マリオ映画は過去にもあった!ハリウッド実写版は興行成績失敗?1986年アニメ版も!

世界中で大ヒットしている

「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」ですが、

実は過去にもマリオ映画がありました。

どんな内容だったのか気になりますよね。

今回はハリウッド実写版

1986年の日本のアニメ版について

調べてみました。

目次

【過去のマリオ映画】1993年ハリウッド実写版は?

「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」


Amazonより

監督:ロッキー・モートン/アナベル・ヤンケル(英語版)
出演者:
ボブ・ホスキンス(マリオ)
ジョン・レグイザモ(ルイージ)
デニス・ホッパー(クッパ)
サマンサ・マシス(デイジー)
製作国:アメリカ
公開日:
1993年5月28日(アメリカ)
1993年7月10日(日本)

・スーパーマリオ唯一の実写映像作品
・キャッチコピーは「マリオが、ハリウッドを本気にさせちゃった!
・50億円の制作費を投じた大作
しかし北米興行収入が2100万ドル、日本配給収入は3億円と散々な結果に
・同年に恐竜映画「ジュラシック・パーク」が大ヒットしたことが敗因のひとつ
・任天堂は制作に関わっていない
・1994年には「金曜ロードショー」で放送された
・2017年には公開25周年を記念してブルーレイ化された

本作ではゲームのマリオのキャラクターが登場しますが、

物語の設定は大きく異なります。

ぶっ飛んだ世界観と不気味な雰囲気に

当時驚いた方は多かったでしょう。

映画のあらすじ


Amazonより

巨大隕石の落下した6500万年前の地球。

絶滅したと思われていた恐竜は、

地下世界で生き延び、

恐竜人間に進化していました。

ある日ニューヨークのブルックリンの教会に

一人の女性が卵と小さな石を置いていきます。

そしてその卵から人間の赤ちゃんが生まれたのでした。

その20年後。

ブルックリンで配管工を営むマリオとルイージ兄弟は、

地下水路で化石発掘を行う女性デイジーと出会います。

そして、進化した恐竜たちが生きる、

地下都市の存在を知ることになるのでした。

登場人物&キャスト

マリオ・マリオ


Amazonより

ニューヨークで配管工を営む中年の男性。

現実主義な性格ですが、

地下世界の状況を受け入れて、

クッパとの対決に果敢に挑みます。

演:ボブ・ホスキンス
生年月日:1942年10月26日
没年月日:2014年4月29日(71歳没)
出生地:イングランド・サフォーク州ベリー・セントエドマンズ

英国アカデミー賞など多くの映画賞を受賞してきた

イギリスの名優。

本作については「僕の生涯で一番最悪な作品だった」

と明かしています。

ルイージ・マリオ


Amazonより

マリオと共に配管工を営む弟。

兄とは違い空想家で子供っぽいところも。

マリオと血の繋がりはなく、

マリオが孤児院から引き取って育てたという驚きの設定。

デイジーと出会い相思相愛になります。

演:ジョン・レクイザモ
生年月日:1960年7月22日
年齢:62歳(2023年4月現在)
出生地:コロンビア ボゴタ

バズ・ラーマン監督の、

「ロミオ+ジュリエット」(1996年)、

「ムーラン・ルージュ」(2001年)で

アクが強い役を熱演し注目されます。

個性的な役が多い演技派俳優です。

彼は後に「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に対し、

多様性がないと批判し話題となりました。

デイジー


Amazonより

化石発掘調査チームのリーダーを務める女性。

実は恐竜帝国ダイノハッタンの王女で、

クッパに追われた王妃によって、

教会に預けられていました。

ルイージと出会い惹かれ合うようになります。

ちなみに本作ではピーチ姫は登場せず、

デイジーがヒロインです。

演:サマンサ・マシス
生年月日:1970年5月12日
年齢:52歳(2023年4月現在)
出生地:アメリカ ニューヨーク ブルックリン

当時大人気だったクリスチャン・スレーターの相手役を演じた

「今夜はトーク・ハード」(1990年)でブレイク。

リヴァー・フェニックスの最後の恋人としても知られています。

クッパ

Amazonより

ティラノサウルスから進化した恐竜族で、

恐竜帝国ダイノハッタンの大統領。

デイジーの父親である国王を追放して以来、

独裁者として君臨しています。

演:デニス・ホッパー
生年月日:1936年5月17日
没年月日:2010年5月29日(74歳没)
出生地:アメリカ カンザス州ドッジシティ

ハリウッドを代表する名優であり、

プロデューサーや映画監督としても活躍。

日本のツムラバスクリンのCM「アヒルちゃん」の名ゼリフで

ご存じの方も多いでしょう。

好意的な意見も多い

Amazonより

ゲームの世界観を無視した世紀末感あふれるビジュアルや、

登場人物の違いすぎる設定など、

ツッコミどころ満載の本作。

しかし決して悪い評判ばかりではありません。

・カオスだけどスーパー面白い
・マリオの再現度だけは非常に高い
・名優デニス・ホッパーのクッパがすごい
・酷評されているけど、好きな映画
・50億かけているから美術等はかなりしっかりしている

ネット上ではこのような好意的な意見も目立ちます。

「愛すべき失敗作」といった感じなのかもしれませんね。

「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を観る前に

本作を観ておくという方も多いようです。

DVD、Blu-rayで観ることができます。

「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のヒットと共に

人気が再燃する可能性もありますね。

【過去のマリオ映画】1986年日本アニメ版は?

「スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!」


https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/04201/

監督:波多正美
原作:任天堂
出演者:
古谷徹(マリオ)
水島裕(ルイージ)
山瀬まみ(ピーチ)
和田アキ子(クッパ)
製作会社:スーパーマリオブラザーズ製作事務局
公開:1986年7月20日

映画のあらすじ

テレビゲームを楽しんでいる配管工のマリオ。

すると突然画面からピーチ姫が飛び出してきて、

マリオに救いを求めます。

しかし追ってきたカメ一族のボス・クッパ大王クッパによって

ピーチ姫はさらわれてしまいます。

マリオはピーチ姫が残したペンダントをくわえて走る犬「PET3」

を追いかけて、

弟ルイージと共に土管の中に飛び込むのでした。

初期のゲームが原作の映画

本作はゲーム「スーパーマリオブラザーズ2」のタイアップとして、

公開されたアニメ映画です。

数多くの名作アニメに関わってきた

アニメーター兼演出家の波多正美が監督を務め、

マリオゲームの世界観をそのまま映像化しました。

物語の展開はゲームと異なりますが、

陽気なマリオやルイージ、

美しいピーチ姫などの

キャラクター設定はゲームに寄せています。

80年代らしい作風やシュールな笑いは

今見ると新鮮で楽しめるでしょう。

ただし残念ながら

DVD化されていないので、

現在は入手困難な状況です。

クッパ役は和田アキ子

マリオとルイージは

レジェンド声優が演じていますが、

ピーチとクッパ役は、

山瀬まみさんと和田アキ子さんが務めました。

アイドル時代の山瀬まみさんの可愛い声と、

個性的な和田アキ子さんの声が、

なかなか魅力的です。

「アッコにおまかせ!」の中で、

2020年USJにオープンした「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を

紹介した時には、

スーパーマリオっていうと私も懐かしい
声をやってくださいって言われて
「えっ、スーパーマリオ!うれしい!」ってなったらクッパ大王だった

というエピソードを仰っていました。

まとめ

今回は過去のマリオの映画について

調べてみました。

アメリカの実写版と

日本のアニメ版が存在することがわかりました。

どちらも時代を感じる作品ではありますが、

それぞれマリオ愛が感じられる良作と言えるでしょう。

機会がありましたら、

ぜひ観てみてくださいね。

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