「ホーム・アローン」で大ブレイクしたマコーレー・カルキン。
世界一有名な子役としてギネス認定されるなど、
絶大な人気を誇りました。
しかし一方で金銭トラブルや薬物中毒など、
波乱万丈な人生を送ったことでも知られています。
この記事では、
そんなマコーレー・カルキンの経歴や私生活についてまとめています。
マコーレー・カルキンの経歴・プロフィール
俳優一家に生まれる

https://news.livedoor.com/article/detail/3937608/
生年月日:1980年8月26日
年齢:43歳(2023年11月現在)
出生地:アメリカ合衆国ニューヨーク州
7人兄弟(5男2女)の次男(第3子)として誕生したマコーレー。
父親は舞台俳優のキット・カルキン。
叔母は女優のボニー・ベデリアという俳優一家。
弟の、
- キーラン・カルキン
- ロリー・カルキン
も俳優です。

https://www.crank-in.net/gallery/person/2074/6
マコーレーとキーラン
マコーレーの両親は正式には結婚しておらず、
パートナーとして7人の子供をもうけています。
経済的に苦しかった一家は、
7人で寝室1つのアパート暮らしだったそうです。
7歳で映画デビュー

出典元:Amazon
4歳から子役としてキャリアをスタートさせたマコーレー。
7歳で映画デビューし、
その後もコンスタントに映画出演を重ねます。
10歳で「ホーム・アローン」が大ヒット

出典元:Amazon
1990年、10歳の時に「ホーム・アローン」で主演に抜擢。
マコーレー演じる主人公ケビンが繰り広げる
笑いと感動のホームコメディは、世界中で大ヒット。
興行収入は全世界で4億7,668万ドルを突破。
「ゴースト ニューヨークの幻」を抑え、
この年の興行収入第1位に。
日本でも興行収入約34億円の大ヒットとなりました。
世界一有名な子役に

https://www.cinematoday.jp/news/N0097939
この作品でマコーレーは、
世界一有名な子役としてギネス認定されるなど、
一躍スターダムを駆けあがることになります。
可愛らしさだけでなく演技力も兼ね備えたマコーレーは、
その後も数多くの作品で実力を発揮。
- 「オンリー・ザ・ロンリー」(1991年)※11歳
- 「マイ・ガール」(1991年)※11歳
- 「ホーム・アローン2」(1992年)※12歳
- 「危険な遊び」(1993年)※13歳
- 「くるみ割り人形」(1993年)※13歳
- 「ゲッティング・イーブン」(1993年)※13歳
これらの作品で様々な役を巧み演じ、
天才子役ぶりを見せつけます。
14歳で約9億円のギャラを獲得

出典元:Amazon
子役として大躍進するマコーレー。
その高額のギャラにも注目が集まりました。
「ホーム・アローン」:10万ドル(1000万円)
「マイ・ガール」:100万ドル(1億1300万円)
「ホーム・アローン2」:450万ドル(5億1000万円)
このようにギャラが跳ね上がり続け、
14歳で演じた「リッチー・リッチ」では、
当時の子役史上最高額の800万ドル(約9億1500円)を獲得。
14歳にしてアメリカンドリームを叶えたのでした。
ところがこの成功によって、
彼の人生は狂い始めてしまいます。
一気にオファーが減少する

https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a250516/cce-macaulay-culkin18-0126/
世界一有名な子役となったマコーレーですが、
14歳以降、一気にオファーが減少。
その理由は、
マネージャーを務めていた父親だったと言われています。
父のキット・カルキンは、
マコーレーの仕事を全て仕切り、
その態度はとても横柄だったといいます。
配役やギャラ交渉など全てに口出しをするキットは、
しだいに業界から疎まれる存在になっていきました。
子役としても寿命だった?

https://www.cinematoday.jp/news/N0067739
子役として一世を風靡したマコーレーでしたが、
10代半ばになる頃には、
徐々に子役としての魅力が半減。

https://blog.goo.ne.jp/wangchai/e/81f5c8f04deafbbc24a179126aa4b93e
- レオナルド・ディカプリオ
- ブラッド・ピット
などのイケメン若手俳優が現れる中、
マコーレー人気に陰りが出始めました。
父親の態度の悪さも重なり、
仕事が激減してしまったようです。
親の親権争い騒動に巻き込まれる

https://duck.show/makolej-kalkin-snyalsya-v-prodolzhenii-odin-doma-novyj-obraz-emu-k-litsu.html/1390804840_makoley-kalkin2
マコーレーを苦しめることになった大きなきっかけは、
1995年の両親の破局でした。
もともと両親は結婚していなかったのですが、
子どもたちの親権を巡って裁判を起こしたのです。
しかしメディは、
裁判の焦点は親権ではなくマコーレーが稼いだ1,700万ドル(19億円)
と報じ大騒動になります。
「ホーム・アローン」の監督クリス・コロンバスは、
どちらがこの子を育てたいかで争うなら理解できる。
しかし、両親はどちらがこの子の稼ぎを取り続けるのかで争っている。
自分が子供の立場だったら、とても悲しいだろう。
とコメントを残しています。
最終的に裁判所によって
・母親が子供の親権を得る
・マコーレーの財産はマコーレーの会計士によって管理される
このような内容が下されました。
父親の虐待があった?

https://renote.net/articles/197834
両親の泥沼裁判により露呈した
マコーレーの家庭環境の悪さ。
実は父親キットはマネージャーとして強欲だっただけでなく、
家庭でもひどい態度だったそうです。
2018年にポッドキャスト「WTF」にゲスト出演したマコーレーは、

売れない役者だった父はとにかく極悪人。
精神的にも肉体的にも虐待を受けた。
父親の暴力の痕が体に残っているよ。
などと語りました。
いい演技をしなければ殴るぞ
などの脅しを受けることもあったそうです。
映画の中で見せる可愛らしい表情の裏側には、
そんな壮絶な体験があったとは心が痛みますね。

僕に嫉妬し、僕のことが大嫌いだったと思う。
父が人生でやろうとしていた全てのことを、
僕は10歳になる前にやってしまった。
だから妬まれた。
と、当時の父親の心境を分析していました。
16歳で俳優活動を休止

http://blog.livedoor.jp/abcdefghijkkk0226/archives/48042835.html
マコーレーは16歳で俳優活動を休止しています。
・1994年(14歳)「リッチー・リッチー」で破格のギャラを獲得
・1995年(15歳)両親が破局し、泥沼裁判が勃発
・1996年(16歳)「裁判が解決するまで仕事はしない」と俳優休業宣言
・1997年(17歳)両親の裁判が解決
このような流れがありました。
両親の争いごとに巻き込まれる形で、
俳優を辞めることになったのです。
しかしマコーレーは
2018年にポッドキャスト「WTF」にゲスト出演した際、

業界から離れられたから離婚は最高の出来事だった
とコメントし、
両親にも仕事にもうんさりしていたことを明かしています。
17歳で結婚、22歳で離婚

https://moviewalker.jp/news/article/1069317/image10663972/
俳優休業後は、子役のための高校に入学。
そこで出会った女優レイチェル・マイナーと交際、
1998年17歳の時に結婚し世間を驚かせました。
しかしその後2000年に離婚しています。
レイチェルは、
- 映画「BULLY ブリー」(2001年)
- ドラマ「スーパーナチュラル」(2009年~2013年)
で知られる女優さんで、
多数の海外ドラマにもゲスト出演しています。
24歳の時にマリファナ所持で逮捕

2004年、24歳の時に規制薬物とマリファナ所持で逮捕。
友人の運転する車に乗っていたマコーレーは、
スピード違反で警察官に車を止められた時に、
規制薬物とマリファナを所持しているのが見つかり、
オクラホマの刑務所に拘留されたそうです。
しかし1時間後には、
保釈金4000ドル(約44万円)を支払い保釈されています。
ヘロイン中毒で死亡説が拡散

2003年に映画「パーティ★モンスター Party Monster」で、
本格的に俳優復帰したマコーレー。
The Pizza Undergroundというバンドを組み音楽活動もしていましたが、
どちらもパッとしない状況が続いていました。
そんな中2012年ゴシップ誌 National Enquireが報じたのが、
重度のヘロイン中毒で余命半年。
という内容でした。

https://www.cinematoday.jp/news/N0044639
マコーレーはその年の2月にも
激やせした姿がパパラッチされ、
重病説が浮上していました。
しかしどちらの報道についても、
マコーレーの代理人がキッパリと否定しています。
2014年にも死亡説が拡散

2014年11月には、
マコーレー・カルキン、34歳で死亡
複数の情報筋によると、マコーレーは自宅マンションにて死亡
警察が家族の依頼で様子を見に現場を訪れ、遺体を発見
このようなフェイクニュースが流れ大混乱となります。
この騒動を収めるために、
マコーレー・カルキン本人がSNSに、
ツアー中なんだよ、愚か者たちめ
のコメントとバンドの写真を投稿。
さらに2枚目では死んだふりをするマコーレーの姿がありました。
マコーレー・カルキンの現在は?
アジア系女優ブレンダ・ソングと結婚

https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a43358779/brenda-song-macaulay-culkin-secretly-welcome-baby-230320/
マコーレーは2017年、
映画「Changeland」の共演がきっかけで、
7歳年下の女優のブレンダ・ソングと交際を開始しています。
母親がタイ人で父親がミャオ族のアジア系アメリカ人です。
彼女も子役としてキャリアをスタートさせており、
多数の映画やドラマに出演しています。
マコーレーはブレンダとのプライベートを大事にしており、
私生活についてあまり公表していませんが、
2022年1月26日にピープル誌が、
マコーレーとブレンダが結婚したことを報じました。
第2子育児中!

マコーレーとブレンダに間には、
二人のお子さんがいます。
- 2021年に第一子
- 2022年に第二子
が誕生したことが報じられました。
ブレンダは子育てについてThe Cutのインタビューで、
彼と私はなんでも自分でやるタイプなの
と明かしていました。
マコーレーは子供の誕生をとても喜んでいて、
子育てを楽しんでいるといいます。

https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a43358779/brenda-song-macaulay-culkin-secretly-welcome-baby-230320/
こちらは第一子を抱いているマコーレー。
マコーレーの子役時代を彷彿とさせる可愛らしさですね。
現在、俳優業は全盛期のような活躍はありませんが、
プライベートはとても充実しているようですね。






まとめ
今回はマコーレー・カルキンの経歴についてまとめました。
世界一有名な子役として活躍したマコーレーでしたが、
その裏には波乱万丈な人生がありました。
俳優として、パパとして、
今後の動きにも注目していきたいと思います。