シリーズ3作を通して300人近くを殺害している
無敵の殺し屋ジョン・ウィック。
しかし「なぜ殺さない?」というシーンもあります。
今回は、ジョン・ウィックが
敢えて殺さなかった場面について
まとめてみたいと思います。
ジョン・ウィックはなぜ殺さない?
女性は殺さない主義だから?
ジョン・ウィックの世界には、
裏社会で生きる殺し屋が
非常に多く存在します。
そんな殺し屋たちを
何人もまとめて殺害していくジョン。
しかし、
女殺し屋のパーキンスとアレスは、
戦いの末に倒しますが、
殺すことはありませんでした。
さらに、
バイオリン奏者の女殺し屋にも、
致命傷を与えていないように見えます。
ジョンには、
できるだけ女性は殺さない
というルールがあるのかもしれません。
女殺し屋パーキンス
1作目「ジョン・ウィック」にて、
怪我を負ったジョンが、
コンチネンタルホテルで眠ろうとするシーン。
懸賞金狙いの女殺し屋パーキンスが、
非戦闘地域であるホテルの掟を破り、
無防備なジョンに襲い掛かります。
激しい戦いの末、
最終的にジョンが優勢に。
ジョンはパーキンスから、
ヴィゴの隠し資産のある場所を聞き出します。
殺し屋ハリーに預けた
情報を聞き出して用済みとなったパーキンスですが、
ジョンはパーキンスを生かします。
殴打して気を失わせた後、
隣室の殺し屋ハリーにパーキンスを預け、
自分はヴィゴの隠し財産の場所へ向かいました。
最終的にパーキンスは自分で拘束を解いて、
ハリーを殺害し脱出しました。
女殺し屋アレス
2作目「ジョン・ウィック:チャプター2」の
近代美術館のシーン。
サンティーノを追って、
美術館へ乗り込んだジョン。
サンティーノの手下たちを、
次々に倒し殺害します。
そして最後に、
サンティーノの忠実な部下である
女殺し屋アレスと一騎打ちになります。
致命傷を与えなかったジョン
アレスに攻められながらも、
結局ジョンが彼女を拘束します。
しかし、
胸の上をナイフで刺し、
動けない状態にしますが、
殺害には至りませんでした。
悔しそうな表情を浮かべるアレスは、
また会いましょう
と手話で話し、
ジョンも
いいとも
と手話で返しました。
バイオリン奏者の女殺し屋
2作目「ジョン・ウィック:チャプター2」で登場した
バイオリンの路上演奏者で殺し屋の女性。
サンティーノによるジョン暗殺の公示を受け、
街中の殺し屋がジョンの命を狙うシーンで、
バイオリン奏者の殺し屋も参戦。
ジョンに重傷を負わせますが、
最終的にジョンに体を掴まれ、
地面に叩きつけられます。
しかしこの時も、
ジョンは致命傷を与えていないように見えます。
少なくとも、
ナイフで胸をグサリ、
銃で頭をズドンのような
描写はありませんでした。
ちなみに、
この女暗殺者を演じているハイジ・マネーメーカーは、
監督チャド・スタエルスキーの奥さんで、
プロのスタントマンなんだそうです。
自分のファンは殺さないから?
3作目「ジョン・ウィック:パラベラム」の終盤、
聖域指定が解除され、
不殺の掟が無くなったホテルのシーン。
宿敵である殺し屋ゼロと、
その弟子ふたりが、
ジョンに戦いを挑みます。
このシーンは、
なぜ殺さないの?
と疑問の声が多く出ている場面です。
弟子ふたりは戦いながら、
会えて光栄だ
ミスター・ウィック
戦えて嬉しいよ
とジョンに敬意を表します。
殺し屋業界の中では
英雄的存在のジョン。
彼を慕うファンは多いようです。
この二人と死闘を繰り広げ、
最終的に勝利したジョンですが、
彼らを殺害することはありませんでした。
ジョンは、
また会おう
と言って、
その場を去るのでした。
殺さなかった明確な理由は明かされていませんが、
自分のファンに対しては、
寛容なのかもしれませんね。
ゼロは強敵だから殺した?
しかしその後、
ジョンは宿敵ゼロを殺害します。
ゼロもジョンのファンであることを公言していますので、
ファンは殺さない説
には矛盾が生じてしまいますね。
ゼロはファンであっても、
自分の脅威となる相手であると判断し、
殺すしかなかったのかもしれません。
弟子二人はまだ殺すほどではない相手
だったのでしょう。
まとめ
今回は、
ジョン・ウィックが
なぜ殺さない?
と思われるシーンについて
調べてみました。
女性や自分のファンを公言する相手には、
比較的寛容なことが伺えました。
300人もの人を殺しまくっているジョンですが、
このような「敢えて殺さない」シーンがあることで、
人間らしさを感じることができますね。