しますが、
愛犬を殺され怒りまくりのジョンは、
交渉に応じようとはしません。

https://xcqbguamx.militaryblog.jp/e1022662.html
ヴィゴは仕方なく手下をジョンのもとに送り込みますが、
ジョンは次々に彼らを殺害。
足を洗ったはずの世界にカムバックし、
最終的に84人もの人間の命を奪い、
ロシアンマフィアを叩き潰したのです。
愛犬のためとは言えやりすぎ

https://www.wowow.co.jp/detail/108617
無抵抗な子犬を殺した若者たちは、
間違いなく悪です。
彼らに復讐しようというジョンの気持ちには、
誰もが共感できるでしょう。
しかし犬1匹に復讐のために、
84人も殺害するのはやりすぎです。
ネット上には、
妻がプレゼントした愛犬の復讐であっても
大量殺人はやりすぎ
犬を殺すのは絶対にダメだけど
ジョンの復讐はやりすぎ
このような意見が見られました。
また、
長年一緒にいた愛犬ではなく、
まだ数日しか飼っていない犬なので、
その犬のために84人も殺すのはやりすぎ
と感じた方も多かったようです。
家を燃やされイタリアンマフィアを壊滅させる

https://renote.net/articles/15624
1作目のラストから5日後を描いた
2作目「ジョン・ウィック:チャプター2」。
今度こそ引退しようとするジョンですが、
かつて「契約」を交わした、
イタリアンマフィアのナンバー2・サンティーノから
殺しの依頼を受けます。
平穏な暮らしをしたいジョンがその依頼を断ると、
サンティーノはジョンの自宅を爆破。
愛する妻との思い出が詰まった家は、
無残な姿になってしまうのでした。

https://chicosia.com/john-wick-series/
これにぶち切れたジョンは、
サンティーノへの復讐を誓います。
イタリアンマフィアを壊滅させるまで、
殺し続けます。
1作目の犬の復讐もやりすぎだけど、
2作目の家の復讐もやりすぎ
自宅を燃やされて100人以上殺すのはやりすぎ
このように冷静な目で見た方もいたようです。
殺害人数が306人と多すぎる

https://bookstand.webdoku.jp/cinema/news/2015/10/13122721.html
本作の魅力は、
伝説の殺し屋ジョン・ウィックの
鮮やかなキルシーンです。
しかし、
その殺害人数があまりにも多すぎるため、
さすがに殺しすぎ
という声が見られます。
3作でジョンが殺した人数は、
306人と言われています。
内訳を見てみましょう。
「ジョン・ウィック」:84人
「ジョン・ウィック:チャプター2」:128人
「ジョン・ウィック:チャプター3」94人
※1作目84人、2作目118人、3作目84人で合計286人の説もあり
1人の人物がこれだけの数の殺人を犯す映画は、
なかなかないでしょう。
2作目の場合は、
上映時間が122分なので、
1分に1人がジョンに殺されていることになります。

https://theriver.jp/jw4-not-sofia/
また、
上記の人数はジョンによる殺害人数なので、
その他の殺し屋たちの殺しを加えたら、
もっと大量の殺害人数になります。
最強の痛快アクションではありますが、
やりすぎと感じる方も多いようですね。
ジョン・ウィックのやりすぎシーンは?
鉛筆を使ったキルシーン
1作目「ジョン・ウィック」で語られた、
ジョン・ウィックは「鉛筆で3人の男を殺した」という伝説。
2作目「 ジョン・ウィック:チャプター2」では、
実際にその鉛筆アクションシーンが登場します。
このシーンもやりすぎシーンの1つと言えるでしょう。

追ってきた殺し屋たちを倒すために、
カウンターに置いてあった鉛筆を手にしたジョン。
喉や耳の穴に鉛筆をブスリと深く刺し、
伝説通り、
瞬時に3人を殺害しました。
鉛筆という普段手にするアイテムで、
このようなキルシーンを展開したため、
銃より鉛筆のほうがゾッとする
グロすぎる
痛そう
などの声が見られました。
キアヌ・リーヴスが熱望したシーンだった

https://inorilog.com/movie-ohn-wick-chapter-2/
やりすぎシーンの1つである鉛筆アクションですが、
実はキアヌ・リーヴスが熱望したシーンなんだそうです。
製作初期の段階から、
ペンシル・ファイトを取り入れてほしい
と、お願いしていたといいます。
またキアヌは、
この念願の鉛筆アクションを撮影するにあたり、
かなりトレーニングを積んで挑んだそうです。
キアヌの熱意と努力が詰まったシーンなのですね。
本を使ったキルシーン
3作目「ジョン・ウィック パラベラム」で描かれた、
本を武器としたアクションシーン。
1400万ドルもの懸賞金をかけたれたジョン。
大勢の殺し屋がジョンを狙う中、
1人目の刺客アーネストと、
図書館で戦うシーンがあります。
ナイフで肩を刺されたジョンは、
図書館にある本を手に抵抗し、
反撃します。

本で相手の股間を打ち抜き、
そのまま本で殴打を繰り返し、
続いて裏表紙を口に押し込み、
最後は本の角を使って首を折り、
息の根を止めるという、
見たこともないアクションを繰り広げます。
ナイフを持った相手に対し、
本一冊だけで防御して、
かつ、殺しまでやり遂げるジョン。
大勢の殺し屋からリスペクトされるのも納得です。
これもやりすぎシーンの1つと言えるでしょう。
本・フー

https://qetic.jp/film/johnwick-book-191005/333907/
この本を使ったアクションは、
カンフー+本で、
「本・フー」と呼ばれています。
キアヌはこのシーンを
スタントを使わずに自ら演じています。
僕は優れていないから、
練習はしっかりしないとダメなんだ
と謙遜しながらインタビューに答えていたキアヌ。
この独創的なアクションをこなすためには、
かなりの努力が必要だったようです。
ちなみに、
この本攻撃をくらった、
殺し屋アーネストを演じたのは、
現役NBA選手のボバン・マリヤノヴィッチ。
身長はなんと224cm!
そんな男を本一冊で倒そうというジョンの判断がすごいです。
人混みでのキルシーン

https://eiga-yomuyomu.com/john-wick-commentary
「ジョン・ウィック:チャプター2」の中盤で描かれた
地下鉄で殺し屋と対決するシーン。
大勢の人がいる駅の構内。
はじめは遠くから離れて、
ハンドガンで静かに撃ち合いますが、
徐々に距離を縮めて、
最終的には地下鉄の中で、
乗客がいてもお構いなしに
肉弾戦を繰り広げます。

https://zombiekiller.militaryblog.jp/e780112.html
その他にも、
1作目では
ナイトクラブに隠れていたヨセフを倒すため、
周りに大勢の一般客がいても
堂々と銃を構えターゲットを狙います。
このような人混みでも、
殺害を繰り返すジョンの行動に
普通に街中で殺し合いをするのはやりすぎ
警察はいないの?
などの意見も見られました。
警察は存在しない?

https://www.reddit.com/r/JohnWick/comments/14dv6fq/do_you_think_jimmy_has_witnessed_john_in_action/
本シリーズの不思議なところは、
白昼堂々と殺害を犯しても、
警察が出てこないところ。
警官は出てきますが、
殺し屋ジョンの味方のような存在です。
おそらく、
「ジョン・ウィック」シリーズの世界は、
普通の警察という概念のない
世界なのでしょう。









まとめ
今回は「ジョン・ウィック」シリーズが
やりすぎと言われる理由や、
容赦なさすぎのやりすぎシーンを
まとめてみました。
本作の「やりすぎ」は、
否定的なものではなく、
本作の魅力と言えるでしょう。
4作目では、
どんな「やりすぎ」があるのか楽しみですね。