ワイスピシリーズ最終章の1作目である
「ワイルドスピード ファイヤーブースト」。
最後のシーンが気になった方は多いでしょう。
ラストシーンの内容について
ネタバレ解説したいと思います。
完全ネタバレを含んでおりますので、本編ご鑑賞後に記事をご覧ください。
ワイスピ10最新作の最後のシーンをネタバレ解説
ホブス(ドウェイン・ジョンソン)カムバック!
本作はワイルドスピード10作目であり、
最終章3部作の1作目です。
壮大な最終章の序章ということで、
最後は次回作に繋がる
大きなサプライズで幕を閉じました。
そのサプライズとは、
悪役ダンテのアジトに現れた謎の武装兵。
なんとドウェイン・ジョンソン演じるホブスでした。
8作目を最後に姿を消してしまったホブス。
本作最後のシーンは、
彼のカムバックを意味していたのです。
ホブスについておさらい
ホブスのカムバックで幕を閉じた
最後のシーンでしたが、
ホブスって誰だっけ?
と思った方もいるでしょう。
ホブスは前作には出ていないため、
忘れている方もいるでしょう。
ここでホブスについて確認しておきたいと思います。
ホブスが登場したのは以下5作品です。
5作目:ワイルド・スピード MEGA MAX
6作目:ワイルド・スピード EURO MISSION
7作目: ワイルド・スピード SKY MISSION
8作目:ワイルド・スピード ICE BREAK
スピンオフ:ワイルド・スピード/スーパーコンボ
「スーパーコンボ」は、
ホブスとジェイソン・ステイサム演じるデッカードを主人公にした
スピンオフ映画です。
最強の凄腕捜査官
ホブスはアメリカ外交保安部の凄腕捜査官。
もともと強盗団のドムたちファミリーを
追い詰める立場です。
5作目では国際指名手配犯のドムたちを
ブラジルで追い回しました。
しかしその過程で、
一緒に同じ敵に立ち向かったり、
お互いの人間性に敬意を示すなど、
協力関係を築いていきました。
強靭な肉体を持ち
素手で魚雷を押し退けるなど
パワフルな強さを見せるホブスですが、
・豊富な捜査知識
・本性を見極める洞察力
・事件解決のための推理力
このような力も持つ、
まさに最強の男です。
9作目には登場していない
5作目からの参戦にもかかわらず、
ドミニクやブライアンを上回るほどの
人気キャラとなったホブス。
しかし9作目には登場しませんでした。
ドウェイン・ジョンソン自身が
ワイスピに復帰する予定はないと公言していたこともあり、
10作目ラストの登場は
嬉しいサプライズでした。
ホブスとダンテの関係
ワイスピ10の敵は、
ジェイソン・モモア演じるダンテです。
彼は5作目「MEGA MAX」でファミリーの敵だった
麻薬王でエルナン・レイエスの息子。
殺された父の復讐に燃えるダンテは、
次々とファミリーを追いつめるのでした。
しかしこの時点で
レイエスの復讐をするなら、
ドムよりもホブスでしょ
と思った方は多いでしょう。
最終的にレイエスを殺したのはホブスだからです。
この過去のホブスとレイエスの関係を把握していた方は、
ダンテの正体がわかった時点で、
ホブスのカムバックを
確信していたかもしれませんね。
5作目「MEGA MAX」のあらすじ
ホブスとレイエスの関係を知るために、
5作目のあらすじを確認しておきましょう。
ブラジルにやってきたブライアン、ミア、ドムと旧友ヴィンスは、
麻薬取締局の押収車を盗む仕事を請け負うが、
ヴィンスの仲間の裏切りにより、ドムとブライアンは麻薬捜査官の死の罪を着せられてしまう
↓
ファミリーが盗んだ車の中には悪徳実業家レイエスの裏金情報が収められたマイクロチップが隠されていた
↓
ドムたちはレイエスの裏金1億ドルを奪い引退しようと画策しファミリーを招集。
↓
着々と計画を進めるファミリーに対し、ホブス捜査官はファミリーを指名手配にして追いつめる。
↓
計画実行の日、ホブスはドムたちを逮捕するが、輸送中にレイエス一味から攻撃を受け、ヴィンスとホブスの部下が死亡。
↓
復讐に燃えるホブスは一時休戦してファミリーと手を組むことに。
↓
ファミリーはレイエスの裏金がある警察署に突入し金庫を強奪
追ってきたレイエスと激しいカーチェイスの末、レイエスの車は激しく横転。
なんとか車の中から出てくるも、ホブスが「部下の仇」と言って射殺するのでした。
11作目のダンテの標的はホブス?
5作目において、
悪徳事業家のレイエスは、
ドムにもホブスにも敵でした。
そのため二人は協力してレイエスを追いつめ、
最終的に銃殺したのはホブスだったのです。
息子ダンテはこの真相を知っていたでしょう。
10作目でとことんドムを痛めつけたダンテ。
おそらく11作目では
ホブスに復讐するでしょう。
ラストシーンで映し出されたダンテのアジトには、
大量のホブスの写真や資料が張られていました。
しかし本シリーズ最強の悪役とも言われるダンテであっても、
ホブスを痛めつけるのは容易ではないはず。
そんな二人の間にドムが加わる11作目。
想像しただけでもワクワクが止まりません。
ヴィンとドウェインは仲直りした?
絶大な人気を誇るホブスが
9作目で姿を消した理由は、
ホブス演じるドウェイン・ジョンソンと、
ドム演じるヴィン・ディーゼルの不仲問題だったと
言われています。
事の発端は、
8作目「ICE BREAK」の撮影終了間近に
ドウェインがSNSに投稿した内容でした。
撮影現場でプロ意識に欠ける者がいて、
彼に対して本気でキレていることを明かしたのです。
実はヴィンの態度の悪さは有名だったため、
ドウェインがキレている相手はヴィンであることは
すぐに判明しました。
その後、二人の不仲を取り上げる報道が過熱しました。
ヴィンの公開出演依頼は逆効果
ワイスピシリーズのプロデューサーでもあるヴィンは、
人気者のドウェインに何とか復帰してもらいたかったのでしょう。
2021年11月には
SNS上で公開出演依頼を決行。
熱すぎる想いをドウェインにぶつけました。
しかし、子供やポールの死を引き合いに出した内容であったため、
ドウェインから
彼の小細工のいい見本だ
と痛烈に批判されて、
改めて最終章には出演しないことを
強調されてしまったのでした。
ドウェインの復帰は絶望的だった
このような経緯があったため、
ドウェイン・ジョンソンのカムバックは
ほぼ絶望的な状態でした。
そのため、
本作ラストのホブスの登場は、
非常に劇的なものでした。
もしかしたら、
これまでのヴィンとドウェインの喧嘩は
最終章を盛り上げるための
壮大なショーだったのでは…
という意見もあるほどです。
お二人の不仲騒動の経緯は、
こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ合わせてご覧ください。
その他にもワイスピ10の記事をご用意しています。
まとめ
今回は、
ワイスピ10作目の最後のシーンについて
ネタバレ解説をしてきました。
ラストシーンが意味するのは、
最強の男ホブスのカムバック。
11作目がいかに凄い作品になるのかを
予感させてくれるものでした。
おそらく仲直りしたであろう
ヴィンとドウェインの関係にも注目していきたいですね。