レオナルド・ディカプリオの経歴・プロフィール!イケメン呼びが嫌だった?イタリア・ドイツ系アメリカ人!

「タイタニック」以来、第一線で活躍し続けている

レオナルド・ディカプリオ。

大スターになるまでの経歴や家族のこと、

現在の様子などをまとめてみました。

レオナルド・ディカプリオの経歴・プロフィール

イタリア・ドイツ系アメリカ人として誕生

生年月日：1974年11月11日
年齢：48歳（2023年9月現在）
出生地：アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス

ロサンゼルスで生まれたディカプリオ。

• 父ジョージ・ディカプリオ：イタリア系およびドイツ系
• 母イルメリン・インデンバーケン：ロシア系およびドイツ系

父ジョージの仕事は、

アンダーグラウンド・コミックスを書くことだったといいます。

アンダーグラウンド・コミックスとは
自費出版もしくは小規模出版社から刊行された一群の漫画作品のことです。

母イルメリンはドイツで弁護士をしていたのですが、

1950年代にドイツからアメリカに移住してきたそうです。

名前の由来はレオナルド・ダ・ヴィンチ

レオナルドという名前の由来は、

芸術家のレオナルド・ダ・ヴィンチ

というのは有名な話です。

ディカプリオの母親は、

妊娠中にイタリアの美術館で、

レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を見ていたようです。

ちょうどその時に強い胎動を感じたといいます。

お腹の中のディカプリオが

母親のお腹を蹴ったということですね。

この出来事により、

レオナルドという名前がつけられたそうです。

両親は1歳の時に離婚

ディカプリオの両親は、

彼が1歳の時に離婚。

母親に引き取られます。

しかし父親は隣に住んでいたため、

交流は続いたそうです。

幼少期は父と美術館に行ったり、

漫画を集めることが趣味だったといいます。

母方の祖父母のいるドイツに滞在することも多かったため、

ドイツ語も話せるようになったそうです。

父親が再婚する

父ジョージは離婚の数年後に再婚。

再婚相手には連れ子がいました。

ディカプリオにとっては義兄になりますね。

こちらは義兄との写真です。

当然血は繋がっていませんが、

雰囲気が似ている感じがしますね。

実はこの義兄の存在が、

ディカプリオの人生を大きく変えることになります。

子役としてキャリアをスタートさせる

父ジョージに再婚相手の連れ子、

つまりディカプリオの義兄は、

CMなどに出演して、

多くの収入を得ていたそうです。

ディカプリオはこの義兄に影響を受け、

10歳の時にオーディションを受け始めます。

小さい頃から物まねをしたり、

違うキャラを演じて、

両親を笑わせるのが好きだったというディカプリオ。

芸能界の仕事が魅力的に見えたのかもしれませんね。

しかしながら、

10歳～13歳までの4年間、

ディカプリオはオーディションに落ち続けます。

今では信じられないことですね。

そして14歳の時にようやくCMデビューを果たします。

そのCMが話題となり、

その後はなんと30本以上のCMに出演、

テレビドラマへも出演するようになります。

「愉快なシーバー家」で注目される

1991年、17歳の時には、

人気コメディドラマ「愉快なシーバー家」に出演。

「フルハウス」のような、

ほっこり系のホームドラマです。

シーバー家に引き取られるホームレスの少年ルークを演じ、

その美少年ぶりに注目が集まりました。

このドラマは日本でも放送されたため、

ディカプリオの活躍を見ていた方もいるでしょう。

少年時代のディカプリオの

みずみずしいコメディ演技は必見です。

ちなみにこのドラマは、

売り出し中の若手俳優が出演することが多く、

無名時代のブラッド・ピットも出演していました。

「ギルバート・グレイプ」でアカデミー賞ノミネート

子役としてドラマや映画に出演するようになったディカプリオは、

1993年、19歳の時に転機となる作品に出演します。

ジョニー・デップ主演の「ギルバート・グレイプ」です。

父親が自殺した後、

過食症の母と、知的障害を持つ弟アーニーの面倒を見ながら、

一家の大黒柱として奮闘する主人公ギルバード。

ディカプリオは、

知的障害を持つ弟アーニーを熱演しています。

純粋さを持った天使のようでありながら、

ギルバートを苦しめる悪魔のようなアーニー。

若手俳優とは思えない、

怪演と言えるような演技に圧倒されます。

この演技は非常に高く評価され、

19歳にしてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた他、

各映画賞を受賞しました。

「ロミオ＋ジュリエット」「タイタニック」で、

アイドル的な人気を得たディカプリオですが、

そのずっと前に、

実力派俳優として認められていたのですね。

デ・ニーロに認められる

「ギルバート・グレイプ」と同じ年に公開された

「ボーイズ・ライフ」では、

ロバート・デ・ニーロと共演。

400人もの候補者の中から、

デ・ニーロがディカプリオを選んだそうです。

デ・ニーロ演じる母の再婚相手から

暴力を受ける少年という

難しい役を演じ切りました。

「ロミオ＋ジュリエット」でブレイク

子役時代を経たディカプリオは、

実力ある若手俳優として知られるようになります。

そんな彼がアイドル的な人気を得るようになった作品が、

「ロミオ＋ジュリエット」です。

1996年、22歳の時ですね。

バズ・ラーマン監督が、

シェークスピアの「ロミオとジュリエット」を、

現代風にアレンジした作品。

ディカプリオと

若手俳優だったクレア・デインズの

美しすぎるロミオとジュリエットに、

世界中の映画ファンが熱狂しました。

「タイタニック」でレオ様ブーム到来

ディカプリオを語る上で欠かせない作品は、

1997年に公開され、

空前の大ヒットとなった「タイタニック」です。

全世界の興行収入は歴代1位となり、

2010年「アバター」がこの記録を塗り替えるまで、

史上最高記録を持ち続けていました。

ちなみに、「タイタニック」「アバター」ともに、

監督はジェームズ・キャメロンです。

ローズに恋をする青年ジャックを好演したディカプリオは、

日本でも大ブレイク。

ディカプリオを「レオ様」と呼ぶ映画ファンが急増し、

社会現象となりました。

モデルキラーとして知られるようになる

これまで多くのスーパーモデルとの恋愛が報じられてきたディカプリオ。

そのモデルキラーぶりは、

若手時代から見られていました。

ディカプリオ19歳の時に噂になった相手は、

後にスーパーモデルとして活躍する

ブリジット・ホール。

さらに、

・スーパーモデルのナオミ・キャンベル
・ニコラス・ケイジの元カノでモデルのクリステン・ザング

このような方々とのロマンスも報じられました。

イケメン俳優になりたくなかった

「ロミジュリ」「タイタニック」の成功後、

• イケメン俳優
• セックス・シンボル

このように呼ばれるようになったディカプリオ。

端正な顔立ちと色気を持つ彼は、

それだけで圧倒的な存在感を放っていました。

しかし後にディカプリオは当時を振り返り、

イケメン俳優と呼ばれてアイドル扱いされることが、

嫌だったことを明かしています。

インディーズ作品を希望

「タイタニック」で成功をおさめた後、

100本以上のオファーが来たといいます。

世界中がディカプリオの次の作品に注目する中、

彼が選んだのは、

ダニー・ボイル監督の「ザ・ビーチ」という

小規模作品でした。

イケメン俳優らしい役ではなく、

難解な役を熱演しています。

残念ながら大ヒットにはなりませんでしたが、

イケメン俳優になりたくない
インディーズ系俳優でい続けたい

という意思が感じられました。

アカデミー賞が取れない俳優に

多くの名匠とタッグを組みながら、

着実にキャリアを重ねるディカプリオ。

個性的な役を演じ切る実力派俳優としても、

高い評価を得るようになります。

しかしながら、

アカデミー賞だけはなかなか獲得することができず、

アカデミー賞が取れない俳優

と言われるようになります。

・「タイタニック」は11部門受賞するが、主演男優賞はノミネートなし
・「ギャング・オブ・ニューヨーク」に主演するが、共演ダニエル・デイ＝ルイスが主演男優賞にノミネートされる
・「アビエイター」で主演男優賞にノミネートされるが受賞は逃す
・「ブラッド・ダイヤモンド」で主演男優賞にノミネートされるが受賞は逃す
・「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で主演男優賞にノミネートされるが受賞は逃す

このように、

なかなかアカデミー賞で主演男優賞が取れない年が続き、

イケメン過ぎるから受賞できない?

アカデミーから嫌われている?

などと噂されていました。

悲願のアカデミー賞主演男優賞を獲得

19歳で助演男優賞ノミネートされてから22年後の2015年。

ディカプリオはついにアカデミー賞で主演男優賞を獲得します。

「レヴェナント: 蘇えりし者」で

ついに主演男優賞を獲得することができました。

• 氷点下30度の極寒の中での撮影
• 生肉にかぶりつく
• 鼻を骨折

このような過酷な撮影だったという本作。

ディカプリオの本気の演技は、

ついにアカデミー会員の心を掴んだようです。

ここまでのハリウッドへの功績が

やっと認められたとも言えるでしょう。

レオナルド・ディカプリオの現在は?

激太りが指摘される

一世を風靡したイケメン俳優のディカプリオですが、

現在（2023年）48歳。

少し前から激太りが度々話題になりました。

これは確かに中年太りと感じてしまいますね。

しかしディカプリオの場合、

役作りのために体重をコントロールしているのかもしれません。

こちらの作品では、

役作りのために増量して、

役に挑んだと言われています。

環境問題に取り組んでいる

俳優業と並行して、

環境問題において活動を行ってきたディカプリオ。

現在もその活動を続けているそうです。

幼少期の時に絶滅危惧種の動物に興味を持ったディカプリオは、

それらの動物を絶滅に追いやった人間の活動にショックを受けたといいます。

やがて俳優として成功をおさめた彼は、

以下のような活動をしてきました。

・24歳の時に「レオナルドディカプリオ財団」を設立
・110億円以上の助成金を提供し、200以上の環境プロジェクトを支援する
・フォロワー4500万人のインスタグラムでは環境問題の話題がほとんど
・アカデミー賞の受賞スピーチでは環境問題について語る
・環境問題を扱った映画を製作
・「気候変動」を重点分野とする国連平和大使に任命される

国連平和大使に選ばれた時には、

科学の教養のない俳優が
世界の指導者に何を伝えられるのか

と疑問視されたそうです。

しかしこのような活動を見ると、

ディカプリオの熱意が感じられますね。

またベジタリアンを推奨しているディカプリオは、

ベジタリアン向けの食材を作る企業に投資して

話題になったこともありました。

ちなみにディカプリオは、

完全なベジタリアンではないそうです。

このような環境問題への取り組みは、

俳優業と並行して進めていくのでしょう。

まとめ

イケメン俳優として一世を風靡したディカプリオ。

これまでの経歴について調べてみました。

多くの努力とチャンスによって

これまでの地位を確立したことがわかりました。

今後の活躍にも期待したいですね。