「ジョン・ウィック:チャプター2」に登場した、
女殺し屋のアレス。
今回は人気キャラクターのアレスと、
彼女を演じるルビー・ローズについて
調べてみました。
「ジョン・ウィック」ルビー・ローズ演じるアレスとは?
イタリアン・マフィアの殺し屋
メンズライクなスーツをビシっと着こなし、
自信たっぷりの表情で
ジョン・ウィックを追いつめていくアレス。
本シリーズの中で、
非常に人気の高いキャラクターです。
彼女の正体はイタリアン・マフィアの殺し屋。
イタリアン・マフィアの幹部であるサンティーノの
忠実な側近、ボディーガードです。
唖者の殺し屋
アレスは唖者であり、
言葉を発することはありません。
唖者(あしゃ)とは、音声で言葉を話すことができない人のことです。
会話はすべて手話で行うアレス。
ジョン・ウィックとも手話で会話をしていました。
全く声を発することなく、
表情だけでアレスを演じ切ったルビー・ローズ。
怪演と言える迫力ある演技でした。
ボクシングを取り入れた格闘技?
本シリーズでは、
カンフーとガンアクションを掛け合わせた「ガンフー」をはじめ、
様々な要素と銃やナイフを組み合わせた
新しいアクションを登場させています。
アレスの場合は、
ルビー・ローズがボクシングをしていた経験を活かし、
ボクシングのトレーニングと
ナイフと銃を組み合わせた
格闘技を作り出したといいます。
ルビー・ローズは、
チャド・スタエルスキ監督と共に
アクションを作り上げたそうです。
アレスは死んだのか
非常に多くの殺し屋が殺害される本シリーズ。
女殺し屋アレスは、
最後に死んだのでしょうか。
おそらくアレスは死んでいません。
ジョンと再会を約束したラスト
伝説の元殺し屋ジョン・ウィックと
互角な戦いを見せたアレスでしたが、
やはりジョンの息の根を止めることはできませんでした。
「ジョン・ウィック:チャプター2」のラストでは、
激しい肉弾戦の末、
ジョンに胸をグサリと刺されています。
動けなくなったアレスですが、
ジョンに
また会いましょう
と言い、
ジョンも
いいとも
と答えていますので、
おそらくジョンは
致命傷を与えていないのでしょう。
今後またアレスが再登場する可能性を
残しているのだと思われます。
残念ながら3作目には登場しませんでしたが、
4作目以降に登場することを
期待したいですね。
超イケメンの女殺し屋
超絶な美人でありながら、
美少年のようでもあるアレス。
その中性的なカッコよさは、
女性にも男性にも大人気です。
実はアレスを演じるルビー・ローズも、
中性的な魅力を持つ方。
次の章では、
ルビー・ローズとは一体どんな俳優なのか
深堀したいと思います。
「ジョン・ウィック」の人気女優ルビー・ローズ
壮絶な子供時代
生年月日:1986年3月20日
年齢:37歳(2023年8月現在)
出生地:オーストラリア・ビクトリア州メルボルン
オーストラリアのメルボルン生まれの
ルビー・ローズ。
子供時代の彼女は、
苦労が多かったそうです。
父親はドラック中毒。
母親に暴力を振っていたといいます。
母親はルビーにも危険が及ぶことを懸念し、
離婚を決意。
ルビーを連れて家を出たそうです。
その後は、
オーストラリア国内を転々としながら、
貧しい子供時代を送ったといいます。
12歳でカミングアウト
ジェンダー・フルイドを自認しているルビー。
ジェンダー・フルイドとは、
性自認を男or女に固定せず、状況や心理状態で、
性の認識が流動的に行き来するセクシュアリティです。
12歳の頃から、
恋愛対象は女性であることを
カミングアウトしていたそうです。
しかしこれが原因で、
学校でひどいいじめを受けたといいます。
16歳でモデルデビュー
2002年、16歳の時に、
オーストラリアのティーン雑誌「Girlfriend」の
専属モデルとなったルビー。
上の写真は当時のモデル時代のルビーです。
既に中性的な雰囲気がありますね。
その後もメイベリンオーストラリアなど
コスメブランドのモデルに抜擢されます。
メイビリンは日本でもおなじみの人気ブランドですね。
さらに、MTVオーストラリアのプレゼンターなど、
テレビ番組の司会者として国内で人気を集めます。
28歳頃から女優として活動
モデル、司会者、DJ、歌手など
多彩な才能を発揮してきたルビー。
2013年、28歳の頃から、
女優の仕事もするようになります。
2015年には、
Netflixドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」の
ステラ・カーリン役で世界的に大ブレイク。
「バイオハザード: ザ・ファイナル」(2016年)
「トリプルX:再起動」(2017年)
「ジョン・ウィック:チャプター2」(2017年)
このような大作映画にも出演し、
オーストラリアだけでなく、
国際的に活躍する女優となりました。
アクションシーンでは
スタントマンを使わずに、
自ら激しいシーンをこなしているそうです。
体中にタトゥーを入れている
ルビー・ローズと言えば、
全身の至るところにあるタトゥーが有名です。
彼女の中性的な魅力を
引き立てていますね。
多彩な種類のタトゥーがあるのですが、
注目は右腕に入っている
「鉄腕アトム」
「キャッ党忍伝てやんでえ」
という日本のアニメのタトゥーです。
この2つのキャラクターを選んだ理由は不明ですが、
日本のアニメに興味があることが伺えますね。
ジェンダー・フルイドを公表
12歳の時に同性愛者であることを
カミングアウトしたルビーは、
現在はジェンダー・フルイドと公表しています。
ジェンダー・フルイドとは、
性自認を男or女に固定せず、状況や心理状態で、
性の認識が流動的に行き来するセクシュアリティです。
自由なファッションを楽しんでいる
ルビーは米Elleにて、
両方の性別の「美味しいとこ取り」をしている感じ
というコメントをしていました。
その言葉の通り、
女性のファッションも
男性のファッションも楽しんでいるルビー。
ボーイッシュなコーデをかっこよく着こなし、
ゴージャスなドレスを華やかに着こなすなど、
性別に囚われないおしゃれがルビー流のようです。
恋多き女性
ルビー・ローズは恋多き女性として知られています。
そして、
交際するとすぐに結婚を考えるようです。
- リンゼイ・アン・マクミラン(モデル)
- キャサリ・マクニール(モデル)
- リア・ベル・キング(ファッション・ジャーナリスト)
- フィービー・ダール(ファッションデザイナー)
※写真はフィービー・ダールです。
こちらの方々は、2009年~2014年の間に、
ルビーが交際して婚約した方々。
結婚願望が強いようですね。
しかし現在は特定の相手はいないそうで、
シングルライフを楽しんでいるようですよ。
うつ病に苦しんでいた
2016年、テレビ番組「E!NEWS」にて、
3年前にひどいうつ病に苦しんでいたことを
打ち明けました。
当時は、
あと1日生きてられるとも思わなかった。
生きていたいとすら思わなかった。
と語っています。
ルビーは当時のネガティブな気持ちを
ポジティブなことに生かしていくために、
過去のうつ病を公表したといいます。
まとめ
今回は、
「ジョン・ウィック:チャプター2」に登場した
女殺し屋のアレスと、
彼女を演じたルビー・ローズについて調べてみました。
多彩な才能と美しさを持つルビー・ローズ。
今後の活躍に期待したいですね。