シリーズ3作を通して300人近くを殺害している
無敵の殺し屋ジョン・ウィック。
しかし「なぜ殺さない?」というシーンもあります。
今回は、ジョン・ウィックが
敢えて殺さなかった場面について
まとめてみたいと思います。
ジョン・ウィックはなぜ殺さない?
女性は殺さない主義だから?

https://www.wowow.co.jp/detail/108617
ジョン・ウィックの世界には、
裏社会で生きる殺し屋が
非常に多く存在します。
そんな殺し屋たちを
何人もまとめて殺害していくジョン。
しかし、
女殺し屋のパーキンスとアレスは、
戦いの末に倒しますが、
殺すことはありませんでした。
さらに、
バイオリン奏者の女殺し屋にも、
致命傷を与えていないように見えます。
ジョンには、
できるだけ女性は殺さない
というルールがあるのかもしれません。
女殺し屋パーキンス

https://renote.net/articles/15576/page/2
1作目「ジョン・ウィック」にて、
怪我を負ったジョンが、
コンチネンタルホテルで眠ろうとするシーン。
懸賞金狙いの女殺し屋パーキンスが、
非戦闘地域であるホテルの掟を破り、
無防備なジョンに襲い掛かります。
激しい戦いの末、
最終的にジョンが優勢に。
ジョンはパーキンスから、
ヴィゴの隠し資産のある場所を聞き出します。
殺し屋ハリーに預けた

https://www.gokitsu.com/movies-feature/johnwick_character/
情報を聞き出して用済みとなったパーキンスですが、
ジョンはパーキンスを生かします。
殴打して気を失わせた後、
隣室の殺し屋ハリーにパーキンスを預け、
自分はヴィゴの隠し財産の場所へ向かいました。
最終的にパーキンスは自分で拘束を解いて、
ハリーを殺害し脱出しました。
女殺し屋アレス

https://www.cinemacafe.net/article/2017/07/03/50697.html
2作目「ジョン・ウィック:チャプター2」の
近代美術館のシーン。
サンティーノを追って、
美術館へ乗り込んだジョン。
サンティーノの手下たちを、
次々に倒し殺害します。
そして最後に、
サンティーノの忠実な部下である
女殺し屋アレスと一騎打ちになります。
致命傷を与えなかったジョン
アレスに攻められながらも、
結局ジョンが彼女を拘束します。
しかし、
胸の上をナイフで刺し、
動けない状態にしますが、
殺害には至りませんでした。
悔しそうな表情を浮かべるアレスは、
また会いましょう
と手話で話し、
ジョンも
いいとも
と手話で返しました。
バイオリン奏者の女殺し屋

https://renote.net/articles/15624/page/3
2作目「ジョン・ウィック:チャプター2」で登場した
バイオリンの路上演奏者で殺し屋の女性。
サンティーノによるジョン暗殺の公示を受け、
街中の殺し屋がジョンの命を狙うシーンで、
バイオリン奏者の殺し屋も参戦。
ジョンに重傷を負わせますが、
最終的にジョンに体を掴まれ、
地面に叩きつけられます。
しかしこの時も、
ジョンは致命傷を与えていないように見えます。
少なくとも、
ナイフで胸をグサリ、
銃で頭をズドンのような
描写はありませんでした。

ちなみに、
この女暗殺者を演じているハイジ・マネーメーカーは、
監督チャド・スタエルスキーの奥さんで、
プロのスタントマンなんだそうです。
自分のファンは殺さないから?

https://cinemag-eiga.com/entry/johnwick3-parabellum/
3作目「ジョン・ウィック:パラベラム」の終盤、
聖域指定が解除され、
不殺の掟が無くなったホテルのシーン。
宿敵である殺し屋ゼロと、
その弟子ふたりが、
ジョンに戦いを挑みます。
このシーンは、
なぜ殺さないの?
と疑問の声が多く出ている場面です。
弟子ふたりは戦いながら、
会えて光栄だ
ミスター・ウィック
戦えて嬉しいよ
とジョンに敬意を表します。
殺し屋業界の中では
英雄的存在のジョン。
彼を慕うファンは多いようです。

https://www.fashion-press.net/news/49072/2
この二人と死闘を繰り広げ、
最終的に勝利したジョンですが、
彼らを殺害することはありませんでした。
ジョンは、
また会おう
と言って、
その場を去るのでした。
殺さなかった明確な理由は明かされていませんが、
自分のファンに対しては、
寛容なのかもしれませんね。
ゼロは強敵だから殺した?

https://screenonline.jp/_ct/17305054
しかしその後、
ジョンは宿敵ゼロを殺害します。
ゼロもジョンのファンであることを公言していますので、
ファンは殺さない説
には矛盾が生じてしまいますね。
ゼロはファンであっても、
自分の脅威となる相手であると判断し、
殺すしかなかったのかもしれません。
弟子二人はまだ殺すほどではない相手
だったのでしょう。









まとめ
今回は、
ジョン・ウィックが
なぜ殺さない?
と思われるシーンについて
調べてみました。
女性や自分のファンを公言する相手には、
比較的寛容なことが伺えました。
300人もの人を殺しまくっているジョンですが、
このような「敢えて殺さない」シーンがあることで、
人間らしさを感じることができますね。