「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、
「ジュラシック・ワールド」シリーズでおなじみの
クリス・プラット。
明るく陽気な筋肉俳優というイメージありますが、
どのような経歴の方なのでしょうか。
今回はクリス・プラットのユニークな経歴に
迫りたいと思います。
クリス・プラットの経歴・プロフィール!
貧乏生活だった子供時代

生年月日:1979年6月21日
年齢:44歳(2023年9月現在)
出生地:アメリカ合衆国ミネソタ州ヴァージニア
ミネソタ州ヴァージニア生まれ、
ワシントン州レイクスティーブンス育ちのクリス。
- 父親:イギリス・ドイツ・スイス・フランス系カナダ人
- 母親:ノルウェーの家系
- 姉
- クリス・プラット
- 弟
このような家族構成で、
父は建築業者、
母はスーパーで働いていました。
裕福な家庭ではなく、
- 3ドルのコミック本も高くて買えない
- 穴らだけの靴下を履く
- サイズアウトした窮屈なスニーカーを3年間履く
このような貧乏生活をしていたそうです。
しかしプラットは、

あのような暮らしをしたことで、
お金の大切さがわかった
と、ポジティブに考えているそうです。
高校時代は学校の人気者に

明るく社交的な子供だったクリス。
・アメフトのクォーターバックとして活躍
・陸上でも活躍
・ワシントン州で有能なレスラーとしても活躍
・卒業式で学生代表スピーチをする
このような華やかな高校時代を送ったといいます。
明るいだけでなく、
謙虚さもあったクリスは、
友達が多い人気者だったそうですよ。
営業マンとしての才能を開花させる

高校卒業後は、
コミュニティ・カレッジで演技を学びますが、
すぐに中退。
その後は職を転々とします。
- クーポンのセールスマン
- ストリッパー
- ハンバーガーショップの店員
- ホテルのルームサービス係
- 洗車係
- ベビーシッター
なかなかの経歴ですね。
この中でクリスは
営業マンとしての才能を発揮します。
入社して2年後には、
自分のオフィスを持つほどの有能セールスマンに
なったそうです。
子供の頃から、
見知らぬ人にも気軽に話しかけることが
好きだったというクリスにとって
営業は得意分野だったのでしょうね。
ホームレス生活を楽しむ
有能営業マンだったクリスですが、
19歳で退社し無一文になってしまいます。
その状況を見かねた友人が、
ハワイのマウイ島までの
片道航空券をくれたそうです。
マウイ島に行ったクリスは、
バンやビーチのテントで
ホームレス生活を始めます。
自由な生活を楽しむ
ホームレス生活と聞くと、
ネガティブな感じがしますが、
クリスの場合は違ったようです。
週に15~20時間だけ仕事をし、
生活に必要なぶんだけのお金を稼ぎ、
あとは海辺のバンで、
自由なホームレス生活を楽しんだそうです。
最高に贅沢な暮らしですね。
ホームレスから映画俳優に

https://www.imdb.com/title/tt0242399/
マウイ島でその日暮らしをしていたクリスに、
人生の転機が訪れます。
レストランでウエイターとして働いていたクリス。
そのレストランに客としてやってきた
女優のレイ・ドーン・チョンから、
スカウトされたのです。
レイ・ドーン・チョンは当時、
「コマンドー」 (1985年)
「カラーパープル」 (1985年)などで知られる人気女優でした。
ずっと俳優業に興味があったクリスは、
彼女が監督する映画「Cursed Part 3」の
オーディション受けることに。
演技の経験がほとんどなかったにもかかわらず見事合格。
2000年、21歳の時に
見事ハリウッド映画でデビューしたのでした。
その後は、
- ドラマ「エバーウッド 遥かなるコロラド」(2002年~2006年)
- ドラマ「The O.C.」(2006年~2007年)
- ドラマ「パークス・アンド・レクリエーション」(2009年~2015年)
- 映画「ウォンテッド」(2008年)
- 映画「マネーボール」(2011年)
このようなドラマや映画に出演し、
着々とキャリアを重ねました。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で大ブレイク

出典:Amazon
話題作や大作にも出演するようになったクリスですが、
なかなか当たり役に恵まれずにいました。
そんな彼に訪れたチャンスが、
マーベル作品「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014年)の
主役ピーター・クイル役でした。
原作はマーベルコミックの中でマイナーな存在だったのですが、
映画は予想をはるかに上回る大ヒット。
クリスは一躍世界的スター俳優となったのです。
「ジュラシック・ワールド」も大ヒット!

出典:Amazon
さらに2015年には、
「ジュラシック・ワールド」で主演を務めると、
こちらもシリーズ最大のヒットを記録。
クリスの人気を不動のものとしました。
ぽっちゃりから筋肉俳優に
筋肉俳優のイメージが強いクリス・プラットですが、
以前はぽっちゃり体型でした。
ぽっちゃりかわいいイメージだったので、
コメディ作品の端役が多かったといいます。
- 太りやすい体質
- 食べることが大好き
ということでいつの間にか太ってしまったそうです。
ドラマの撮影の合間には、
いつも何か食べていたそうですよ。
「マネーボール」で14kg減量
ブラット・ピット主演の「マネーボール」(2011年)の
オーディションを受けた時には、
太りすぎていてキャスティングできない
と言われてしまったそうです。
そこで目覚めたクリスはダイエットを決行。
過酷なトレーニングをこなし
3ヶ月で14kgの減量に成功。
一度は断られた役をつかんだそうです。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で27kg減量

https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201409050003-spnavido
14kgの減量に成功したクリスですが、
また食べ過ぎてしまい元の体型に戻ってしまいます。
そんなクリスのもとへ、
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の
主役オーディションの話がきます。
製作スタッフは主人公のキャラクターにクリスがピッタリ!
と監督に強く勧めたそうです。
しかしぽっちゃりのクリスに対し、
監督の反応はイマイチ。
ところがオーディションで彼の演技が気に入った監督は、
撮影までに25kg減量すること
という条件を出し、
クリスを主人公スター・ロード役に起用したそうです。
その後クリスは過酷なダイエットと筋トレを行い、
なんと27kgの減量に成功!
素晴らしい肉体美を披露し、
筋肉俳優として知られるようになったのでした。
クリス・プラットのプライベートは?
昆虫好きがきっかけで人気女優と結婚

https://www.vogue.co.jp/celebrity/news/2017-08/09/anna-faris
これまで2回結婚してるクリス・プラット。
1人目の妻は女優のアンナ・ファリスです。
コメディ映画「パーティー・ナイトはダンステリア」(2011年)で
共演したことがきっかけ交際を始めたそうです。
当時クリスは無名俳優。
一方アンナは、
ホラーコメディ「絶叫計画」のシリーズのヒロインを務める
人気女優でした。
昆虫標本を見て泣き出した?

https://www.vogue.co.jp/celebrity/news/2017-08/09/anna-faris
交際から結婚に至った理由は「昆虫」。
動物好きのクリスは、
自宅にある昆虫標本をアンナに見せたそうです。
するとアンナも昆虫オタクであることが発覚。
同じ趣味を持っていたことを知ったアンナは、
感動して泣きだしたそうです。
この時クリスも、
アンナは運命の人だと確信したそうですよ。
その後2009年に結婚、
2012年には長男が誕生しますが、
2017年に破局しています。
アーノルド・シュワルツェネッガーの娘と結婚!

https://front-row.jp/_ct/17314674
2人目の妻は、
作家のキャサリン・シュワルツェネッガー。
なんと俳優アーノルド・シュワルツェネッガーの長女です。
2019年に結婚し、
2020年に長女が、
2022年に次女が誕生しています。
義母が引き合わせた?

https://www.cnn.co.jp/photo/l/417824.html
二人の出会いのきっかけは、
キャサリンの父親アーノルド・シュワルツェネッガーではなく、
母親のマリア・シュライバーだったそうです。
ジャーナリスト、慈善家である彼女は、
共通の知人を通してクリスと知り合い、
娘と引き合わせたといいます。
義父シュワルツェネッガーに筋肉を認められた?
シュワルツェネッガーは、
米人気トーク番組「Jimmy Kimmel Live」で、
クリスをジムに誘って一緒に汗を流した時に一気に距離が縮まった。
彼のベンチプレスを行う姿を見て、
彼を義理の息子にしたいと思った。
とジョークを飛ばしました。
またクリスと初めて会った時、
男気があり優しい人柄を一目で気に入った
とも明かしています。
クリスの筋肉だけでなく、
その魅力的な人柄を認めていたのですね。
とにかく陽気で面白い!
学生時代から明るく人気者だったクリス・プラット。
俳優として成功した理由も、
彼の陽気で面白いキャラクターにあるようです。

出典:X(Twitter)
こちらはパパラッチに激写された時の写真。
見ているだけで幸せになるような最高の笑顔ですね。
このようなサービス精神が
スタッフや映画ファンの心を掴んでいるのでしょうね。
まとめ
今回はクリス・プラットの
生い立ちや経歴について調べてみました。
貧乏生活やぽっちゃり時代など、
意外な経歴がある一方で、
高校時代から明るく人気者という
納得の内容もありました。
これからも明るく陽気な話題を振りまいてほしいですね。