ウィル・スミスの経歴・プロフィール!現在の妻や息子は?ビンタ騒動の真相は?

ハリウッドで成功し続けているウィル・スミス。

華麗なる経歴から、

現在の妻、子供、ビンタ騒動まで調べてみました。

ウィル・スミスの経歴・プロフィール

父親のDVを知った子供時代

生年月日：1968年9月25日
年齢：54歳（2023年9月）
出生地：アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア

フィラデルフィアで、

4人兄弟の長男として誕生。（姉1人、双子弟と妹）

父：元軍人で冷却装置のエンジニア
母：教育委員会勤務

両親はこのような仕事をしてたそうです。

父親のDVを目撃

ウィルの自叙伝によると、

ウィルは9歳の時に、

父が母を殴る現場を目撃。

何もできなった自分に対して

「僕は臆病者だ」ということが

トラウマになって残ったといいます。

暴力的だった父ですが、

ウィルの演劇やリサイタルは必ず見に来るなど、

良い父親の顔もあったそうです。

ラッパーとして活躍

俳優としての印象が強いウィルですが、

もともとはラッパーとしてキャリアをスタートさせています。

12歳の頃からすでにパーティーなどでラップを披露。

地元フィラデルフィアでは話題のラッパーだったといいます。

その後は友人と共に

DJ・ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンス

というヒップホップグループを結成。

1986年（18歳頃）：シングル「Girl ain't nothing but trouble」でデビュー
1987年（19歳頃）：アルバム「Rock The House」をリリース
1988年（20歳頃）：シングル「Parents Just Don’t Understand」が大ヒット
1989年（21歳頃）：グラミー賞最優秀パフォーマンス賞を受賞

このような活躍を見せます。

キャッチーなラップ・ソングが幅広い層に評価され、

一躍メジャーの仲間入りを果たします。

日本ではあまり知名度が高くないグループかもしれませんが、

本国ではかなりの人気だったそうです。

俳優としても大ブレイク

グラミー賞を獲った翌年以降、

俳優としても活躍。

ホームコメディドラマ「ベルエアのフレッシュ・プリンス」で、

6年間主役を務め人気俳優となります。

その後は映画界にも進出。

「ハートブレイク・タウン」（1992年）
「バッドボーイズ」（1995年）
「インデペンデンス・デイ」（1996年）
「メン・イン・ブラック」（1996年）
「エネミー・オブ・アメリカ」（1998年）
「ワイルド・ワイルド・ウエスト」（1999年）

このような大作に次々と出演。

地球上に住む地球外生命体を監督する、

秘密組織メン・イン・ブラックのエージェントを演じた

「メン・イン・ブラック」は世界中で大ヒット。

その年の3位の興行収入を記録。

ウィルは1990年代を代表する俳優の一人となります。

俳優・ミュージシャンとして大成功をおさめる

映画の成功に合わせてミュージシャンとしても

大成功をおさめたウィル。

「メン・イン・ブラック」では、

主役だけでなく主題歌「Men in Black」も担当。

映画の大ヒットと共にサントラも大ヒット。

全米1位を記録し、300万枚のセールスを記録しました。

続く「ワイルド・ワイルド・ウエスト」でも主演＆主題歌を担当。

主題歌が収録されたアルバムが大ヒットします。

グラミー賞では1998年と1999年に2年連続で、

最優秀ラップ・パフォーマンス賞を獲得

という快挙を成し遂げます。

俳優としてはドル箱俳優と言われる活躍をしながら、

ミュージシャンとしても頂点を極めたのでした。

演技力が高く評価される

1990年代はアクションやコメディ色が強い、

比較的軽い役が多かったウィル・スミス。

2001年に「ALI アリ」でモハメド・アリ役に抜擢され、

今までにはないシリアスな役を怪演し絶賛されます。

アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、

演技派として知られるようになります。

さらに2006年公開の「幸せのちから」では、

実の息子と共に、

逆境を乗り越える父と息子を熱演。

この作品も高い評価を受け、

ウィルは再びアカデミー賞主演男優賞にノミネートされます。

これらの作品の成功により、

軽く陽気な役からシリアスな重い役までこなせる

実力派俳優として知られるようになります。

2021年には「ドリームプラン」で

念願のアカデミー賞主演男優賞を受賞しています。

2度の結婚を経験

ウィル・スミスはこれまで、

2度の結婚を経験しています。

シェリー・ザンピノ（1992年～1995年）

ウィル1人目の妻は女優のシェリー・ザンピノ。

長男トレイが誕生しています。

しかしブレイクしたばかりのウィルは、

キャリアを重ねることで忙しく、

結婚生活は上手くいかなかったそうです。

ジェイダ・ピンケット・スミス

ウィル2人目の妻は女優のジェイダ。

ナイオビを演じた「マトリックス」シリーズなど、

数多くの作品に出演する人気女優です。

初めて会ったのはウィルの出世作「ベルエアのフレッシュ・プリンス」の

オーディションの時だったそうです。

その時からジェイダが気になっていたとウィルは、

元妻シェリーとの離婚を申請した5日後に、

ジェイダに電話をして交際を申し込んだそうです。

その後交際期間を経て1997年に結婚。

ウィルとジェイダの間には、

1998年に長男ジェイデン
2000年に長女ウィロウ

が誕生しています。

不仲説があった?

もともと結婚というものに前向きではなかったというジェイダ。

結婚生活を送る上で価値観の違いなどが生じ、

衝突することもあったといいます。

• 夫婦でカウンセリングに通う
• 恋愛自由のオープンマリッジを実践

このようなことが報じられ、

不仲説や仮面夫婦説などが

度々報じられてきました。

しかし25年以上もの間、

夫婦生活を送ってきたウィルとジェイダです。

子供たちもエンターテイメント業界で活躍

ウィル・スミス一家は、

芸能一家して知られています。

子供たちはエンタメ業界で活躍中です。

2度の結婚経験のあるウィル。

1人目の妻：シェリー・スミス
2人目の妻：ジェイダ・ピンケット＝スミス

シェリーとの間に1人、

ジェイダとの間に2人の子供がいます。

3人ともすでに成人していますが、

ウィルは父親として、

それぞれの子供とふたりだけの時間を作るように

しているそうです。

トレイ・スミス（シェリーとの子で長男）

生年月日：1992年11月11日
年齢：年齢 30歳（2023年9月現在）
職業：ＤＪ

ジェイデン・スミス（ジェイダとの子で次男）

生年月日：1998年7月8日
年齢：25歳（2023年9月現在）
職業：俳優、歌手

「幸せのちから」「アフター・アース」でウィルと共演。

ジャッキー・チェンと共演した「ベスト・キッド」で

一躍有名になりました。

歌手としては、

シングル「Icon」がSpotifyで総再生回数1億回突破の大ヒット。

ジャスティン・ビーバーと共演するなど

話題を集めています。

ウィロー・スミス（ジェイダとの子で長女）

生年月日：2000年10月31日
年齢： 22歳（2023年9月現在）
職業：女優、歌手、モデル

「アイ・アム・ヒーロー」でウィルと共演。

10歳で歌手デビューし、

デビューシングルが全米チャート11位になるなど、

歌手としても大活躍。

2019年にバイセクシュアルをカミングアウトしています。

ウィル・スミスの現在は?

子供時代のトラウマを告白

陽気で明るいキャラクターで知られるウィル。

そんな彼が、

2022年11月に発表した自叙伝「ウィル」のなかで、

父親のDVによりトラウマを抱えていたことを告白し、

大きな話題となりました。

2016年に死去したウィルの父。

子供の頃から学校行事などには毎回参加し、

俳優になってからもプレミアに同行するなど、

良い父親だと言います。

しかしウィルが子供の頃には、

アルコール依存症を抱え、

母を殴るというDV夫の一面があったというのです。

父が母を殴る恐ろしい光景を見たウィル。

• 父に立ち向かうことができなかった臆病さ
• 母を守ることができなかった無力感
• 母を失望させてしまったこと

このようなことが、

その後の自分に大きな影響を与えたと語っています。

笑わせるキャラはトラウマが原因だった?

学校ではみんなを笑わせるおちゃらけた性格だったウィル。

このウィルの性格が、

後にコメディドラマで開花し、

その後の大成功へとつながるのですが、

これも実は父の影響だったといいます。

家庭での辛い生活をごまかすように、

学校でおちゃらけキャラを演じていたそうです。

過去の告白に戸惑う声も

ウィルはさらに、

うつ病や自殺願望があったという

ショッキングな内容もカミングアウトしています。

自分の弱い部分を赤裸々に明かしたウィルに対し、

共感の声が集まりました。

しかし中には、

ウィルの華やかな成功や栄光の裏側に

辛い過去があったことにショックを受け、

戸惑うファンも多かったようです。

アカデミー賞でのビンタ騒動

2022年に行われた第94回アカデミー賞。

ウィルは「ドリーム・プラン」で、

念願の主演男優賞を受賞。

しかしながらウィルはこの日、

ビンタ騒動で大きな注目を浴びることになってしまいます。

司会を務めていたコメディアン俳優のクリス・ロックが、

ステージ上でウィルの妻ジェイダを指して、

G・I・ジェーンの続編を楽しみにしている

と発言。

G・I・ジェーンとは、
女優デミ・ムーアが丸坊主になり主人公を演じた作品です。

ウィルの妻ジェイダは、

この時のデミ・ムーアのような丸坊主姿。

しかしこれは役作りやオシャレのためではなく、

彼女が患っている「脱毛症」のためです。

これをネタにしたクリスに対し、

ウィルはステージに上がり、

クリスに平手打ちをして暴言を吐きました。

このウィルの行動に

アメリカ中で非難の声が上がり、

アカデミー行事への出席を10年間禁止

という処分まで受けることに。

妻を守った勇敢な行動

とう意見もありましたが、

いかなる理由でもあっても暴力は許せない

という意見が大多数だったようです。

まとめ

陽気なキャラクターで愛されてきたウィル・スミス。

大成功をおさめてきた一方で、

子供時代に受けたトラウマに苦しむなど

意外な一面もあることがわかりました。

現在は妻と子供と良い関係を築いているようです。

これからさらにどんな一面を見せてくれるのか、

注目していきたいと思います。