クリスマスの定番として愛され続けている「ホームアローン」。
しかし今から30年前の作品ということもあり、
すでに亡くなった方もいます。
この記事では、
「ホームアローン」の出演者で亡くなった
- ケビンの父親役ジョン・ハード
- マーリー役のロバーツ・ブロッサム
- ポルカバンドリーダー役のジョン・キャンディ
について調べてみました。
ホームアローン出演者で亡くなった人まとめ3人
1人目:ジョン・ハード(ケビンの父親役)

https://twitter.com/Lose_mitero/status/901339439548342274/photo/1
生年月日:1946年3月7日
没年月日:2017年7月21日(71歳没)
出生地:ワシントンD.C.
ケビンの父親のピーター・マカリスター。
マカリスター家の大黒柱として欠かせない存在でした。
ピーターを演じたのはジョン・ハードです。
2017年7月21日に亡くなっています。
71歳でした。
死因は心臓疾患

ジョンは亡くなる2日間の2017年7月19日に、
腰の手術を受けています。
この手術は命に影響を及ぼすようなものではなかったそうです。
手術後はホテルに滞在し療養していました。
ところが7月21日に、
息絶えている姿を従業員に発見され、
通報を受けて駆けつけた警官たちによって、
その場で死亡が確認されました。
死因は、
高血圧とアテローム性動脈硬化に伴う心臓疾患による心肺停止
とされています。
予期せぬ突然の死だったそうです。

https://www.cnn.co.jp/photo/l/774666.html
ジョンは亡くなる直前まで、
数本の公開作品が控えており、
製作中の新作も決まっていました。
まだ70代になったばかりだったジョン・ハード。
もっと渋い演技を見せてほしかったですね。
「ホームアローン」後も映画やテレビで活躍

https://www.allcinema.net/cinema/25436
「レナードの朝」
舞台俳優を経て1977年に映画デビューしたジョン・ハード。
「ホームアローン」で一躍人気になった後も、
ホーム・アローンの父親役として残りの俳優人生を終わらせたくない
と語り様々な役を演じてきました。
「ホームアローン」の後に公開された「レナードの朝」では、
主要キャストのカウフマン医師を好演し、
演技の幅を見せていました。

「プリズンブレイク」
その後は、
- 「CSI:マイアミ」
- 「プリズン・ブレイク」
- 「LAE&ORDER」
- 「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」
などドラマの活躍も多く、
海外ドラマファンにはおなじみの俳優かもしれません。
「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」では、
エミー賞にノミネートされています。
2人目:ロバーツ・ブロッサム(マーリー役)

https://twitter.com/bd_talisman/status/1459014891595984898/photo/1
生年月日:1924年3月25日
没年月日:2011年7月8日(87歳没)
出生地:コネチカット州ニューヘイブン
マカリスター家の隣に住む老人マーリー。
ケビンが怖れる怖い老人でしたが実は優しい人物でした。
最後にケビンを助ける重要人物でもありましたね。
彼を演じたロバーツ・ブロッサムは、
2011年7月8日に亡くなっています。
死因は老衰

ロバーツ・ブロッサムは
自然死(老衰)だったとされています。
カリフォルニア州のサンタモニカにある自宅にて
静かに息を引き取ったそうです。
ドラマや映画で活躍

出典元:Wikipedia
第二次世界大戦への出兵後に役者を志したロバーツは、
舞台を経て1950年代からドラマで活躍。
1960年代からは映画に出演し、
- スティーヴン・スピルバーグ
- クリント・イーストウッ
- ロバート・レッドフォード
などの名監督たちの作品に出演してきました。
「ホームアローン」出演後もコンスタントに映画に出ていましたが、
2000年代は出演映画もドラマも見つかりませんでした。
1999年に最後に映画出演された時は75歳でしたので、
その後はのんびり引退生活を楽しんだのかもしれませんね。
3人目:ジョン・キャンディ(バンドのリーダー役)

https://twitter.com/johnnydisney15/status/1492124804555575298/photo/1
生年月日:1950年10月31日
没年月日:1994年3月4日(43歳没)
出生地:カナダトロント
飛行機が満席で困っているケイトを、
バンドの車に同乗させてあげたポルカバンドリーダーのガス。
彼を演じたのはカナダの有名コメディアン、ジョン・キャンディです。
1991年に「ホームアローン」が公開された3年後の
1994年3月4日に亡くなっています。
43歳という若さでした。
死因は就寝中の心臓発作

ジョン・キャンディの死因は、
就寝中の心臓発作でした。
肥満体型だったことが影響しているのでは
という意見もあるようですが、
明確な情報は明かされていません。
しかし、今までダイエットに取り組んでいたことはあったようです。
コメディアン俳優として期待されていた

https://www.underwater-festival.com/ed00216/
1970年代にカナダのバラエティ番組で大ブレイクしたジョンは、
1980年代に入り映画界に進出。
スティーヴン・スピルバーグ監督の「1941」に出演するなど、
着々とキャリアを重ねていました。
「ホームアローン」では、
ポルカバンドリーダーをコミカルに演じていましたが、
なんとセリフのほとんどが彼の即興だったそうです。
たった1日しか撮影時間がない中で、
素晴らしいアドリブを見せたといいます。

https://twitter.com/doctortt1/status/1634565967551549447/photo/1
日本でもヒットした「クール・ランニング」(1993年)では、
チームのコーチ役を熱演しています。
遺作は1994年に制作された「ジョン・キャンディの大進撃」。
マイケル・ムーアが監督した作品です。
ホームアローン出演者で亡くなったと噂された人まとめ2人
マコーレー・カルキン(ケビン役)

https://twitter.com/Home_Alone_Kev/status/393821007104204800/photo/1
生年月日:1980年8月26日
年齢:43歳(2023年12月現在)
出生地:アメリカ合衆国ニューヨーク州
主人公ケビンを演じ大ブレイクした、
当時子役のマコーレー・カルキン。
世界一有名な子役としてギネスブック認定となるなど、
世界的大スターになりました。
ところが14歳以降、一気にオファーが減少。
両親の離婚トラブル騒動などもあり16歳で俳優業を休止。
20代前半には俳優復帰や音楽活動もしていましたが、
ぱっとしない時期が続き死亡説まで出るようになりました。
死亡説が噂される

- マリファナ所持で逮捕される
- 激やせした姿が目撃される
このような心配な状況が続く中、
- 2012年、ゴシップ誌 National Enquireが「重度のヘロイン中毒で余命半年」と報じる
- 2014年、「34歳で死亡」というフェイクニュースが流れる
このような死亡説が拡散しました。
もちろんマコーレー・カルキンは亡くなっていません。
フェイクニュース拡散の時には、
マコーレー・カルキン本人がSNSに、
ツアー中なんだよ、愚か者たちめ
のコメントとバンドの写真を投稿。
さらに2枚目では死んだふりをするマコーレーの姿がありました。
現在俳優として再ブレイクの予感のマコーレー・カルキン。
死亡説を吹き飛ばすような活躍を期待したいですね。

2021年グッチのファッションショーにて

ブレンダ・フリッカー(鳩おばさん役)

https://twitter.com/realnoiser/status/995457951442788353/photo/1
生年月日:1945年2月16日
年齢:78歳(2023年12月現在)
出生地:アイルランド・ダブリン
「ホームアローン2」に登場した鳩おばさん。
明らかに怖くて不気味な老女でしたが、
実は子供好きの心優しい女性でした。
彼女を演じたのはアイルランド出身の女優、
ブレンダ・フリッカーです。
彼女は現在78歳ですが、
死亡を心配する声が一部であるようです。
それは彼女が自己破産していたからです。
67歳で自己破産を告白

1989年に「マイ・レフトフット」でアカデミー助演女優賞を受賞するなど、
イギリス映画やアイルランド映画で活躍していたブレンダ。
「ホームアローン2」ではホームレスの老女役でしたが、
実は当時の年齢は47歳。
その後も数多くの映画に出演し活躍しました。
ところが2012年67歳の時に、
番組のインタビューで自己破産したことを告白。
- うつ病になりセラピーに通っている
- 貯金を切り崩して生活している
このような状況を明かしています。
屋根があって、
犬とわたしが食べていけるならそれで満足だわ
と話していたといいます。
彼女は現在もひとり寂しく生活しているそうです。
もしかしたら鳩おばさんに近い生活をしているのかもしれませんね。





まとめ
今回は「ホームアローン」の出演者の中で、
亡くなった方3人について調べてきました。
ジョン・ハードとジョン・キャンディは
突然の死だったことがわかりました。
しかし死亡説が噂されたマコーレー・カルキンは
健在とのことで安心しましたね。
自己破産を告白したブレンダ・フリッカーについては、
鳩おばさんのような生活にはならないことを祈っています。