キアヌ・リーブスの経歴・プロフィール!マトリックス伝説からいい人エピソードまで!

「マトリックス」「ジョン・ウィック」シリーズで知られる

キアヌ・リーブス。

ハリウッドで大成功をおさめたキアヌの

経歴や現在について調べてみました。

キアヌ・リーブスの経歴・プロフィール

中国文化に囲まれて育つ

生年月日：1964年9月2日
年齢：59歳（2023年9月現在）
出生地：レバノン・ベイルート
国籍：カナダ

レバノンの首都ベイルート生まれたキアヌ。

父方の祖母：中国系アメリカ人
父親：ハワイ系アメリカ人（地質学者）
母親：イギリス人（ダンサー、デザイナー）

中国系の祖母を持つキアヌは、

中華料理や中国美術に囲まれて育ったそうです。

きょうだいはキムという妹がいます。

キムは10代半ばで白血病を発症し、

現在も闘病生活を送っているそうです。

世界各地を転々とした幼少期

キアヌが3歳の頃に両親が離婚。

父が出て行ったため母親に育てられることになります。

しかし母親は何度も再婚離婚を繰り返したため、

世界各地を転々とする

不安定な日々が続いたといいます。

16歳までに父親が4回も変わるという

壮絶な経験をしています。

また育児放棄した母親に代わって、

祖父母などがキアヌと妹の面倒を見ていた時期もあるそうです。

失読症に苦労しながらも舞台で活躍

キアヌ・リーブスが失読症(ディスレクシア)であることは

有名な話です。

失読症とは、
知能は正常なものの、書かれた文字が正確に読めなかったり、覚えられなかったりする症状です。

これにより学業においてはとても苦労したそうです。

しかしシェークスピアなどに惹かれ、

演劇には強い興味があったというキアヌ。

9歳の時に「くたばれ!ヤンキース」という演劇で

初舞台を経験しています。

15歳の時には「ロミオとジュリエット」で

メルキューチオを演じています。

アイスホッケー花形選手から俳優の道へ

高校時代はアイスホッケーの花形選手としても大活躍。

オリンピックでカナダ代表選手になることを夢見て、

練習に打ち込んでいたそうです。

ところが怪我によりその夢が絶たれてしまいます。

勉強にも身が入らなくなったキアヌは高校を中退。

俳優になる道に進むことを決め、

17歳の時にカナダからアメリカ・カリフォルニア州に移ります。

22歳で映画デビュー

テレビや短編映画に出演した後、

1986年、22歳の時に「栄光のエンブレム」で

長編映画デビューを果たします。

同じ年にテレビ映画など8作品に出演する活躍を見せます。

1991年には、

「マイ・プライベート・アイダホ」で

リヴァー・フェニックスとW主演し、

注目されました。

リヴァー・フェニックスは親友だった

1993年に23歳という若さでこの世を去ったリヴァー・フェニックス。

キアヌにとってリヴァーはただの共演者ではなく親友でした。

・音楽活動に熱中していた
・セレブらしい生活と無縁だった

このような部分が似ていた二人は意気投合し、

強い絆で結ばれていたそうです。

リヴァーの死による深い悲しみが、

その後もずっと続いたといいます。

「スピード」で大ブレイク

1994年、30歳の時に「スピード」に主演。

クールな短髪姿とキレのあるアクションは、

多くの映画ファンを魅了。

危険なスタントを自らこなし、

アクションスターとしての地位を確立。

ヒロイン役にサンドラ・ブロックと共に

大ブレイクしました。

後に明かされたところによると、

撮影中お互いに惹かれ合っていたというキアヌとサンドラ。

しかし交際には至りませんでした。

サンドラは後に、

恋愛関係にならなかったから、
その後も友情が続いている

と話していました。

ちなみに「スピード」の大ヒットを受け、

続編が製作されますが、

キアヌは他の作品を優先し、

オファーを断っています。

「マトリックス」が社会現象に

「スピード」後の数年は、

当たり役にめぐまれなかったキアヌ。

1999年、35歳の時に「マトリックス」で主人公ネオを演じ、

世界的大スターとなります。

本作は、

・映像
・カルチャー
・概念

などにおいて革命を起こしたと言われ、

世界中に衝撃を与えました。

「マトリックス」（1999年）
「マトリックス リローデッド」（2003年）
「マトリックス レボリューションズ」（2003年5月）
「マトリックス レザレクションズ」（2021年11月）

キアヌはこの4作品すべてに主演し、

人気を不動のものとしました。

辛い別れを経験

「マトリックス」が大ヒットした1999年7月、

恋人ジェニファー・サイムとの間に

子供を授かったことを発表。

しかしその3ヶ月後に死産してしまいます。

ジェニファーとはその後破局し、

友人関係が続きますが、

2001年に交通事故で死亡するという

痛ましい出来事が起きてしまいます。

キアヌは「マトリックス2」の撮影現場で

事故の知らせを受けたそうです。

キアヌ・リーブスの現在は?

「ジョン・ウィック」シリーズで再ブレイク

「マトリックス」の後は、

大きなヒット作にめぐまれなかったキアヌ。

そんな彼が再ブレイクすることになる作品が、

2014年公開「ジョン・ウィック」です。

引退した伝説の殺し屋が

復讐のために暴れまくる本作。

キアヌの衰えぬアクションの数々や、

独特の世界観が大ウケし、

世界的に大ヒットを記録。

引退した元殺し屋というキャラクターと

俳優として低迷気味だったキアヌが

絶妙にマッチしたところも、

映画ファンの心を掴んだようです。

続編も製作され、

人気シリーズとなります。

「ジョン・ウィック』(2014年)
「ジョン・ウィック:チャプター2」(2017年)
「ジョン・ウィック:パラベラム」(2019年)
「ジョン・ウィック:チャプター4」(2023年)

今後もまだまだ続きそうな本シリーズ。

60代になってもキレのあるアクションを見せてくれることでしょう。

いい人エピソードが尽きない

スクリーンではド派手なアクションを見せる

キアヌ・リーブスですが、

とても謙虚で「いい人」としても知られています。

そんなキアヌのいい人エピソードは、

SNSなどで拡散され度々話題になっています。

その中から一部をご紹介しましょう。

・地下鉄で重そうな荷物を持った女性に席を譲る（地下鉄に乗っていることにもビックリ！）
・空港で質問攻めにしてきたファンの少年に一問一問に丁寧に答える
・ファンの作った手作りボードにサインをする
・飛行機が緊急着陸した際、記念撮影に応じたりトリビアを披露するなどして乗客を楽しませた
・女性への敬意のため、女優との写真撮影時は腰に手を回していても、触れずに少し手を浮かしている
・「マトリックス」1作目のギャラの70％をがん研究基金に寄付した
・「マトリックス」2作目と3作目のギャラの多くを衣装とスペシャルエフェクトのチームに渡した
・「マトリックス」2作目と3作目のスタントチーム12人に、バイクのハーレー・ダビッドソンをプレゼントした
・小児がん患者のチャリティ団体に寄付するためZoomで1対1のオンラインデート権を出品した

キアヌのいい人ぶりがわかるエピソードばかりですね。

今後も、きっとたくさんのいい人エピソードが、

拡散されるでしょう。

大人の恋が素敵

2019年、

アーティストのアレクサンドラ・グラントとの交際が発覚。

キアヌ58歳、アレクサンドラが50歳の時でした。

若い恋人と恋愛を楽しむハリウッドスターが多い中、

飾らないグレイヘアのアレクサンドラとのロマンスは

大きな話題になりました。

2011年にアレクサンドラのアート作品でコラボしたことがきっかけで、

長年の友人関係だったというふたり。

キアヌは彼女について

ただ一緒にいるだけで素晴らしいんだ

とコメント。

幸せいっぱいの様子が伝わってきますね。

密かに来日していた?

親日家で知られるキアヌ・リーブス。

• アクションスター千葉真一をリスペクトしている
• 日本のラーメンが大好き
• 「攻殻機動隊」「AKIRA」が好き
• 秘かに来日していることがある

2023年2月には、

栃木県にいるという目撃情報がSNSで拡散され話題になりました。

F1ファンを公言しているキアヌは

栃木県の「リゾートもてぎ」にあるホンダコレクションホールを訪れていたようです。

ちなみに以前に香川県の美術館を訪れた際には、

誰も気が付かなかったそうです。

まとめ

今回はキアヌ・リーブスの経歴、現在について調べてみました。

大スターでありながら

謙虚でいい人すぎるキアヌ。

これからも映画スターとして、

「いい人」として、

映画ファンを楽しませてくれそうですね。