ダニエル・クレイグの経歴・プロフィール!007の筋肉がすごい!50歳でパパに?

「007」シリーズでおなじみのダニエル・クレイグ。

女優レイチェル・ワイズとの結婚、

50歳でパパになったことも話題になりました。

今回はそんなダニエル・クレイグの経歴について調べてみました。

ダニエル・クレイグの経歴・プロフィール

6歳で演技をはじめる

生年月日：1968年3月2日
年齢：55歳（2023年9月現在）
出生地：イギリス・チェシャー州チェスター

パブを経営する父と教師の母との間に生まれた

ダニエル・クレイグ。

姉が一人います。

両親はダニエルが4歳の時に離婚。

母と姉と共にリヴァプールへ移ります。

6歳の頃に学校のクラブなどで

演技をする楽しさを知ったダニエル。

勉強はあまり得意ではなかったそうですが、

演技をすることは大好きだったといいます。

16歳で本格的に演劇の道へ

16歳で高校を退学したダニエルは、

本格的に演技の勉強をするため、

単身ロンドンに移ります。

• 16歳で演技学校の名門「ナショナル・ユース・シアター」に合格
• 23歳で芸術大学「ギルドホール音楽演劇学校」を卒業

演技の勉強をしながら、

舞台俳優としてキャリアを積んだダニエル。

シェイクスピア「トロイラスとクレシダ」のアガメムノン役で

俳優デビューを果たしました。

家賃が払えずホームレスに

16歳でキャリアをスタートしたダニエルですが、

学校卒業後は厳しい生活が続いたそうです。

舞台出演の仕事はいくつかあるものの、

生活はとても苦しかったそうです。

俳優業だけでは食べていくのは難しく、

レストランでウェイターをして

生計を立てていたといいます。

しかしそれでもお金が足らず、

ついに家賃が払えなくなったため、

なんと公園のベンチで野宿する生活が続いたそうです。

映画界に進出

1992年、24歳の頃から、

少しずつテレビの仕事が増え、

「パワー・オブ・ワン」で映画デビューを果たします。

その後は、

• 「トゥームレイダー」（2001年）
• 「ロード・トゥ・パーディション」（2002年）
• 「レイヤー・ケーキ」（2004年）
• 「ミュンヘン」（2006年）

このようなアメリカ映画、イギリス映画の大作に出演し、

徐々に知名度を上げていきます。

「007」シリーズ以降はアクション俳優として知られるようになりますが、

この頃はアート系の作品への出演が多く、

存在感のある脇役を演じるイメージがありました。

6代目ボンド役に大抜擢

ダニエル・クレイグの転機となった作品は、

「007 カジノ・ロワイヤル」（2006年）でしょう。

ダニエルは38歳の時に、

6代目ジェームズ・ボンドに大抜擢されます。

クールでタフなボンドは批評家から絶賛され、

興行収入はシリーズ最高記録を樹立。

興業的にも大成功をおさめます。

ダニエル・クレイグの名前は、

一気に世界中に広がりました。

はじめは出演を躊躇していた

37歳の時にボンド役に抜擢されたダニエル。

しかしそれまでアート系の作品が多く、

クールな役を演じたことがなかったダニエルは、

ボンド役に魅力を感じなかったそうです。

脚本を読んでから断ろう

と思ったといいます。

しかし脚本を読んでみると素晴らしい内容で、

断ることができなかったそうです。

バッシングを受ける

ダニエル演じるボンドは、

歴代ボンドの中でも

特に人気が高いと言われてきました。

しかしながら、

キャスティングが決まった当時は、

かなりのバッシングを受けたそうです。

・歴代ボンドは黒髪でしたが、ダニエルはブロンド
・歴代ボンドは長身でしたが、ダニエルは178cmと低め
・ダニエルの知名度がまだあまり高くなかった

このような理由からアンチが急増。

ダニエルには力不足

ダニエルのキャスティングは最悪の選択

不快で醜い顔

などの酷いコメントがネット上に書き込ました。

後にダニエルは当時を振り借り、

現実を受け止めよう思って、
一晩中ネットを見た。
かなりひどく悪意に満ちていた。

と話していました。

しかし良い映画になるという自信だけはあったそうです。

肉体改造でアンチを黙らせる

ボンド役を引き受けたダニエルは、

ボンドらしい体になるために、

肉体改造を決心していたといいます。

壮絶な筋トレメニューをこなしたダニエルは

鍛え上げられた素晴らしい肉体を手に入れることに成功しました。

マッチョ体系のイメージが強いダニエルですが、

ボンド役のために作り上げたものだったのですね。

キャスティングが決まった時点では

バッシングされまくったダニエル。

しかし撮影が始まりダニエル演じるボンドが

海パン姿で海に上がる写真がリークされると、

世間のバッシングは一変。

絶賛の嵐に変わったといいます。

キャスティングの時には、

不快で醜いとまで言われたクレイグは、

世界一クールな男と言われるようになったのです。

ボンド役で億万長者に

ボンド役に抜擢された当初は

否定的な声が多かったダニエルですが、

その後は歴代1位と言われるほどの人気を誇り、

シリーズ5作品に出演。

「007 カジノ・ロワイヤル」（2006年）
「007 慰めの報酬」（2008年）
「007 スカイフォール」（2012年）
「007 スペクター」（2015年）
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」（2021年）

最後の作品「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の時は53歳。

引退理由として、

・体力的なこと
・ボンド役で注目を浴び続けること
・撮影で家族と離れること

このような要因を挙げています。

そして驚くのはギャラの金額です。

「007 カジノ・ロワイヤル」：190万ポンド（約３億2300万円）
「007 慰めの報酬」（2008年）：440万ポンド（約７億4800万円）
「007 スカイフォール」（2012年）：3100万ポンド（約52億円）
「007 スペクター」（2015年）：3100万ポンド（約52億円）
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」（2021年）2500万ドル（27億8300万円）

このような金額が報じられていました。

公園でホームレスだった下積み時代を経て、

億万長者になったダニエル。

ボンドのようなドラマチックな人生ですね。

ロンドンオリンピック開会式に登場

ジェームズ・ボンド役で大成功をおさめたダニエル。

2012年に行われたロンドンオリンピック開会式では、

ボンド役で出演。

エリザベス2世をエスコートするという

大役を任されました。

• 夏季オリンピック：30回目
• エリザベス女王2世：即位60周年
• 007シリーズ：50周年

このような節目でもあり、

豪華なコラボが実現したと言われています。

映画のワンシーンのように颯爽と登場したダニエルの姿に

世界中が熱狂しました。

ダニエル・クレイグの現在は?

妻は女優レイチェル・ワイズ

これまで2度の結婚歴のあるダニエル。

・イギリスの元女優フィオラ・ロードンと結婚、離婚（女の子が誕生）
・ドイツの女優ハイケ・マカッシュと7年間同棲
・アメリカの映画プロデューサー、サツキ・ミッチェルと5年間交際

このようなロマンスを経て、

「ドリームハウス」の共演がきっかけで交際していた

女優のレイチェル・ワイズと2011年に結婚。

ダニエル43歳、レイチェル40歳の時でした。

レイチェル・ワイズは、

「ハムナプトラ」シリーズなどで知られる

イギリスの人気の女優です。

ダニエルの浮気だった?

ちなみに二人の距離が縮まった頃、

• ダニエルはサツキ・ミッチェルと交際中
• ダーレン・アロノフスキー監督と事実婚生活中

このような状態だったと報じられています。

レイチェルはダーレンと結婚はしていませんが、

2006年に男の子を出産しています。

ダニエルはミッチェルと結婚秒読みと言われていたそうです。

ダニエルの浮気を疑い怒ったミッチェルは、

与えられていたクレジットカードを使い

高級デパートで爆買い。

なんと100万ドル（1億円以上）以上の

買い物としたと言われています。

ミッチェルの怒りは相当なものだったようですね・・。

50歳でパパになる

40代になってから結婚したダニエルとレイチェル。

ダニエル46歳、レイチェル44歳の時に、

子供が欲しいと周囲に漏らしていることが報じられました。

ちなみにこの時、

ダニエル：元妻との間に生まれた22歳の娘
レイチェル：元パートナーとの間に生まれた7歳の息子

がいました。

そして2018年に女の子が誕生。

ダニエル：50歳
レイチェル：48歳

このような年齢で親になった二人は、

多くの人々に希望を与えました。

プライベートは明かさない

現在妻と娘と暮らしているダニエルですが、

プライベートは一切明かされていません。

ダニエルはプライバシーを重視することで知られており、

これが家族円満の秘訣でもあるそうです。

レイチェルが夫婦について語った貴重なインタビューでは、

私たちは自分の作品についてほとんど話さない。
仕事から離れたいというのが似ているのかも。

ダニエルの映画を観るのは大好きだというレイチェル。

しかし内容を先に話されて作品を壊されたくないから、

お互い秘密主義でいるそうです。

お互いの仕事を尊重していることが伺えますね。

まとめ

今回はボンド役で大ブレイクした

ダニエル・クレイグの経歴を調べてきました。

ホームレスから億万長者になった

まさに映画の主人公のようなダニエル。

今後どのようなドラマチックな展開を見せてくれるのか楽しみです。