大人気海外ドラマ「ザ・ルーキー」。
現在日本ではシーズン5まで放送されていますが、
40歳の新米ルーキーの同期として好感度も高くキャラとして安定性があった
ジャクソンがいきなり死亡設定で降板するという事態に。
ジャクソンが降板した理由や、現在の活躍をみてみましょう。
ザ・ルーキーのジャクソンはなぜ降板?
シーズン3の最後のエピソードで、ラフィエラはアンジェラロペスを誘拐し、
ジャクソンウェストが彼女を救おうと命を懸けます。
そしてシーズン4の広告ではジャクソンが出ていません・・・。
シーズン4は、誘拐犯がジャクソンウェストに似た男を後ろから撃っている監視映像で始まります。
ファンはこれに非常に激怒し悲しみました。
WOWWOWコメントよりフェイク動画だと思ってウェストが出てくるの待ってたのに
本当に死んだなんて・・・！
ファンは2度と現れない最悪の終わり方（死亡）ということで当初番組のコメント欄は荒れたようです。
ジャクソン役のタイタスからの申し出で降板していた
ジャクソン役のタイタスは、自ら降板を申し出ていたようです。
その理由としては実際のところ明らかにされていませんが、いくつかの事実から想像してみます。
後述する米国警察問題（黒人であることで不当に取り扱われる）に
敏感になっていてタイタス自身の発言や思想にもかなりセンシティブになっていたそう。
ある日この銃撃事件をテレビでみながら
これは無理だ。
番組で警官役を演じながら、
自分が黒人警官であるという事実を話せないなんて無理
そしてジャクソンの役割が何も果たしていない気もしたと話されています。
このキャラクター（ジャクソン）はそのようなことには何も対処していない
そもそもシーズン２の時点で続投するかどうかを迷っていて、
放送作家と協議の末シーズン3を続投することにしたようです。
タイタスのキャリアに大きく貢献した番組に別れを告げるほどの
黒人という事実を取り扱った問題。
シリーズにおける黒人警官としての彼の役割について深く考えた結果のようです。
タイタスがザ・ルーキーで稼いだお金は200万ドルと言われています
現実に起きた黒人銃殺事件とのタイミングで考えることが多かった
2020年5月にアメリカのミネソタ州で黒人男性であるラッパーのフロイドさん。
偽ドル札の使用容疑により手錠をかけられたフロイドさんが、
呼吸ができない、助けてくれ
と懇願していたにもかかわらず、
8分46秒間フロイドさんの頸部を膝で強く押さえつけ、フロイドを死亡させた事件がありました。
9月には、アメリカのケンタッキー州ルイヴィルで3月に黒人女性である
救急救命士のブリオナ・テイラーさんが警官に射殺された事件がありました。
麻薬所持をしていた恋人の巻き添えで自宅で警官に銃殺されてしまいました。
タイタスは、この事件で被害に遭った黒人女性の
フロイドさんとテイラーさんの殺害に照らして、
タイタスも黒人であるため作中の
- ヒスパニック系＝麻薬
- 黒人＝何か悪いことをしているのではないか
など容疑をかけられる放送が続いたため
事件の視点を含めることが自分の役柄に重要であるプレッシャーがあると話しました。
警察の残虐行為、当時のその他の社会正義運動を受けて、
警官を演じることについて抱いていた躊躇の一部を語っていたことも海外のブログで報じられています。
放送作家から正式にコメントが出る
ジャクソンのキャラが人気だったので
正式に降板したという公式の発表がないと信じない！
と言ったファンが多かったため、放送作家のアレクシー・ホーリーは公式に文章を出しました。
- ジャクソン役のタイタスが映画に戻ることを望まなかった
- 人気のキャラだったので名誉ある死を脚本した
- タイタスはこのドラマに復帰する気はない
そのことから出来事の順番は非常に悲痛でしたが、
放送作家としてはジャクソン巡査に復帰の予定がなかったので、
殺す以外に選択肢がありませんでした。
ウエストのキャラが良すぎた
ジャクソンは、シーズン1から主人公が心許す1人の同期として、
非常に愛されているジャクソンウェスト将校の息子の立場に甘えず
自分でも様々な困難を乗り越えようとしていた努力キャラでもあります。
また、最後には彼のOJT先輩であるロペス刑事の介添も務めています。
一所懸命に結婚式を盛り上げようとしていたジャクソンがあっけなく亡くなってしまい
その後も丁寧に描かれてはいるものの、少し物足りない終わり方。
もう回想シーンでしか会えないと思うと寂しいですよね。
ウエスト役タイタス・マキン・ジュニアのプロフィール
タイタス・マキン・ジュニアはハワイ生まれ
タイタス・マキン・ジュニア
生年月日：1989/06/10
出身地：アメリカ合衆国（ハワイ）
身長：180cm/78kg
タイタスマキンジュニアはハワイ州ホノルルで生まれました。
軍に所属する父親と、母親の間に生まれました。
9歳のときに小学校でタレントコンテストに参加しました。
2006年にアリゾナ州シエラビスタのブエナハイを卒業するまで演技の経験はありませんでした。
その後、ニューヨーク・コンサバトリー・フォー・ドラマティック・アーツの
俳優育成プログラムに参加しています。
17歳の頃にダンサーとしてデビュー
彼は「1940年のラジオアワー」と呼ばれる最初のミュージカルで主役に大抜擢。
このシリーズでは、彼はダンサーとして登場していました。
歌手活動をしている
タイタス・マキン・ジュニアはアーティスト活動も行っています。
噂レベルですが、ザ・ルーキーの降板に歌手活動も含めた視野があるということでした。
彼の公式ウェブサイトによると、
2021年にザ・ルーキーを脱退した頃、最後のアルバムをリリースしたようでした。
しかし現在の活動はわかっていません。
タイタスは私生活でもゲイ?
タイタスは、ルーキー映画でゲイの役割を描写しました。
しかし、タイタスが実際に同性愛者であるかどうかは証明されていません。
まとめ
大人気海外ドラマ「ザ・ルーキー」。
このドラマに出ていた人気キャラジャクソンの降板理由についてでした。
同時期に起きた黒人女性の銃殺事件と自分のキャラの重要性がアンバランスだと感じ
降板に至ったと放送作家は語っていました。
今後ジャクソンの復帰が回想シーンだけだと思うと寂しいですが、
タイタスとしての今後の活動を応援していきましょう。
