エディ・マーフィーの経歴・プロフィール!3人の女性と同時並行で子どもは10人!

「ビバリーヒルズ・コップ」など、

数多くのコメディ大作をヒットさせてきたエディ・マーフィー。

里親のもとで暮らした幼少期からドル箱スターになり、

現在は10人のこどもの父親という、

波乱万丈な人生を送ってきました。

今回はそんな彼の経歴をまとめていきたいと思います。

エディ・マーフィーの経歴・プロフィール

幼い時に両親が亡くなる

生年月日：1961年4月3日
年齢：62歳（2023年12月現在）
出生地：ニューヨーク・ブルックリン区

幼い頃に父親が亡くなり、

シングルマザーとなった母親に育てられます。

ところが母親も病気で死去。

8歳の時に1年間、

兄弟と共に里親のところで暮らすなど、

大変な子供時代を経験しています。

16歳でコメディアンになる

15歳の頃からネタを書き始めたエディは、

16歳でスタンダップコメディアンとしてキャリアをスタートさせます。

コメディクラブを拠点に活動していたエディ。

19歳の時に、

人気テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」のオーディションを受け、

レギュラー出演が決まります。

さまざまなコントで人気を博し、

世界で最も人気のある喜劇俳優の1人

と言われるほどになります。

現在なら問題になるような差別的な過激ネタも、

エディの人気の理由でした。

21歳で映画デビュー

コメディアンとして大ブレイクしたエディは、

21歳の時に映画界に進出します。

デビュー作となった「48時間」（1982年）では、

ニック・ノルティ演じる刑事とバディを組む囚人役を熱演。

デビュー作にして存在感のある演技を見せています。

1990年には続編、

「48時間PART2/帰って来たふたり」も公開されています。

マシンガントーク俳優として大ブレイク！

映画俳優デビューから2年後、

1984年「ビバリーヒルズ・コップ」で初主演を果たし大ブレイク。

破天荒な刑事アクセル・フォーリーはエディの当たり役となり、

「ビバリーヒルズ・コップ2」（1987年）
「ビバリーヒルズ・コップ3」（1994年）

こちらの続編も大ヒットしています。

マシンガントーク俳優として知られるエディの原点と言える作品です。

コメディアン時代から磨き上げてきたマシンガントークとパワフルな演技。

唯一無二の魅力を放ったエディは世界的コメディスターとなりました。

低迷期からの完全復活

1990年代以降もコンスタントに映画出演を重ねますが、

似たような役が続いたこともあり、

やや勢いが弱まってしまったエディ。

しかし1996年公開の、

「ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合」で、人気が回復。

特殊メイク効果とコミカル演技が冴えわたり、

コメディ俳優として見事に復活を遂げました。

その後は、

「ドクター・ドリトル」シリーズ（1998年、2001年）
「シュレック」シリーズ（2001年、2004年、2007年）
「チャーリーと14人のキッズ」（2003年）
「ホーンテッドマンション」（2003年）

このような作品を次々にヒットさせ、

ドル箱スターの一人とされるほどになりました。

落ちぶれたスター役で初のアカデミー賞ノミネート！

マシンガントークとコミカル演技で、

世界中の映画ファンを楽しませてきたエディ。

多くの主演映画を大ヒットさせてきましたが、

賞レースに関わることはありませんでした。

そんなエディが2007年「ドリームガールズ」で、

ついにアカデミー賞助演男優賞にノミネート！

さらにゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しています。

1960年代～70年代のモータウンサウンド隆盛期を背景に、

女性ボーカル・グループの栄光と挫折を描いたミュージカル作品。

エディはドラッグに溺れ落ちぶれていくR&Bの大物歌手を熱演。

今まで見たことがないような、

エディのシリアスな演技は世界に衝撃を与えました。

エディ本人とリンクしたような役柄であったことで、

より胸に刺さるものもありました。

またしても低迷期に突入

「ドリームガールズ」で再ブレイクしたエディでしたが、

その後に公開された

主演映画「マッド・ファット・ワイフ」（2007年）で、

ラジー賞をもらってしまいます。

ラジー賞とは、アカデミー賞授賞式の前夜に、
その年の「最低映画」を表彰する章のこと。

さらに翌年公開の「デイブは宇宙船」も大コケしたエディは、

その後、半引退状態になってしまいます。

2012年にはフォーブス誌の

「最もギャラをもらいすぎた俳優ランキング」で1位

という不名誉な称号まで得てしまいます。

かなりショックを受けていた

2021年にエディはポッドキャスト「Marc Maron’s WTF」で

当時かなりショックを受けたことを語っています。

最低の俳優に選ばれたからには、
そろそろ休んだ方がいいかもしれない

と思ったエディは、

1年だけ休もうと思ったそうです。

しかしそのまま6年も休むことになってしまったのだとか。

再びカムバックを果たす

しかしその後エディは、

最後の作品が駄作なのは自分として許せない

と思い再び映画出演に挑みました。

Netflix映画「ルディ・レイ・ムーア」（2019年）は、

批評家にも観客にも高評価を受け、

見事カムバックを果たします。

2021年には「星の王子 ニューヨークへ行く2」が公開。

1988年の「星の王子ニューヨークへ行く」の続編ということで、

世界中の映画ファンを喜ばせました。

アクセル刑事、復活!

2014年頃から報じられていた

「ビバリーヒルズ・コップ」の4作目の制作。

ついに2024年夏にNetflixで独占配信されることが決定しました！

タイトルは「ビバリーヒルズ・コップ：アクセル・フォーリー」。

ポスターも公開されています。

今度こそアクセル刑事と再会することができそうですね。

「星の王子 ニューヨークへ行く2」の時は、

全作から30年以上経っているにもかかわらず、

ほとんど変わらないエディの容姿が話題になりましたが、

「ビバリーヒルズ・コップ：アクセル・フォーリー」でも、

あの頃と変わらないアクセル刑事に会えることでしょう。

今から楽しみですね！

エディ・マーフィーの私生活は?

女性遍歴がすごい！

1993年にモデルのニコール・ミッチェル・マーフィーと結婚。

1男4女に恵まれています。

しかしニコールと結婚している間に、

ポーレット・マックニーリーという女性と出会い、

1989年に男児が誕生。

これだけでも驚きの事実ですが、

さらに驚くことに

今度は1990年にタマラ・フッドという女性との間にも、

男児が誕生しています。

1人の奥さんとの間に5人の子どもを授かりながら、

同時進行で、2人のガールフレンドとも、

それぞれ子どもを授かったエディ。

破天荒すぎますね。

その後2006年にニコールと離婚しますが、

その直後に元スパイス・ガールズのメラニー・ブラウンとの交際が発覚。

すぐに破局してしまいますが、

その後にメラニーの妊娠が発覚。

DNA鑑定の結果エディの娘であることがわかりました。

この時点でエディは46歳で8人のパパになっています。

その後は女優のペイジ・ブッチャーと婚約。

さらに1男1女をもうけました。

現在子どもは10人！

これまで5人の女性との間に、

10人の子どもを授かったエディー・マーフィー。

子どもたちをまとめるとこのような順番になります。

カッコ内の年齢は2023年12月現在のものです。

長男エリック：1989年7月10日 (34歳)※母ポーレット
長女ブリア：1989年11月18日 (34歳) ※母ニコール
次男クリスチャン：1990年11月29日 (33歳) ※母タラマ
三男マイルズ・ミッチェル：1992年11月7日 (31歳) ※母ニコール
次女シェイン・オードラ：1994年10月10日 (29歳) ※母ニコール
三女ゾラ・アイヴィ：1999年12月24日（23歳) ※母ニコール         
四女ベラ・ザハラ：2002年1月29日 ( 21歳) ※母ニコール
五女エンジェル・アイリス：2007年4月3日（16歳）※母メラニー
六女イジー：2016年5月3日（7歳）※母ペイジ
四男マックス：2018年11月30日（5歳）※母ペイジ

並べてみるとエディの破天荒ぶりがわかりますね。

でも、こんなに入り組んだ家族構成だと
色々とトラブルが起きそう…

と思ってしまいますよね。

ところが！

この10人はとっても仲良しなのだそうです。

クリスマスなどの行事には全員が集まるほど、

良い関係を築いているといいます。

それはきっと父親エディの深い愛情があるからなのでしょう。

僕の人生の中心は家族と子供たち

10人の子どもの父親であることを、

心から幸せに感じているというエディ。

最近のインタビューでは、

父親でいるのが好きなんだ。
1年に3本もの映画に出るなんて無茶な生活はもう終わりにする。

人生で分岐点に差し掛かったり、
何か問題が起きたときには、
「子供たちにとって最善の方法は何か」
と考えれば、正しい答えが見つかるんだ。

僕のキャリアは人生の中心を占めるものではない。
僕の人生の中心は家族と子供たち。
それ以外はすべて後回しだよ。

このような言葉を述べています。

エディの深い愛情は、

10人の子どもたちにしっかり届いているのでしょうね。

まとめ

今回は唯一無二のコメディ俳優、

エディ・マーフィーの経歴をまとめてきました。

ドル箱スターとして成功した後も、

浮き沈みのある俳優人生であること、

さらに10人の子どもを授かるなど、

ジェットコースターのような人生であることがわかりました。

2024年公開予定の「ビバリーヒルズ・コップ」最新作を

楽しみに待ちたいと思います。