1994年~2004年に放送された海外ドラマ「フレンズ」。
仲良し6人組の日常が描かれる大ヒットドラマです。
しかし実はキャスト同士は仲が悪いという噂もあります。
誰と誰が不仲だったのか気になりますよね。
この記事はフレンズキャストの不仲説や、
交際厳禁の理由についてまとめています。
フレンズのキャストで仲が悪いのは誰?
アルコール依存症だったマシュー・ペリー

https://www.mirror.co.uk/news/us-news/matthew-perrys-best-moments-friends-31306731
チャンドラー役のマシュー・ペリーが、
主要キャスト5人と不仲だった時期があるようです。
マシューは回顧録「Friends, Lovers and the Big Terrible Thing」の中で、
「フレンズ」出演中にアルコール・ドラック依存症の影響があったことを
赤裸々に綴っています。
「フレンズ」スタート時からアルコール依存症の初期段階にあり、

撮影中にシラフだったことはほとんどなかった。
という衝撃告白をしています。
そんなマシューに対して、
他の5人が見捨てかけた時期があったようです。
回顧録の中でマシューは、

出演者たちは知っていた。
ジェニファー(レイチェル)は私を脇に呼んで、
「私たち、あなたが呑んでいると知っている」と言ってきた
それでも私はやめられなかった。
と語っていました。
しかし5人が一時的にマシューを突き放したのは、
マシューを立ち直らせるための行動だったようです。

https://www.quora.com/Could-Chandler-and-Rachel-make-a-good-couple
その後は、
依存症から抜け出せないマシューに理解を示し、
サポートしたようです。
マシューは回顧録の中で、

彼らは理解を示し忍耐強く見守ってくれた
と感謝の気持ちを語っています。
ゲスト俳優たち?

https://people.com/tv/tom-selleck-join-a-friends-reboot-if-asked-it-was-a-great-place-to-work/
主要キャスト6人の仲が良いことで知られる「フレンズ」。
ドラマの特典映像では、
撮影開始前に円陣を組んで気合いを入れるなど、
チームワークの良さが紹介されていました。
しかし一方で、
ゲスト俳優たちはアウェーな状況になっていたようです。
モニカの恋人リチャード役のトム・セレックは、
6人の円陣に入れなくて疎外された感じがした
と話していたそうです。

https://hollywoodlife.com/2023/02/20/paul-rudd-why-role-friends-strange-interview-video/
フィービーの恋人役のマイクを演じたポール・ラッドは、
ドラマの特典映像の中で、
ロス役のデヴィッドに意地悪された
というエピソードを披露してそうです。
このようなゲスト俳優たちのエピソードが広まり、
フレンズの不仲説が囁かれるようになったのかもしれませんね。
不仲エピソードはジョーク?

https://www.imdb.com/title/tt0583622/?ref_=tt_mv_close
しかしゲスト俳優たちの不仲エピソードは、
アメリカンジョークだったようです。
フレンズ6人をいじる“ネタ”として、
不仲エピソードを披露していただけで、
実際のところは仲が悪かったわけではないようです。
不仲ジョークを言えるような、
明るい撮影現場だったのでしょうね。
エミリー役の女優

https://www.dailystar.co.uk/tv/friends-star-who-played-ross-25873965
ロスの恋人で妻になったエミリーを演じた
イギリス女優のヘレン・バクセンデイル。
重要な役どころだったにも関わらず、
ロス役のデヴィッドと相性が悪かった
という理由ですぐ降板になってしまいました。
このヘレンの降板劇も、
フレンズキャストの不仲説の一因のようです。
しかし、ヘレンとデヴィッドは、
演じる役として相性が悪かっただけで、
俳優同士の相性は良かったのかもしれませんね。
フレンズのキャストはとても仲良し!
はじめから仲が良かった

https://friends.fandom.com/wiki/Season_1
フレンズは10年も続いた長寿ドラマということもあり、
その中で様々なキャスト不仲説が浮上しましたが、
どれも深刻な対立ではなかったようです。
楽しい撮影現場だったようですね。
そして特に主要キャスト6人はとにかく仲良し。
しかも10年も苦楽を共にして仲良しになったわけではなく、
はじめから仲が良かったそうです。
シーズン1の時には、
6人みんなで集まってドラマ放送を鑑賞していて、
お互いにダメ出しをしたり、
アドバイスをしていたようです。
ギャラ一律でさらに絆が深まった

https://www.imdb.com/title/tt0108778/
俳優のギャラは、
主役が一番高く、次が準主役という設定が多いです。
フレンズのキャストの場合も、
シーズン1では6人一律でしたが、
シーズン2では主役のジェニファーとデヴィッドだけ高額に。
しかしジェニファーとデヴィッドを中心に6人が団結し、
一律のギャラにするように交渉し成功。
6人が同じ待遇を受けて仕事をできたことで、
より絆が深まったようです。
最終的に6人は、
1話あたり約1億円のギャラを獲得しています。
ジェニファーとコートニーは今でも仲良し!

https://www.cinematoday.jp/news/N0044021
ドラマの中で親友同士のレイチェルとモニカ。
演じるジェニファーとコートニーも、
実生活で大親友なのだそうです。
ジェニファーは雑誌のインタビューで

コートニーの家のゲスト用寝室で何度も寝たことがある。
良い時も悪い時もの力になってくれた。
と語り、プライベートでも一緒の時間を楽しんでいると明かしました。
一時期、不仲説が噂されたことがありましたが、
2014年には、
- メキシコで年末の休暇を楽しむジェニファーとコートニー
- フィービー役のリサと3人でホテルラウンジではしゃぐ姿
などが目撃されています。

https://moviche.com/contents/gossip/150083/
ジェニファーとコートニー、そしてリサの友情はずっと続いているようですね。
リブート版で絆を再確認!

https://www.imdb.com/title/tt11337862/
惜しまれながらフィナーレを迎えた「フレンズ」。
終了直後から続編を望む声が絶えませんでしたが、
- 20代~30代だから成り立ったストーリー
- 各キャラクターに家族ができたため、友達優先の物語は成り立たない
- あの時以上の良いドラマを作るのは不可能
このような理由で続編は叶わずにいました。
しかしリブート版「Friends: The Reunion」の制作が実現し2021年に配信。
17年ぶりに集まった6人が、
撮影秘話やエピソードを語りました。
続編ドラマを観ることはできませんでしたが、
当時本当に仲が良かったこと、
その絆が今も続いていることがわかる感動の同窓会番組でした。
マシュー・ペリーの死にキャスト追悼

出典:Wikipedia
2023年10月28日、
チャンドラー役のマシュー・ペリーが急死したことが報じられました。
54歳という若さでした。
ドラックの痕跡はなく事件性もないとされており、
死因は調査中とのことです。
訃報を受け「フレンズ」キャストは共同声明を発表。
伝えたいことはたくさんありますが、いまは喪に服し、
この底知れぬ喪失と向き合いたいと思います。
とコメントしていました。

https://twitter.com/goofyalice2013/status/681678876288745472/photo/1
チャンドラーの親友ジョーイを演じたマット・ルブランクは、
マシュー、重い心でさよならを言う。
一緒に過ごした時間は、ぼくの人生で最も素晴らしい時のひとつだった。
ステージを共有し、君を友人と呼べたことを光栄に思う。
君のことを思うといつも笑顔になる。
決して忘れない。
羽ばたいて自由になれ、兄弟。愛を込めて。
そして、貸していた20ドルは君のものだ
ドラックとアルコール依存症に悩み続けたマシュー。
その苦しみから自由になれたという表現、
最後に添えたジョーク、
マットとマシューの絆を感じさせる素敵なコメントでした。
フレンズのキャスト交際厳禁だったのはなぜ?
監督が交際厳禁のルールを作ったから

https://middle-edge.jp/articles/IOlOj
「フレンズ」の主要キャスト6人は、
恋愛厳禁だったという噂がありました。
その真相が、
リブート版「Friends: The Reunion」で明かされました。
はじめは男性陣3人がインタビューを受けました。
チャンドラー役のマシューは、

監督のジェームズ・バロウズが恋愛禁止ルールのアイデアを出した。
そして僕らはそれに従った。
と答えています。
やはりキャスト6人は、
恋愛関係にならないように注意されていたのですね。
友人でい続けることが大事だと思ったから

https://southernmarylandchronicle.com/2022/06/12/50-best-friends-episodes-of-all-time/
チャンドラー役のマシューはさらに、

我々は友人でい続けることが大事だと考えていました。
付き合ったり、何か変な事になったらダメになる可能性がありましたから。
とも話していました。
ロス役のデヴィッドも、

築いてきた友情を台無しにしたくなかったから、
(恋愛禁止は)暗黙のルール―だったよね。
と答えていました。
はじめに恋愛禁止ルールを言い出したのは監督のようですが、
キャストたちもそれに納得して実行していたようですね。
女性陣が男性陣に興味がなかったから?

https://moviche.com/contents/gossip/150083/
「Friends: The Reunion」では当時の恋愛禁止ルールについて、
女性キャスト3人にも質問していました。
しかし女性陣3人は、
ルールなんて覚えていないわ
そんな話、一度もしていないわ
と答えています。
インタビュアーの女性は、
きっと女性陣が男性陣に興味を示さなかったから、
男性陣はそういうルールがあったことにしたのでしょうね。
とジョークと言い、
女性キャスト3人は、
きっとそうね
と笑っていました。
もしかしたら監督は、
男性陣にだけ女性陣にアプローチしないように
釘を刺していただけかもしれませんね。
お互いに好意を持っていたキャストがいた!

https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a36561978/frends-reunion-jennifer-aniston-210528/
恋愛禁止のルールについては、
男性陣と女性陣で意見の違いがあったようですが、
6人のうち交際に至ったカップルがいなかったことは事実のようです。
しかしながら、
お互いに好意を持っていたキャストはいたそうです。
それはドラマの中でもカップルだった
レイチェル役のジェニファーとロス役のデヴィッドです。
「Friends: The Reunion」の中で、
デヴィッドは

シーズン1でジェニファーに恋をした。
いつの間にかお互いに夢中になってしまった。
でもいつもどちらかに恋人がいたから、
僕らの関係が発展することはなかった。
と明かしていました。
二人が一線を越えなかったことで、
今でも6人が強い絆で結ばれているのかもしれませんね。




まとめ
今回は「フレンズ」キャストの不仲説についてまとめました。
一部不仲が噂になったキャストはいたようですが、
大きな対立などはなく、
キャスト同士の仲はとても良かったようです。
男性陣だけが恋愛禁止ルールを言われていた
という事実は興味深かったですね。